安倍元総理銃撃、岸田総理襲撃事件などをうけ要人警護のあり方が論議されてから日はまだ浅い。
今回の国会での前代未聞の出来事は笑い話では済まされない。
額賀氏が天皇陛下の方へ歩みを始めた時点で、彼が「テロリストではない」と100%判断できるのか。彼自身の思想とは関係なく、テロ組織の「実行犯」に仕立てられる可能性はゼロではない。自爆テロ犯の多くが家族の命と引き換えに犯行に及んでいることは周知のことである。
額賀氏が何らかの脅迫を受けていたとしても不思議ではありません。にも拘わらず、最終的に陛下の目前まで接近を許す形になったのは、警護の点でいかがなのでしょう。たとえミスであっても、壇上に歩みを始めた時点で警護の者が「阻止」すべき案件です。「まさか、議長が・・・」などという思い込みは許されないでしょう。