いしもち通信

お魚大好き人間の情報交換。旅先の思い出情報交換。
サーバー管理。学校でのAccess利用。PC関連情報。
社会問題。

ドリル学習ソフト8

2021-03-24 08:44:38 | Weblog

今回のシステム変更に伴い、ユーザーによる「解答シナリオ」作成にはいろいろな注意が必要になってきます。
それは、出題パターンが
1.通常の選択問題で、(1)テキストによる出題、(2)画像による出題
2.正誤判断問題で、上記の(1)(2)で、さらに「〇」「×」(運用で「〇」のみでも可)
3.単なるプレゼン(説明)画面

が混在することになります。
解答シナリオが正しくないと、問題表示ができません。もちろん、事前にチェックしてから使用することは当然ですがミスはつきものです。チェックが楽にできればそれに越したことはありません。

そこで、あくまでも「補助的機能」としての「シナリオチェック機能」を実装しようと思います。システムの中に組み込みか、ユーティリティーとして独立させるかは思案中です。

このチェック機能ですべてのミスが防げるわけではありません。確認作業の労力を軽減するのが目的です。
チェックの結果を次のような形式で出力する予定です。
1.ステージ数の表示
2.各ステージのステータス

例えば、5ステージのつもりで作成したものが、「5」と表示されなければ、区切り文字「終(現状)」の位置が間違っている(少ないか多い)ことになります。少ない場合は、「ステータスが不正」となり、多い場合は「空のステージ」が存在することになります。

また、通常の選択問題のつもりで作成したものが、「正誤問題」などとステータス表示されれば、キーワードにミスがあることになります。

画像問題かテキスト問題かの判断は、一番困難です。ユーザーがどのようなミスをするかは予測不能です。
画像ファイル指定は現状では「最初の1行に拡張子.pngを含め10文字、最初の3文字がimg」としています。
そこで、最初の10文字を単純に出力して、見た目でユーザーに判断してもらうようにしようと思います。
文字数が間違っていれば、「img***.png」が正しく表示されません。拡張子のミス等も発見できます。
また、普通のテキスト文であればテキスト問題と判断できます。

あまり、細かい制限はしたくないので、まだまだ仕様を固める段階ではありません。いろいろ意見を聞いてからの判断となりそうです。

 

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ドリル学習ソフト7

2021-03-20 09:41:54 | Weblog

システムの概略説明は前回までに述べたとおりです。今回は応用編です。
例えば、正誤問題の応用として「正しい図を選ぶ問題」です。下のような画像問題を作成すれば可能です。

次に、ドリルだけではなく、プレゼン画面(説明だけ)としても利用可能です。
説明したい内容を含む画像またはテキストを用意し、解答シナリオは
!s5
選択肢・・・
ae
の部分をなくします。するとシステムがプレゼン画面と判断します。

基本事項の説明をし、次のステージで確認問題を出す、というような使い方も可能になります。
プレゼン画面のステージの最後には
「確認したら、次のステージに進んでください」のようなメッセージを入れておくとよいでしょう。

 

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ドリル学習ソフト6

2021-03-18 20:29:40 | Weblog

選択問題だけではなく、正誤問題にも対応して欲しいという要望がありました。
4~6つの文章から、「正しい内容」を選ぶ、または「誤った内容」を選ぶような問題ということです。

解答シナリオを間違いなく作成してもらえるなら対応は可能です。キーワードは英語問題のことも考えて、あり得ない文字列で指定するようにします。

例えば、通常の選択問題であれば

問題文または画像指定
!s5
選択肢・・・・・・
ae

「正しい内容」を選ぶ問題なら、テキスト問題の場合

誤った文章1
正しい文章
誤った文章2
誤った文章3
!m4
0,〇,0,0
ae

「誤った内容」を選ぶ問題なら
正しい文章1
正しい文章2
正しい文章3
誤った文章
正しい文章4
!b5
0,0,0,×,0
ae

のような解答シナリオを考えます。
該当のものを選ぶということで、〇を付けるなら、2つのパターンだけでも可能です。
誤った文に、×をつけるという視覚的なこだわりをもつなら、両方を使い分けたらよいでしょう。

画面例を示します。当然、選択肢は表示されません。該当する番号のラジオボタンをクリックすれば回答欄に〇または×がはいります。もちろん1つしか選べません。

テキストもんだいについては、改行なしの文章でも8行程度は表示可能です。長文問題は想定していませんが、スクロールバーは配置しておきます。コードの提示は後回しですが、意外と面倒でした。

システムの機能について0、は概ね決定したので、細部の調整と例外処理等を実装します。

 

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ドリル学習ソフト5

2021-03-17 09:11:03 | Weblog

テキスト問題の例を示してみます。

テキストエリアにはpaddingを設定しているので、それなりに見やすく表示されます。

さて、今更ではありますが出題にはそれなりの配慮が必要です。基本事項の確認問題であれば問題数と選択肢の数が同じでもよいかもしれません。しかし、実際の試験問題ではそれはあり得ません。
このような当たり前のことすら、守られていない試験問題を多く見かけます。
教員のレベルの問題か学校としてのチェック機能が働いていないのかわかりませんが、子どもたちのためになりません。

このテキスト問題は、問題数5に対して選択肢は6なので、一見すると問題がないように思えます。
しかし、勘のいい生徒なら④は漢字名に決まっていると分かるので、答は知らなくても正解できます。
そのことだけに限れば、選択肢を増やすか、①~③の1つは最低でも漢字名が答えとなる問題にすべきです。
たかがドリル学習、されどドリル学習です。問題をただ羅列すればよいというものではありません。

 

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ドリル学習ソフト4

2021-03-16 11:30:57 | Weblog

プログラム的には、ほぼ移植が完了しました。改めて画面サンプルを示します。
暫定的なものですから前回示したものから変更している部分もあります。(今後も同様です)

画像問題を利用できるので、このような問題も出題可能となりました。

1ステージの問題数は最大で5なので、7~8行の範囲内ならおよその問題は網羅できるものと思われます。
テキストも同様です。500×200(ピクセル)としてあります。(現状)この範囲内なら表示されます。

正解時は、画像と一言メッセージ(現状3文字)をランダム表示させています。

試しに国語の問題を作成してみました。縦書き問題を画面用に加工するのは確かに大変かもしれません。
しかし、国語らしく縦書き問題を表示できるメリットは大きいように感じます。

実際に使うかどうかはユーザー判断です。

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ドリル学習ソフト3

2021-03-11 19:19:08 | Weblog

さて、詳細設計はさておき、システムの概要を見ておきます。

問題エリアには、テキストまたは画像による問題が表示されます。
この例では、問題数が5問、選択肢が8個のパターンです。解答シナリオに書かれた、正解文字列およびその他の文字列がランダムに表示されています。回答欄のラジオボタンを選らび、選択肢をダブルクリックすると回答欄に選んだ選択肢が入ります。

その後、判定ボタンをクリックすると、正解には果物の画像が表示されます。画像はたくさん用意しランダムに表示されるようにします。

補足説明として、LoadFileボタンは「問題読み込み時」、stageボタンは「リストからステージを選択し問題を表示させます」画面例は、ステージ1です。

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ドリル学習ソフト2

2021-03-10 16:22:41 | Weblog

初期バージョンは、N88-日本語BASIC、その後VisualBasic、C#、AccessVBAへと移植し、活用をしてきました。
今回の改良(?)は、画像問題に限定するだけなので、プログラム的にはすぐ完成します。しかし、それでは能がないので別の言語への移植をしながら、新たなことに挑戦しようと思います。

選んだ言語は、Pythonです。それなりに人気があるようです。3日程で主要部分は移植できました。
細部のチェックはこれからです。

と思っていたら、国語の先生から厳しい指摘を受けました。
それは、国語の場合、過去の資産と言っても「基本的に縦書きなので、PCの画面に収めようとすると加工が大変」というものです。漢字や言葉の意味だけなら、テキストで打ち直した方が早いというのです。

もっともなことです。理科はもちろん英語や地歴の先生も概ね歓迎の様子だったので、予定外と言えば予定外です。

テキストと画像の併用にせざるを得ないのであろうか、併用と言っても既存のものは、「テキスト+画像を脇に表示」というパターンなので、今回はそのままにはできない。「問題エリア」は1つで、そこに「画像」か「テキスト」どちらかというパターンにする必要があります。ユーザー作成の解答シナリオにも工夫が必要になります。

小生の能力の問題もあり、ユーザーに最大限協力してもらうようにして、できるだけシンプルにプログラムできるようにしたいと思います。まあ、考えてみれば、画像の問題とテキストの問題が混在できるようにしたほうが現実的なのかもしれません。

シナリオは協力してもらいましょう。
考えられることは、
「画像ファイル名は統一してもらう」
「テキスト問題の場合は、指定のキーワードを使ってもらう」

でしょうか。詳細はこれから考えます。

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コロナ禍で息を吹き返したドリル学習ソフト

2021-03-06 10:59:01 | Weblog

かつて、PCによるドリル学習ソフトが流行った時期がありました。
「先生の代わりに問題を出すだけか」などと批判もありましたが、一定の需要があったのも事実です。
しかし、コロナ禍でリモート授業や課題学習が避けられない現在、たかが「ドリル学習ソフト」と侮るなかれ。
一定の効果は期待できるようである。

さて、このような昨今の状況を踏まえ、かつて公開した学習システム「Toidasu」の改良版を作成しようと思います。
初期バージョンはPC8801の時代ですから、画像(理科などでは必要性が高いが)を自分で用意するにはハードルが高いこともあり、「テキストベース」の問題を主として、画像も併用できる仕様でした。しかし、現在では「画像」を誰でも簡単に用意できるようになりました。また、蓄積された「テキストベース」の問題を画像に変換することも簡単にできるようになりました。

そこで、今回の改良版では「テキスト」は廃止し、「画像ベース」の問題に限定することにしました。システム用に問題テキストを再成形する必要もなく、過去の資産を活かせると思います。

従って、ユーザーが用意するものは、「問題画像」と「解答シナリオ」だけです。

次ような、テキストファイルを作成することになります。

------ここから----
画像ファイル名
as5
選択肢1、選択肢2、選択肢3、選択肢4、選択肢5、選択肢5、選択肢6、選択肢7、選択肢8
ae

-------ここまで-----

これで、1問分の指定となります。この繰り返して何問でも出題できます。
漢字ドリルの例を示します。

これ用のテキストは
漢字練習1.png
as3
陳,鎮,珍,沈,賃,鎮,枕,朕
ae
終 

となります。(画像は、jpegなどでも可)

as3・・・AnswerStartの意味、問題数は3という意味
陳,鎮,珍,沈,賃,鎮,枕,朕・・・画面に表示される選択肢(最大8個まで指定)、最初に正解を順番に書く。
表示はシステムがランダムに並べ替えます。
ae…AnswerEndの意味
終…ここで問題の終わり(区切り)の意味

過去のバージョンでは、問題文もテキスト入力する必要がありました。今回は、すでにある問題文を画像にすればよいです。写真にしてもよいし、キャプチャソフトも利用可能です。

次回より、具体的な内容について説明します。

 

 

 

 

 

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