達成感も疲労感も感じ得なかったのは、無駄に装備されている体力の所為に違いない。思い出したように飛び出して行った彼は、飛び出して行った勢いそのままに、此処に戻って来た。 . . . 本文を読む
自分の知覚の及ぶ処、または全く及ばない処。中間地帯に居てはいけない。自分の知覚や、常識や規範が及ぶ処に安住してしまう、これを恐れている。ワケノワカリスギルトコロと、ワケノワカラナイトコロをダッシュで往復する毎日が望ましい。軌道なんて何処にもないんだ。見えないものは、信用しない。 . . . 本文を読む