書き付けて、読む。

2008-06-16 01:09:24 | AROUND THE N818
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 僕は、詩人というキーワードの外で生きてきたんだけれど、では…!「何をもって詩人か?」って、ことには精通している自負がある。何故か?

 拾うTaxiが、大体…詩人。そんな、簡単な理由なんだと思う。

 詩的な生き方に触れる機会が、異様に多い気がする。

 その道が、どんな道かは知らないけど、白石かずこさんに会って、正確に言えば、見て、その道のプロを感じた。またしても、教訓は生まれなかったけど、僕の場合、それでちょうどいいんだと思う。

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 僕らは、宙に舞う言葉を拾うことができる。不幸にも、そんな透明な空間からイメージを増幅させ、あたかも共有することができる。そこに信頼を置くか、否か、は自由だ。寄りかかっても、寄りかからなくてもどちらでもいい。受け入れても、受け入れなくても…、それはきっと体力に関係している。極端な話、体力を持て余していて、暇なやつは、感動する。大抵の場合、仕組みの話。

 発した言葉は、発しただけのエネルギーをもって突き進む。一直線に、突き進む。何だか、悪いテンションで。ノリで。放って置けば探査機のように、永久に近い状態で突き進むのだと予測される。


 そんな中で、何所かで引っかかる時がある。言葉というものが、やっぱり引力を持っているから。だから、引っかかるってのは適切じゃないな。掠るって感じかな。ピンボールみたいな感じ。「ガツガツ、ガツッーン!  う~ん、ガツッ!?」って、感じ。周りを、巻き込んで行く感じ。知らないということを、多くに提示し、混乱させる。そういった引力か技法かわからないけど、そんなことをを感じた。実際、言葉自体には、何も感じなかった。

 意識的にではなく、だからと言って無意識ではないんだけれど、湧き上がる言葉を、書き付け、それこそ時には音読する。そういった、作業をストレスなくできるのなら、そこからが表現なんだろう。詩人としての。混乱させるために。

 混乱させるために、あるのかもしれない。

 詩人が言葉を操る人たちなら、感激はしなかっただろう。言葉を操らずに、むしろ人生を曝け出しているから、僕はびっくりした。表現されていない、何か生々しい臭いが、言い換えれば臭いだけが!!臭いのみ!!が、
 

 僕を、刺激した。




 「分からないって、…素晴らしい!!」…って、思い直したんだった。




 …書き直そう。

 


 

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