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ニッポン柔道、屈辱の日

2013年09月03日 08時00分00秒 | スポーツ
 ニッポン柔道にとって、9月1日は屈辱の日となった。

 ブラジル・リオデジャネイロでの世界柔道。男女のメダル数は2009年の
ロッテルダム大会と並ぶ史上最少タイの7個。しかも年初に暴力問題が発覚した
女子は1991年のバルセロナたいかいいらいの金メダルゼロに終わった。

 暴力問題の発覚後から噴出した不祥事。会長引責辞任にまで及んだ
日本協会全体の問題の影響があったのかどうかはともかく、
お家芸がいままさに泣いているといってもいいだろう。

 メダル数は男子が金3、銅1、女子が銀1、銅2.男子の金2がまだ救いだが、
それも重量級はなし。いくら体力で劣る日本といっても、それは言い訳にはならない。

 やはり「柔よく剛を制す」の講道館の教えをまもってこそ、ニッポン柔道である・
どのように巻き返すか。新会長のもと、まずはしっかりとした協会自体の組織改革が
一番ではなかろうか。

 組織がしっかりしてこそ、強化方針もしっかりするし、立て直しもできるはずだ。

 今回の結果を踏まえて、柔道界全体で猛省し、捲土重来を期してもらいたい。
それなくしては柔道界だけでなく、日本全体が泣いてしまう。
新会長ら新執行部の手腕を期待したい。