サッカーJ1が2015年からポストシーズン制に変更することが
17日の理事会で決まった。試合会場などでサポーターが反対していた声は
届かなかった。
Jリーグは観客数や放送権料の減少などに歯止めをかけ、人気低迷を打開するため
改革が必要と大会方式の変更を検討してきた。
2015年から導入するポストシーズンは、第1ステージの1位と第2ステージの
2位、第2ステージの1位と第2ステージの2位が戦い、勝者同士が対戦する。
ここまでをスーパーステージと位置づけ、この勝者が年間勝ち点1位のクラブと
チャンピオンシップで対決、優勝を決める。
第1ステージ、第2ステージのスーパーステージで、上位2クラブに年間勝ち点
1位クラブが含まれる場合や対象クラブが重複するケースのスーパーステージの方式は
引き続き検討する。
J1は創設した1993年から2004年まで(1996年は除く)
前後期制を採用してきた。各ステージの優勝クラブが年間優勝を争う
チャンピオンシップを戦ってきたが、同一クラブの場合は実施されてこなかった。
今回のポストシーズン制変更は、平均入場者数が2008年を境に下降線をたどり、
地上波テレビでの試合中継が減り、クラブの収入の伸び悩み、さらには主力選手の
欧州を中心とした国外流出が止まらないという危機感があった。
また、世界の主要国のシーズンに歩調を合わせ、代表の試合をやりやすくする
狙いもある。しかし、欧州はシーズン開幕を変える案も検討されているようだ。
その場合はどうするのか。変更までにそうした状況がかわらなければいいが…。
いずれにしろ、今回の変更は、チャンピオンシップなどで盛り上がりを増やし、
集客の回復、放映権料の増収につなぎたいのが狙いのようだ。クラブによっては
異論もあったが、とりあえず決めた。
本当に盛り上がるか、それとも今の状況が続くか。Jリーグ、各クラブの
取り組み方が問われるだろう。
17日の理事会で決まった。試合会場などでサポーターが反対していた声は
届かなかった。
Jリーグは観客数や放送権料の減少などに歯止めをかけ、人気低迷を打開するため
改革が必要と大会方式の変更を検討してきた。
2015年から導入するポストシーズンは、第1ステージの1位と第2ステージの
2位、第2ステージの1位と第2ステージの2位が戦い、勝者同士が対戦する。
ここまでをスーパーステージと位置づけ、この勝者が年間勝ち点1位のクラブと
チャンピオンシップで対決、優勝を決める。
第1ステージ、第2ステージのスーパーステージで、上位2クラブに年間勝ち点
1位クラブが含まれる場合や対象クラブが重複するケースのスーパーステージの方式は
引き続き検討する。
J1は創設した1993年から2004年まで(1996年は除く)
前後期制を採用してきた。各ステージの優勝クラブが年間優勝を争う
チャンピオンシップを戦ってきたが、同一クラブの場合は実施されてこなかった。
今回のポストシーズン制変更は、平均入場者数が2008年を境に下降線をたどり、
地上波テレビでの試合中継が減り、クラブの収入の伸び悩み、さらには主力選手の
欧州を中心とした国外流出が止まらないという危機感があった。
また、世界の主要国のシーズンに歩調を合わせ、代表の試合をやりやすくする
狙いもある。しかし、欧州はシーズン開幕を変える案も検討されているようだ。
その場合はどうするのか。変更までにそうした状況がかわらなければいいが…。
いずれにしろ、今回の変更は、チャンピオンシップなどで盛り上がりを増やし、
集客の回復、放映権料の増収につなぎたいのが狙いのようだ。クラブによっては
異論もあったが、とりあえず決めた。
本当に盛り上がるか、それとも今の状況が続くか。Jリーグ、各クラブの
取り組み方が問われるだろう。