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バッハ新会長は野球・ソフトに興味・

2013年09月12日 08時00分00秒 | スポーツ
 国際オリンピック委員会(IOC)は10日の総会最終日に、ジャック・ロゲ会長の
任期満了に伴う新会長選挙を行い、本命視されていた副会長で弁護士のトーマス・バッハ氏(ドイツ)を選んだ。

 新会長選挙にはバッハ氏のほか、実業家のセルミヤン・ウン副会長(シンガポール)、陸上競技の棒高跳び
世界記録保持者で理事のセルゲイ・ブブカ氏(ウクライナ)、理事で建築家の呉経国氏(台湾)、銀行家の
リチャード・キャリオン委員(プエルトリコ)、元ボート選手としてでオリンピックに出場した
デニス・オズワルド委員(スイス)の5人が名乗りを挙げていた。

 この6人で争われた新会長選挙は、開催地を決める方式と同じように過半数を獲得するまで行われ、
約100人の委員が投票に参加した。2回目でバッハ氏が49票を獲得した。

 新会長の1期目の任期は8年。2020年東京オリンピックの翌年までだ。

 第9代の新会長に選ばれたバッハ氏は59歳。1976年のモントリオールオリンピック
フェンシング男子団体の金メダリスト。金メダリストの会長は初めて。ドイツオリンピック委員会の
会長でもある。

 ロゲ前会長は夏季五輪の実施競技は28を上限としたが、バッハ氏は柔軟さを主張しており、
できるだけ早く全委員で協議をしたいと就任演説で話した。これにより先の実施競技争いで
レスリングに敗れた野球・ソフトボールが東京では復帰の可能性も浮上してきた。日本にとっては
何よりの朗報になるかもしれない

 果たしてバッハ新会長が新体制下でどのような手腕を発揮するか、世界のスポーツ界から
注目が集まっている。

 なお、前のロゲ会長は名誉委員になる。お疲れさんでした。