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世界の王超えたバレンティン

2013年09月17日 08時00分00秒 | スポーツ
 プロ野球・ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が15日、
ついに56本塁打を放ち、プロ野球最多記録を更新した。
思わずバンザイを叫びたいほど興奮を覚えた。

 「世界の王」王貞治さんら3人が持つプロ野球最多タイのシーズン55号を
11日の広島戦で大竹から放ち「王超え」は時間の問題とされていたが、
やはり怪力バレンティンも人間だったようで、ここまで3試合快音は聞かれなかった。

 そして15日、中日戦の1回、榎田から豪快な一発を左中間に運んだ。
打った瞬間、おなじみのポーズ、両手を高々と上げたバレンティン。スタンドに
突き刺さり打球を見定めた後、笑顔満開でダイヤモンドを一周した。

 これでプレッシャーから解き放たれたのだろう。続く3回にも左へ運び、
2打席連続アーチ。57号と記録を伸ばした。

 バレンティンはカリブ海に浮かぶオランダ領キュラソー島の出身。
ヤクルト入団3年目で、1、2年目はいずれも31本で本塁打王になっている。

 今シーズンは開幕前に左足を痛めたが、そんなことはお構いなしとばかりに
本塁打を量産し続け、プロ野球記録を塗り替えた。
ペースで言えば、ほぼ2試合に1本の計算という。

 「聖域」を破ったバレンティン。これからどこまで記録を伸ばすのだろうか。
あの風貌、あの怪力…神宮のファンにとってはたまらない魅力だろうし、
こちらはうらやしい気持ちでいっぱいだ。

 ところで、怪力と言えば、楽天のマー君もすごい。と言うか、あ然とさせられる。
無敗の21連勝、開幕からの21連勝、シーズンをまたいでの25連勝。
投手の連勝記録を一気に3つも塗り替えた。
 
 また、シーズンをまたいだ大リーグ記録の25連勝も超えた。
マー君の右腕はどこまでうなり続けるのか、次のマウンドが楽しみだ。