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東京五輪の波及効果

2013年09月23日 08時55分40秒 | スポーツ

 2020東京オリンピックが決まったが、波及効果が徐々に表れている。

 その一つとして日本オリンピック委員会(JOC)が運営している

エリートアカデミーの競技数が増えそうだ。

 

 エリートアカデミーはJOCの強化育成プログラムとして2008年4月に

始まり、トップアスリートに必要な「競技力」「知的能力」「生活力」の

向上を目的としている。対象は中学1年から高校3年までで、

2013年はレスリング14人、卓球19人、フェンシング11人が在籍している。

 

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点に、

近隣の学校に通いながら、一貫指導システムで強化に励む。

2011年、レスリングの世界ジュニア選手権で女子55㌔級で金メダルの

村田夏南子は2期生。強化が実った証明だ。今は卓球の天才少女と言われる

平野美宇や石川佳純の妹、梨良らが在籍し練習に励んでいる。

 

 そうしたアカデミーを2020年の東京オリンピックに備えて競技数を

現在の3競技から2桁に増やそうということを橋本聖子選手強化本部長が

明かしたもの。

 

 今後、具体的な競技数などは検討されるが、東京でのメダル獲得に

本腰を入れる構えだ。