自由という目的地へ

それはどこにあるのだろう
多くの血を流したどり着く地か
それとも
悟りの果ての 神の胸の中か

つじつま合わせに生まれた僕等 / amazarashi

2018年05月31日 | Music 音楽



つじつま合わせに生まれた僕等 / amazarashi






この歌に出てくる

悪い人たちに 大切なものを
全て奪われ 涙を流す母親も

戦場の前線に送られていく
かつて 歌を歌っていた少年たちも

駅前の雑踏を 赤く染めた
ナイフを持った少年も

自分の心のどこかに
確実に 棲息している


この
どうしようもない世界に

真面目に向き合い

長い葛藤の果て

最後に
愛するという答えに たどり着く

この詩を歌う青年もまた
自分の中に しっかりと存在している


だから

涙が止まらなくなった







amazarashi 『自虐家のアリー』





この曲は

震災の津波で
傷つかれた人々のことを歌っていると

あの時 こうしていればと
自分を責め続ける痛みを歌っていると

僕は勝手に解釈してから
Amazarashiに はまり始めた

でも この曲は
どうやら虐待される児童のことを
歌っている様だ


いずれにしろ
他の痛みを 自分の痛みとし

その傷ついた人と
共に立ち続けるスピリットに

深い闇に
射し込もうとする光を

救いを 感じる







amazarashi 『季節は次々死んでいく』 ”Seasons die one after another” “東京喰種トーキョーグール√A”ED




ー シリウス、ベガ、アルタイル、ティコの星
殺すことでしか生きられないぼくらは
星巡りの唄をうたいながら泣いてる

殺すことでしか生きられないぼくらは
生きていることを苦しんでいるが、しかし
生きる喜びという
不確かだがあたたかいものに
惑わされつづけ、今も生きてる

きのこ帝国 夜鷹 より






AWA選曲リスト

「熱い血 / amazarashi」by Nomad poe
https://s.awa.fm/playlist/2rbvhxrqwreg7cw4in3swiqcay/



「この世界をぶち壊したくなる衝動」by Nomad poe
https://s.awa.fm/playlist/vsm2cfdk5vaepcvmov6k5kbqou/














Arcade Fire

2014年10月13日 | Music 音楽



Arcade Fire  ・・・  カナダ インディーズのバンド





Arcade Fire - Wake Up - 2005/08/25






誰も いなくても

たとえ 一人きりでも



愛は 傍にいる



神は 

冷たいこころの僕たちさえ 

愛している



そして

いなくなった君は

僕の 中にいる



いなくなった僕は

君の 中にいる




だけども 本当は


最初から

僕も 君も


存在していない




Arcade Fire - No Cars Go - 2005/08/25






問題を 

他人のせいにするのは 

終わりにする



すべては

自分のこころの 中から

はじまっている



痛みと 恐怖は

自分のこころに 棲息している



しずかに 赦せばいい





The Arcade Fire - Rebellion (Lies) Much Music Awards






長い間 奪われていた

自由を 取り戻す



重い 執着は

天使の手に 手渡す




執着が抜けた 深い空洞


執着の 代わりに

神の愛で 満たしていく





Arcade Fire presents Sprawl II (Mountains Beyond Mountains)






いつも

幸福でいる


闇ではなく



いつも

神の愛と いることを

選択する



        ノマド







  

  

Some Children See Him    ジョージ・ウィンストン

2013年04月28日 | Music 音楽
遠くから やってきた 

災いは


長い 時間を かけて

赦され

僕の胸へ 帰る




Some Children See Him - Solo Pianist George Winston - from DECEMBER






彼らは 

僕の胸から 生まれ


僕の胸へ 帰ってきたことを 


理解する

 



George Winston, Summer - Where Are You Now







彼らの 帰った 場所からは

やがて

かわいい 小さな

花が 咲く






George Winston, Summer - Goodbye Montana - Part 2







その姿を 見届けるたび

僕は また ひとつ

幸福に 包まれ


少しずつ

花と 同化していった








 





 

休日のJAZZ 光と闇 

2011年06月14日 | Music 音楽
        


                   
         



  私は かつて

  拠り所を求め 

  世界中を 探求してみたけれども

  グラグラ 振動せず

  移ろいゆくことのない

  安らかな ところなど

  どこにも 

  見つからなかった

            仏陀





以前 
仕事で思い悩む日々があった

JAZZは 
その昔 奴隷であった 
黒人たちが 

「黒人霊歌」から発展させたと 
勝手に思っている

つらく 悲しい日々の休日

痛み 闇を 受けとめ

そこから 

光に向かうまでの 
道のり・・






Mal Waldron - Left Alone
Left Alone - Mal Waldron




Mal Waldron - All Alone   Piano Solo
Mal Waldron "All Alone" Piano Solo




COLEMAN HAWKINS -  Body and soul
COLEMAN HAWKINS Body and soul


 





その痛み 闇は

私の業 こころから
来た者だけど

JAZZという 音を通じて

私は

「受け止める」

「許す」

そういう 作業を していたのだと
  
今 振り返ると
感じるのです


私の 心の中の「許し」が 
しずかに 終わるころ

この宇宙
この不安定な 無常の世界に

象徴化された その闇も

いつの間にか

霧が消えるように

無くなっていることに 気づく



バードランドの子守歌(訳詞付)/サラ・ボーン