アッシジの聖フランシスコ という
美しい夢を 見ていた
St. Francis Prayer - Brother Sun, Sister Moon
映画「ブラザーサン シスタームーン」
ー 平和の祈り
主よ わたしを あなたの
平和の道具に してください
憎しみのあるところに
愛を
悪のあるところに
赦しを
不和のあるところに
和解を
誤りのあるところに
真実を
疑いのあるところに
信仰を
絶望のあるところに
希望を
闇の支配するところに
光を
悲しみのあるところに
喜びを もたらすこ人に してください
主よ
慰められるよりも
慰めることを
理解されることよりも
理解することを
愛されるよりも
愛することを
求めさせてください
なぜなら
人は 与えることによって
与えられ
自分を 忘れることによって
自らを見いだし
赦すことによって 自らも赦され
死ぬことによって 永遠の いのちに
生きるものだからです
アッシジの聖フランシスコ
裕福な家に育った 放蕩息子は
騎士として 戦いに参加した後 病となり
深い心の闇の中を さ迷い続ける
やがて 家を捨て
その場に着ていた 服にいたる
全ての「物」「金」「地位」「繋がり」を
手放し
祈りと清貧
そして
神の愛に生きた 聖人となった
当時 不治の伝染病として
恐れられた ハンセン氏病
患者は
伝染の恐怖の対象として
社会から見捨てられ 隔離された
そんな 彼らの
崩れていく 肉を洗い
微笑みを向け 励まし
命をつなぐ支えとなることを日課とした
十字軍という
大きな戦のうねりの中で
戦いを 終わらせるために
イスラムの将軍である サルタンに
命を捨てて 会いに行き
神の愛と 平和を訴えた
普通に考えれば
すぐに殺されているところだが
フランシスコの説法に
感動してしまった サルタンは
彼に護衛をつけて 十字軍の陣地まで
丁重に 送り返したという
小鳥や 狼にさえ 語りかけ
自然を 兄弟として生きた
神の声を聞き
壊れかけた教会の修復に
一人 石を積む
その しずかな
一歩一歩の 歩みは
神の祝福に 満ちている
彼は
この世界は
自我が創り出している 幻想だという
知識も認識も 持たなっかったが
神という愛を 知り
神という愛に 生きた
聖フランシスコの生涯を描いた映画「ブラザーサン シスタームーン」
高校生の頃に 何気なく録画したこの映画は
自分の人生に大きく影響した
当時の社会から 排斥された
ハンセン氏病の人たちに関わるシーンは
自分の方向を決定させた
1994 ユニセフの国際絵本画家最優秀賞に選ばれた「フランチェスコ」 はらだたけひこ
はじめて 教会というものに 北海道の観光で訪れた時に
強いインスピレーションをビシビシと感じていた
「お帰りなさい!」という 歓喜と祝福 ・・(?)
自分は キリスト教に 以前にも関わっていることに
確信を持った
この絵本はそこで 販売されていた
アッシジのフランチェスコ - Wikipedia
自由という目的地へ/ティクナットハン 関連動画(1)
自由という目的地へ/ティクナットハン 関連動画(2)
ヨーロッパの人々の間では
ベトナム戦争で 「行動する仏教」という組織を作り
人々のために活動した禅僧 ティクナットハンを
聖フランシスコの生まれ変わりだと言う人も多いという
以前から その二人の聖人に 影響を受けていたが
後で その話しを聞き 少し驚いた
(驚いたと言えば
フランシスコの命日が 自分の誕生日と
偶然にも 同じだったことを 今日知り 驚いた)
そんなことも含め
彼との関わりも
全て 自分の意識の造りだした
この世界という 幻想の中の出来事ではあるが
僕にとっても 多くの兄弟にとっても
アッシジの聖フランシスコという夢は
悲しく辛い夢の 続く中で
神への光へ導く
美しい 夢であった
ふと、そんな思いさせてくれました。
素敵な言葉が、まだ間に合うと思わせてくれます!
この世界の どんな苦難
戦争や震災や
体が滅んでいく瞬間にさえ
神に 戻ることはできる
神に 戻る選択はできる
そう信じます。
いつ 神という
純粋無垢な愛に 戻るのか
それぞれの時間で
戻っていくのだと・・
ありがとうございます。