1980年代半ばごろハマりにハマっていたYMO その時代には、まだCDはそんなに普及しておらずCDプレーヤーは高根の花。もっぱらカセットテープが主流だった。
そんな時代に購入していたカセットブックのタイトル2本
・坂本龍一『AVEC PIANO』
戦メリの世界を教授自らピアノを奏でるカセットブック。後日「Japan」「Coda」の2曲を追加して LP、CD化されている。
・スネークマンショー「核シェルターブック」
『実録盗聴エディ』『お茶の間の見た夢』 など当時話題となった今聴いても爆笑ネタ満載のスネークマンショー
ずっと眠っていたお宝カセットテープを再生したい!
そこで、メルカリで手頃な価格でカセットテープを再生できる機種を物色することに。
そして、入手したのが2000年に発売のソニープレスマン「TCS-100」
※ちなみにソニーは「カセットレコーダー」と言わず「カセットコーダー(Casset Corder)」と、呼称するこだわりがあったようだ。
整備済みで¥4,000で入手(動作保証付き)(発売当時価格¥24,000)
この機種、何気に凄くて音声の記録などに特化したビジネス用途向けらしく長時間録音可能のオートリバース録再、録音時間を2倍に出来る機能、再生時の聴取りを目的とした無段階のスピードコントロール機能、VOR(音声自動録音)、イージーサーチ機能(無音部分を検知し自動再生)、再生しながら早送り巻き戻しが出来るキュー・レビュー機能など搭載していて、フルロジックコントロールで、リモコン操作可能
電源は、単4電池並列2本で1.5V駆動…。至れり尽くせりの機能満載
ウォークマンで培った当時のソニーの粋を集めた機種でもある。
無段階のスピードコントロール機能搭載
必要な情報を液晶画面に集中
この小型な機種で録再オートリバース機能搭載 録再ヘッドの両脇にモニターヘッドを搭載している。録音しながらモニターが出来る当時としては画期的な仕様
早速視聴してみた。せっかくなので、普段は滅多に使わない¥8,000の高級ヘッドフォンで視聴してみる。
いかにもカセットテープらしい音と言うか柔らかい音。なんだか懐かしくも感じた。デジタルの音に日頃から慣れ親しんでいるだけに新鮮に感じるのだろう。
スネークマンショーも久しぶりに聞いたが、ギャグのセンスはさすが。
この機種は、録音機能があるのでテープの違いなどで音の良し悪しを試してみたい。
久しぶりにいい買い物だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます