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【レビュー】前回のカセットテープに続き今回は、昔録りだめたMDを聞きたくて「MDプレイヤー」をオークションで購入

2024-12-16 16:42:08 | 家電・車・DIY
 昔オーディオにハマっていた人にとってカセット(テープ)を卒業したあと避けて通れなかったのがMD(MiniDisk)だと思う。
今のようなシリコンオーディオの技術が無かった時代は、手頃に録音再生するにはカセットが主流だった。しかし、どうしてもシーケンシャルな録再であるためそのタイムラグがうっとおしかったのを見事に解決してくれたのがMDだった。ランダムに録再ができタイトルを入力できるその便利さは、革命的なオーディオ機器だと思った。


 カセットの全盛期の1980年代。1990年に記録できるCD(CD-R)こそ登場するが音楽を録音(記録)するには、どうしてもパソコンが必要だった。
また、CDはどうしてもその大きさから外出先で聞くのに携帯型のCD再生プレーヤーが必要だがやはりその大きさからイマイチ普及しなかった。
そしてMDが1992年に鳴り物入りで登場するが、やはり録音できる機種は高価であったので、カセットはまだまだ需要があった。(特にウォークマン型のカセットプレーヤーは誰もが一台所有していたのではないだろうか。)

ちなみに、自分は録再が出来るソニー製のMDウォークマンを所有(MZ-R50)
CD再生とシンクロして録音が出来たので重宝していた。当時の価格¥48,000
当時、レンタルCDを借りては、ひたすらMDへダビングする作業を繰り返し結構な投資をしていた記憶が蘇える。
しかし使っていた録音機能が備わったMDプレイヤーが壊れてからは新たに機器を購入する事もなくメディアだけが大量に残り現在に至る。
 ここへ来て、久しぶりにコレクションを聞いてみたいと言う物欲が出てオークションで再生専用MDプレーヤーを手頃な価格で入手

完動品が付属品全て揃っていて4000円ほどで入手。これは、ラッキー(^^♪

シャープ製 MD-ST531-A 再生専用MDプレーヤー
発売日が1999年なので既に25年経過しているのだが付属のバッテリーもまだ充電可能で問題なく再生が出来ることを確認

中国製の機器が主流の現在、アルミボディで高級感あるしっかりした造り。
このあたりはさすがメイドイン・ジャパンだろうか。

録音していたのは、ラベルのタイトルを見ると1997~2003年頃までのJ-POP’Sのシングルヒット曲ばかり。CDシングルを借りては、ひたすら録音していた。
MDは高圧縮で音を記録するので音質がCDよりも劣り当時のオーディオ専門家たちはMDをこぞって酷評していた。
だが素人には、カセットに比べ使い勝手が優先し音質も測定器でも無い限り聴感上は全く違和感などは無く、その後規格が変更され(MDLP:長時間録音Hi-MD:リニアPCM対応 その他データーに特化した規格もあった) 音質の問題もクリアされた。
しかし、MDはその後にすぐに登場したiPodを代表とするシリコンオーディオに存在価値を奪われ、登場してからわずか3年ほどで衰退して行く事になる。

早速、当時流行っていたJ-POP'SをBGM代わりに執筆中
懐かしい曲ばかり。若かりし頃の想いを馳せながら暫く余韻に浸ることにしよう。


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