長女は遠方に住む為、一月前から里帰りし出産に備えていた。
早めに帰ってきていた為、
予定日が近づいて「まだ?」なんて呑気なことを言ったら、
それはそれは おかんむりだった。
そして予定日過ぎて、陣痛がつくようにと、何キロも歩いていた。
その間、嫁ぎ先のお母さんから、「お世話になります」と、
電話を戴いた時には 丁寧な言葉を戴きながらも、
自分の娘が帰ってきて嬉しいのに・・・と、なぜか気持ちは複雑だった。
さて、今回の次女の場合は・・・。
嫁ぎ先のお母さんからは、何もそのような言葉は無かった。
ご夫婦で我が家にお出でになった際、
夫が「(男子出産)おめでとうございます」と、述べたのに際し、
次女のお義父さんは、「お世話になりました」とおっしゃった。
我儘な私は、長女の時には臍を曲げていたのに、
今回は、ねぎらいの言葉をいつ言ってもらえるのか?と、
待っていたのだ。
その地方によって、しきたりが違う。
私の周りでは、お米を嫁ぎ先の親が実家へ届ける・・・などと聞いた。
金品が欲しいということではない。
夫婦で静かに暮らしていたところへ、
台風のごとくやってきて 帰っていく里帰り出産。
生まれたばかりの 可愛い孫の誕生を間近にでき、幸福な時を過ごせて
男性側の家に比べていいわね?!
と思うしれないが、実際は、孫も娘も 所有物として考えるなら
○○家のモノであって うちのものではない。
そんな古代的な考えは別として、ムコ殿側のお宅
特に娘がいなければ、里帰り出産を迎える立場の気持ちは理解できないあろう。
長女の時にも考えたのであるが、
一人っ子の私の一度だけの 里帰り出産の時も、母は大変だったろうな・・・、
と、今更ながら 振り返っていた。
今日戻っていった次女 孫の写真の下に 私への置き手紙があった
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