日々の移ろい

母を見つけ

昨日11時頃、実家に着き 玄関に鍵がかかっていたので、まさか?

と、合い鍵で入った。

いつも下駄箱の前に置かれているはずの
母愛用の手押し車がない!

私が来る時間は と何度も電話で確認しあったのに、、

行き先は一つしか考えられないから、

途中で行き違いはなさそうな道を選び
走ってスーパーへ。

いました。

ひとりだけ場違いなほどの 超高齢者。

長く並んだレジでモタモタ支払いをしていた母。

遠くから見ても やはり 痛々しい年齢に見えた。

「あれー!今日来る日だったっけ?」
と、母。

あー!
何度も電話で話した事も忘れてお天気に誘われ 買い物に出たのか?

「あんたは忙しそうだから、毎週来て貰わなくても独りでやれるからええわ」

と、かけてきた電話のことも、
「そんな事言ったかね」と。


やはり 老い先短いと つくづく感じた1コマでした。
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