結婚後この地に住み、長女が3歳の時近くに引っ越して来られて
それから親しくさせてもらっている。
2女も同じ年。ただ、彼女は3人目が男、私は女の子が授かり年も少し違うだけ。
同じ時代を戦ってきた同士のの様な存在
今の彼女は、ピーンと張り詰めた緊張と不満で気の毒なくらいだった。
舅(84歳)があちこちの癌で「もう長くはない」という状態。
姑も居られて、一応二人で何とか同じ敷地で住まわれている。
しかし、もう姑は看病疲れと痴呆が見えていて、
彼女への負担が大きな物となっている。
病院の送り迎え、毎日の食事つくり(洗う事はできるが作れなくなっている)
買出しなどそれはそれは、彼女の負うところは大きい。
長男の嫁という事で、長男である彼女の旦那さんも以前よりは動くようになったが
でも、私から見ればまだまだ主体で気には動かない。
例えば、トイレットペーパー買ってきて!と頼んでも、
今まで買いに行った事がないから心許ない。
旦那様には、姉と妹がいるが
東京に住む妹さんは1人住まい(旦那様は海外、息子は結婚)なので
夏もお見舞いにこられたら、介助を期待していたが、
少し顔を見ただけで「伊勢に行ってきます」など旅行気分だそうで・・・
こんな話はどこでもある。
親の介護の不平等な負担。兄弟間での諍い。
長男は家屋敷など相続をするからその分、親の老後をみるのは当然。
という日本の今までの制度。
でも、多くは1人の女性に負担が圧し掛かっている。
嫁・娘・連れ合い etc
彼女は正規の職員としてフルタイムで働いている。
今まで何度も辞めようと思ったようだが、
やはり勤務中は雑念から解き放たれて、別の顔でいられる。と。
解るわかる!!
だから、もうどうにもならなくなったという時まで、辞めない!ですって。
11月22日は 彼女の長女(私の長女と幼馴染み)の結婚式
万が一、おじいちゃんのその日(亡くなったら)と重なったら・・・どうなるの?
彼女の今一番の心配事
「あなたならどうする?」 と、質問された時
「おじいちゃんはMちゃんのお式を延期するとか望んでいないと思うよ
空の上から綺麗になって嫁いでいくMちゃんの姿を祝福するはずよ、
だから、折角の日を延期や中止にはしないであげてね」
と答えた。
そんなことが杞憂に終わり、
おじいちゃんも列席してMちゃんの晴れ姿を見せてあげられますように
お茶を片手に4時間近く話し終わった後は、
又明日から頑張りましょう!と すっきりした表情でそれぞれ帰宅した
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