日々の移ろい

忘れられない 父の味

実家へ行った。

昨夜の残り物だけど、
夫の作った肉じゃがと、長芋のワサビ和えの二品を持参した。

昼ご飯には、牡蠣雑炊を作って両親と食べ、その二品も食べた。

夫がつくったのよ!と、言うと、
驚いていた。

美味しい!
男の人なのに 上手に作れるんだね! と、母。

お父さんなんて、何も作れないのに!

イエイエ、お母さんが教えなかったのと、
自分の領域を侵される事を恐れたのと、
男子厨房に入らずだったのと、
お父さんには 料理する必要性がなかったのよ!

でもね。
私が小学2年の一年間程 、
家から 父と母は一日交代で、店迄通っていた事があった。

父の番の夕飯、作ってくれた 忘れられない味がある。

いつか話したかった、玉ねぎとジャガイモ入りスープ!

コンソメだけで煮た と思うが、とっても美味しかった。

お父さんだって、短かったけれど お料理していた時期があったのよ!

50年前の話だ。
父は、あまり覚えていないようだったが、嬉しそうな顔だった。

私もやっと 伝えられた!


その後、いつものように、
父の入浴介助をして、作り置き料理を何品か作って、実家を後にした。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「父と母」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事