携帯でBさんのだんな様に連絡を取り、病室に入った。
八重歯だった彼女の面影が残っていた。
何も知らないでいると、起き上がるのでは?と思えるほどだったそうだ。
「もう、働き続けただけの人生でした・・・。
これからを楽しみにしていたのに・・・。」と旦那様。
救急車の中ですでに心肺停止になり、一月。
臓器をという話も聞こえてきたが、彼女は登録をしていなかったし
きれいな体でゆっくりさせてあげたいから、断っておられるそうだ。
66才の旦那様は、これからまあ、
近くの公民館のようなところで、パソコンの先生でもします!
と、既にこれからをもう模索されていたと聞き、
私は少し、なんだかね・・・って思った。
明日装置をはずして、息を引き取るBさん。
見ず知らずの私さえ、「お疲れ様でした」って
最後のご挨拶を遠くからさせていただきます。
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