私が病理検査室にいた頃のことを書こうと思っていたら、TVで「グレイトギフト」という病理検査室を舞台にしたドラマ
が始まった。
仕事柄、医療物には興味っがあってこれまでも観てきたが、最近では「TOKYO MER~走る救急救命室」、大分前では「医
龍」「JIN-仁」「Drコトー診療所」など興味が尽きず観ていた。
「グレイトギフト」では病理医と検査技師が協力しながら働く病理検査室を舞台に、うだつの上がらない病理医に反町隆
史が扮し、テキパキ働く検査技師を波留が演じる。
殺人球菌(ギフト)が生々しく、それこそ見たことのない球菌が次々と人を殺していくハラハラするドラマだ。
殺人球菌を培養する場面では、実際の職場で目にしていたので懐かしくもあった。本当は細菌検査室で培養はされるのだが…。
私も白血病細胞を培養していたことがある。そんな感じで機器などを知らないうちにチェックしている自分がいる。
病理検査室という閉鎖された環境で、医療界というの狭い世界で、また病院という閉鎖的な場所で権力を得ようとする人々。
ドラマの中だけでなく、この社会全体が自分に有利に働くように、権力を得ようとして自己中心的にうごめいている。
でもその中には少数ではあるが反町演じる病理医の様に権力に縁のない人間もいる。
次々と人が殺されていく…犯人は果たして誰なのか?
ドキドキしながら観るのが楽しみである。
昨年のインフルエンザの入院の時に両眼とも無くしてしまったコンタクトレンズ。
予備のレンズを作ってもらったので、それを取りに行ったついでに、久し振りにデパートに寄った。
いつもは正月明けには必ずバーゲンに行っていたが、今年はもうあまり洋服を増やしたくないと、敢えて行かなかった。
自分でいいなぁと思えるものがあったら買おうとじっくり見て、バーゲン品のセーター、スカート、パンツの三点をそれぞれ違う店で買った。
試着するのが他の人より時間がかかるし疲れる、歩くのも途中で座りたくなる。
でも、私はデパートは一番のリハビリに相応しい場所だと思っている。
欲しいものを求めて、きつくても歩くからだ。
帰りに夕食を家で食べないでいいように、スコーンとチャイを頂いた。
私は結構保守的で、同じものを頼むことが多い。
チャイはミルクティーを濃くしたような味で、大好きだ。
スコーンはイギリスのお菓子、ジャムとクロテッドクリームを付けていただく。
外に出るともう真っ暗で、イルミネーションが綺麗だった。
風が強く寒かったので、上手く写真が撮れなかったが…。
お城が見えるのだが、よく見ないと見えない
少し前から、面白い英語のアプリに出会って、インストールしてやっている。
「Sympler」というものだが、簡単と思えても75%くらいの正解率だ。
言い訳になるが、眼が悪いので文字の見落としが多い。
悔しくて次の問題へとどんどん進んでいく。
面白さもある。
過去形は分かるにしても、現在完了形が今一つ分からなかったが、少し分かったような気がしている。
これで少しは英会話の道に進めるのかな?と思うけど続けてみなければ分からない。
中学生から英語を学んで、いまだに英語を話せないのが不思議なくらいだ。
もう海外に行く気力が無いにしても、英語が話せるに越したことはない。
通訳案内士という道もある。国家資格らしいが、かなり難しそうだ。
資格はなくても、その辺の外国人のお役に立てればいいと思っている。
話は変わるが、友人の娘さんが近くの市立大学に行っていた時、学内でフィンランド人かスェーデン人に親切にしたことがきっかけになって、結婚して海外で暮らすようになった。
子供も二人いて、どこでどんな出会いがあるか分からないと思ったものだ。
毎年、早々としていることが今年になってしまった。
面倒くさいと言えば面倒くさい。
私は字が書けない(書き難い)けれども手帳を使っている。
最近は文房具屋さんに行く元気もないから、アマゾンで取り寄せ、毎年早々としていることが今年になってしまった。
それには①ID、パスワード
②旅行(めったに行かないが、旅行は大好きだ)や入院のグッズ
③病歴(これがやたらめったら長い)
PCにあるから、それにつぎ足すだけでいいのだが、手帳に張り付けることに時間がかかる。
細い両面テープで張り付けるのが細かい作業で、私にとっては大変だ。
③病歴は紫色のところが入院だ。
これが無いと病院に掛かった時、紙に書くのは不可能に近いからコピーしてもらう。
それでもこれを見る度によく働きながら、この難関を乗り越えられたのには自分でも驚く。
入院一つひとつにはドラマがあった。
以前はステロイド・パルス療法をする度に入院していた。
KK病院では約3週間、KY大学病院では予定3週間で約2か月入院していた。
KY病院は教授がMS(多発性硬化症)に特に興味を持っていたから、あちこちから同じ病気の人が一緒に入院していて、楽しかった。
KK病院では、整形外科病棟に入院することが多かったから、パルスが終わって元気になった私を見て、「あなたが何で入院しているのか分からない」と整形外科の患者さんに言われたこともあった。
同じ神経内科の患者さんも一緒に入院したこともあるが、違う神経難病の方を見てきたから勉強になった。
思い出すと色々あるが、今日はこれまでにして、一応恒例の行事が終わったことにホッとした。