秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

飛騨国分寺

2024年11月09日 18時27分19秒 | 旅行
秋天や飛騨の古代史国分寺



 国分寺は、聖武天皇の命により全国約60の国に建立されましたが、ここ飛騨の国にも建てられていたということは知りませんでした。飛騨国分寺は天平18年(746)頃に行基菩薩が創建されたと伝えられ、爾来1250年以上この方、飛騨の国と人々を見守り続けてきました。この地方随一の古刹で、当初の塔は七重で、その後焼失と再建を繰り返し、現在の飛騨地方唯一の三重塔(県重文)は、文政4年(1821)に飛騨の匠三代目水間相模によって再建されました。
 歴史の重みを感じながら、秋雲の蒼天に聳える三重塔をしばし眺めていました。

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陣屋の初もみじ

2024年11月09日 09時11分12秒 | 旅行
風情ます陣屋の一隅初もみじ
        高山陣屋



 高山陣屋は江戸幕府直轄領となった飛騨国の代官(後に郡代)所で、明治以降も昭和44年(1949年)までこの地方の行政事務所として使われていました。その後県事務所は移転し、平成8年(1996年)江戸時代の姿が復元されました。
 時代劇が好きですので、江戸時代の雰囲気をゆっくり味わいながら敷地内を回りました。樹木は少なく、地味な色彩の風景の中に一か所だけ、初もみじが彩りを添えていました。

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秋の日本酒

2024年11月06日 09時46分22秒 | 旅行
外国人も秋の日本酒品定め
  飛騨高山・舩坂酒造店前にて


 
 季節と関係する日本酒といえば春ごろに出る「新酒」しか知りませんでしたが、江戸時代からの老舗・舩坂酒造店で、春に出荷せずにひと夏かけて蔵内で貯蔵・熟成させてから秋に出荷する日本酒もあることを知りました。「秋の日本酒」と言われるもので、代表格は江戸時代に始まった製造法で作られる「ひやおろし」とのことです。
 ところで、渡辺京二著「逝きし世の面影」では、明治維新間もない頃に来日した外国人が残した、江戸時代の面影が色濃く残る日本人の生活ぶりや農村・町の風景の見聞録が紹介されています。以前にこの本を読んでいた所為(せい)か、江戸時代の風情が残されている飛騨高山の町並みを興味津々に見ながら歩く外国の方々を見て、タイムスリップする気分を味わいました。

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飛騨牛と食の秋

2024年11月05日 12時03分20秒 | 旅行
切り落としなれど飛騨牛食の秋
       丸明 飛騨高山店



 高山に行ったら昼は牛肉と決めていました。このお店は飛騨牛を専門とする精肉店直営なので、美味しい飛騨牛を手頃な値段で食べさせてくれるのでは、と期待して精肉店に隣接するこのお店に入りました。昼の開店を待つお客さんのおよそ3分の2はスマホを手にした外国の方々。評判は良いようです。平日限定のランチを選び、お肉当が足りなかったら追加するつもりでした。出てきた切り落とし肉の霜降り部分はマグロのトロを食べているような味わいと食感。味に大満足し、食の細くなった私には残念ながらこれで量的に足りてしまいました。
 わずかな時空間でのひと時でしたが、飛騨高山での「食の秋」にしばし浸ることができました。


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木の実の雨滴レンズ

2024年11月03日 11時07分47秒 | 旅行
何うつる木の実の雨滴レンズには
         下呂温泉合掌村 



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