うつし世の ゆがみ川面に 月もかけゆく
仙台堀川公園 横十間川
今の世の心象風景のような気がしました・・・
セージと虫 共生かたや 人の世は
仙台堀川公園
ウクライナに続きパレスチナ
自然界で最高性能の脳組織をもった種の悲劇か
謙譲の無き人の悲しい性
ウクライナの地に、パレスチナの地に生まれていたかもしれない我が身
わが幸運と今の幸せ、そして
かの地の悲しみ・・・
心奥の 血潮のごとき セージかな
仙台堀川公園
この花に出逢って直ぐに浮かんだ言葉は、岡本太郎さんの「芸術は爆発だ」でした。老いた私もしなければならないと思っていることがありますので、じっと見ていましたら掲句が浮かびました。
家での画像検索で、このセージの名はパイナップルセージで、名の由来は、葉を傷つけた時に「パイナップル」を思わせるような香りが広がるからとのこと。明日もう一度見に行き、葉を少し傷つけさせていただき、香りを聴いてきます。
蒼天の 白雲めざす セージかな
仙台堀川公園

このセージはアメジストセージです。蒼天の高き秋の薄雲にアメジスト色のセージがすくっとのびてゆく、心がシャキッと広々となる心地がしました。