秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

ベランダに御座すがごとき笹団扇

2021年08月28日 07時38分15秒 | 日記
光背に 影しづまるる 笹団扇
光背に 影 たれ御座す 笹団扇
ベランダに御座すがごとき笹団扇
          笹団扇:ささうちは、スパティフィラム
 
 
 
 
 わが奥さんはべランダに緑美しき葉のいろいろな植物を育てています。植物に欠かすことなく水をやっている彼女の姿を見る度に、女性には母性本能があるんだな~、感心します。
 ところで、この笹団扇は友人からいただいたもので、私の部屋の窓際にあります。今、三田誠広さんの「聖徳太子」を読んでいる所為か、光背と菩薩像(小説では鞍作の鳥が無心の境で制作し、夢殿に安置された黄金の救世観音菩薩像)が連想されました。また、一人静、二人静、水芭蕉、色は異なりますが尾瀬で見たザゼンソウが浮かんできました。
 コロナ籠りの酷暑の早朝、ベランダでの朝刊読みが楽しみの一つとなりつつあります。この頃、蝉に虫の音が和するようになりました・・・
 
 笹団扇の花言葉は「上品な淑女」「清らかな心」

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

跳ねる鯔撮らむと待つは釣のごとしか

2021年08月27日 17時03分04秒 | 日記
跳ねる鯔撮らむと待つは釣のごとしか
       鯔:ぼら 小名木川
 
 
お暑うございます。昼間の我が部屋の室温は33度、湿度66%。
夕刻、暑さも少し鎮まったころに小名木川を散歩していますと、まだ子供らしい鯔がピョンと時折飛び跳ねます。その一瞬を撮ろうと待ち構えるのですが、どこから出てくるのか皆目見当がつかず、結局、遠くのがまぐれでやっと収まった次第です。私は釣はズブ素人ですが、こんなものかもと微かな涼風を楽しみながら川辺に佇んでいました、秋の気配を感じながら・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山間の時のしづまる夏の宿

2021年08月25日 09時36分50秒 | 日記

山間の時のしづまる夏の宿

       山間:やまあひ  山形県白布温泉 別邸山の季

佐藤忠良さんの作品から、ある宿での女人像の古い記憶が蘇りました。どなたの作品か分かりません。2004年8月の写真です。

17年の歳月、この時、楽しく旅した一行のお一人はあの世の方となり、今、笑顔、話しぶりが思い浮かびます。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はつらつと風の子像の無心かな

2021年08月23日 22時28分51秒 | 日記
はつらつと風の子像の無心かな
      安藤忠良  風の子  佐川美術館
 
この何とも言えない小さくカワユイ風の子も、ずっと気になってる写真でした。2008年6月・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼しげな館に一人女人像

2021年08月23日 16時47分27秒 | 日記
涼しげな館に一人女人像
             安藤忠良  帽子・夏
 
2008年6月に佐川美術館を訪れた時に撮った写真です。ずっと気になっていたもので、今、拙句がふと浮かびました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする