秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

秋や来ぬ・・・

2022年08月30日 23時37分36秒 | 日記
秋や来(き)ぬ 闇より音の 津々(しんしん)と
 
 
 もう残暑は来ないのでしょうか?
 このところめっきり秋めき、夕刻のプールからの帰途、道端の草藪から虫さんたちの合唱が聞こえてきます。
 人間界の音が鎮まる夜更けは、13階の部屋にも闇の中から虫の音が湧き入って来ます。
 我が室内も、奥さんの飾り付けで秋の入りとなりました。
秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども
  風の音にぞ おどろかれぬる
     古今和歌集 藤原敏行

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術の魅力とは・・・(人物画編)

2022年08月28日 11時35分10秒 | 日記
芸術の 魅力とは何 あらためて
   洗心 感動 エトセトラ・・・
 
 2 of two 人物画編
 この女性の画は全て今回の西洋美術館で展示されているものです。このように一堂に会しますと、ピカソの画は一人異質ですが、私には他の画との融和性もあるように思えます。これらの画全ての底流には何か同じ様なものが流れるているように感じます。
 名画は多様にしてそれぞれ人を惹きつける。その魅力とは・・・。
 頭で考える必要なんかないのかもしれません・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術の魅力とは・・・

2022年08月27日 18時41分26秒 | 日記
芸術の 魅力とは何 あらためて
 洗心感動 エトセトラ・・・
 
 
 
 1 of two 風景画編
 西洋美術館を後にして今回ふと思いました、芸術作品に人は何を求めて観に行くのだろうかと・・・。
 いろいろ考えましたが、言葉では説明できません。インターネットで調べましたら、この問いに答えていそうな本が結構出版されていることを初めて知りました。
 この問いの答えは人間の感情という自然に近い世界にあるような気がします。自然から離れた理性の産物である「言葉」では表現しきれないのかもと思いもしますが、本を読んでみようと思います。
 私にすぐ浮かんできた言葉は「洗心」、「感動」、「癒し」でした。でも、全然足りないように思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女人画の美とは

2022年08月23日 13時34分58秒 | 日記
花の美と 女人画の美の なぜか重なる
                   西洋美術館
 
 
 私は花や風景、仏像を撮るのが大好きです。人を撮るのはなぜか苦手で、ほとんど撮りません。美術館で観る女人(にょにん)画は野のお花を見ているようで、撮影可であればお花を撮るのと同じ心境でじっと見つめ、シャッターを何度も切ります。男の人の画を撮ったことはありません。
 女人画には母性と魔性が宿るのでしょうか・・・
 
 
 
 
 
 
 
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴッホの「刈り入れ」

2022年08月22日 22時03分41秒 | 日記
麦刈りを 描(か)くやすらぎの ゴッホかな
              西洋美術館
 
 西洋美術館の素晴らしさは、多くの展示作品が撮影可! であることです。予約制でしたので鑑賞される方は少なく、他の人の鑑賞の邪魔をしないように気を付けながら、今回もたくさんの素晴らしい作品を撮ることができました。
 その中でも一番気に入りましたのが初めて見るゴッホの「刈り入れ」です。私の知るこれまでゴッホの絵とはかなり異なる、静かな、安らぎが漂う作品のように感じました。アルルでのゴーガンとの共同生活が破綻して精神病となったゴッホが、療養中の病院で描いた作品とのことです。色彩も線も私には明るくまろやかに感じます。苦しみの心の中に訪れる尊く貴重な静謐で嬉しく楽しいひと時に忘我の状態で描かれたのではないかな、と思いました。深く印象に残る解説もご覧ください。
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする