秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

冬鯉の洗ひ

2023年01月31日 00時53分37秒 | 旅行

冬鯉を 洗ひで粋な 山の宿
       長野県阿智村 お宿山翠

 この宿は初めてですが、建物の内も外もなんとなく江戸時代以前を感じさせる雰囲気でした。お食事も美味のみならず、ほどよくこぢんまりとまとまっているように感じました。鯉のあらいは二切れでしたが、冬に鯉の洗いが食べれ、とても良い気分になりました。フグの揚げ物も美味でありました。器もなかなか味があります。お酒は地元の木曽路。おあとに星見ツアーが控えていますので、一杯で我慢しましたが、マッコト美味でした。

 

 

 


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寒北斗

2023年01月29日 22時54分16秒 | 旅行

満天の 冬星 北斗 見つけたり
           長野県阿智村

 東京ですと、七つ星は明るく直ぐに見つけられますが、ここ阿智村の星空では、たくさんの星が見えすぎ探すのに一苦労。見つけた時はやった~、思いました。七つ星が見つかればカシオペア座は直ぐに見つかるはずが、もっと時間がかかり、肉眼で見つけたものの、写真をパソコンで見ましたら判別できませんでした。

 宇宙は深遠なり・・・


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満天の冬の星

2023年01月29日 16時55分02秒 | 旅行

生命の 数はあるらむ 冬の星
           長野県阿智村 

 星見ツアーの二日目は朝から雪で、夕刻まで「昨日のこともあるのでひょっとしたら見えるようになるかも」と様子を見していたのですが降りやまず、18時頃にキャンセルの電話をツアーガイドさんに入れ、ゆっくりと夕食を摂りました。22時頃露天風呂に行きますと満天の星! 湯にも入らず、部屋に戻り十分の厚着をして宿を後にしました。誰もいない雪道を暗闇を求めて歩きましたら、阿智川近くの公園にありました。私一人です。そこで撮ること1時間。寒気が衣服に刺し込んで来ましたのでやばいと思い、宿に帰って露天風呂に直行!今度は、冷え切った体の表面から暖かい気が入ってくる心地よさを味わいました。
 東京では見れない星の数。地球上のあらゆる生命(せいめい)も無数にあるのでしょうが、おそらくそれ以上にお星さんはあるのかな、と改めて思いました。
 写真の一枚は、私には親しいオリオン座が見える星空です。もう一枚はスバルが見える星空です。

 宇宙は広い・・・


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厚着

2023年01月29日 12時31分37秒 | 日記
ウクライナ 昔日思ひ 厚着かな
 
 このところ、ようやく冬の寒さになってきたな~、と思いますが、お日さんの光の恩恵を受けている部屋の室温は、正午現在22.9度。
 私が社会人なり立ての頃の1973年の東京の気温は、1月で最高10.6度、最低0.7度。5月最高21.9度、最低13.9度。7月最高27.6度、最低20.7度。
 今のは50年前の5月の気温ということになりますか???
 厳寒で電力施設を破壊されているウクライナ、電力事情逼迫の日本、地球環境問題、それに、かつては厚着で寒さをしのいでいた頃を思い、できるだけエアコンでなく、お日さんが出ている時は日向と厚着で、夜は更に厚着して寒さをしのいでいます。この方が、少なくとも頭は冴えているような・・・

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憧れの星 すばる

2023年01月26日 22時58分23秒 | 旅行

凍てつきつ 憧れの星 撮れにけり
      長野県阿智村 富士見台ゲレンデ

 

 小さい時から、東京でも見える北斗七星の柄杓をうんと小さくしたような六連星「昴(すばる)」がなんとなく好きでした。今や七十路の老眼と白内障進行中の目には、柄杓の型ではなく、ぼんやりとした星の小さな集まりにしか見えません。
 「すばる」は外国語ではなく、平安時代に清少納言の著した枕草子にもでてくる日本の名前で、「集まって1つになる」という意味の古い言葉とのことです。欧米での名前はプレアデス星団。
 太陽が生まれたのが約50億年前、「すばる」は約6000万年前で宇宙では若い星団とのこと。この果てしなく広い宇宙では、地球での出来事は全て小さいもののように感じられます。
 三脚を使って星を暗闇の中で撮るのは初めてで、ファインダーからもライブヴューからも星はほとんど見えません。感で星に狙いを付けてレンズを向、何枚か撮って、写っているということを確認してから、今度はピントをこれまた感で微調整します。マイナス5度の雪原で、2時間ほどカメラと天空を交互に眺めていました。
 6000年前に発生した光を今見ている、このスバルは今も存在しているんでしょうか???


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