コロナ禍に 花冷え参る 人の少なき
深川不動堂
鬼平の 気分で深川 春の酒
大将の 唐墨燗の 酒ピタリ
春酒や うなは剣客 商売か
深川不動堂参道 うなぎの大和田
コロナウィルスの日本上陸は2020年1月。この4月、それ以来初めて深川不動尊にお参りしました。門前仲町駅から不動堂の参道を歩いていて先ず気が付きましたのは人通りの少なさ。そして、参道に面したお店が何軒か店仕舞いしていたことです。私の四半世紀お不動さん参りで初めての光景です。そして、不動堂境内の人の少なさも初めて見る光景です。この日の花冷えも影響しているのかなとも思いましたが・・・。
4階の宝蔵大日堂での特別法要に参列させていただいた後、鰻が食べたくなり、参道の「うなぎの大和田」に入りました。若女将(わかおかみ)に、「何軒か店を閉めている中、がんばられていますね~」と言いましたら、「この店は2代目で、家族で営んでいるのでなんとかやれています。人を雇ったりしていたら大変だったと思います」と話されていました。
私は池波正太郎さんの鬼平犯科帳と剣客商売をテレビで見、ユーチューブの朗読を聴いています。
大和田さんはこじんまりと落ち着いた雰囲気のある小料理屋さんで、何となく江戸時代に遡った気分にさせてくれます。「うな(鰻)の前のお酒のつまみにおすすめは」と若女将に訊きましたら、「主人手作りのホタルイカの沖漬けと唐墨でしょうか?」とのこと。早速お願いしたら、マッコトウマカでありました~! うなぎも焼き具合、たれ味、文句なし、でありました~
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