秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

雨の玉あまた若葉に生命もゆ

2021年07月04日 21時26分10秒 | 旅行

雨の玉あまた若葉に生命もゆ

     生命:いのち、 千住博美術館

溶岩に新緑白雲天を掃く

      軽井沢 浅間山

 

小さなお庭で出逢った新緑の葉と

その上の数多(あまた)の雨滴から、

水の星での長い生命(いのち)の営みを思います

 

浅間山の麓の溶岩台地には草木が萌え

上空には天を掃くような白雲の造形美が広がっています

 

自然の怖さ、美しさ、この世の不可思議さ、そして

小さな小さな自分の存在を感じます

 

時の流れの中で・・・


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軽井沢のマガモ近寄り難きかな

2021年07月03日 23時15分42秒 | 旅行

軽井沢のマガモ近寄り難きかな

       軽井沢タリアセン

 この頭部が色彩豊かなマガモさんは雄で、気のせいか、マガモさんの眼差しは私には威圧的というか、斜めに見るというか、何か近寄りがたいものを感じました。雄だからでしょうか?

 わが東京の下町・江東区の仙台堀川公園や小名木川で出会うカモさんは殆どがカルガモで、マガモには出逢っていません。カルガモさんの眼差しは、母親だからかもしれませんが、誠に優しく、慈愛が溢れているように感じます。

 今度下町のマガモさんの雄と雌に出逢えたら、その眼差しを軽井沢のと思い比べながら、じっくり見たいと思っています。楽しみです!

母に子のひしめく鴨の絆かな

深くして静か情愛鴨親子

       仙台堀川公園

 


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水の星 新緑シダも太古より

2021年07月02日 22時38分28秒 | 旅行
水の星 新緑シダも太古より
     北軽井沢 白糸の滝
 
 
 地球は「水の星」と言われていますが、実は、「鉄の星」とも言われています。地球は鉄、ケイ素・マグネシウムの酸化物から成り立ち、最も量が多いのが鉄で、総重量の34.6%を占めているそうです。これらの金属元素は、動植物という生命体の維持に不可欠な生化学反応の触媒として重要な役割を果たしている一方、鉄のお蔭で地球に磁場ができ、強烈な宇宙線から生命体を守ってくれているとのことです。
 さわさりながら、私にぴんとくるのはやはり「水の星」です。白糸の滝での「滝」と「シダ」の組み合わせにしばし佇んでいました。

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新緑のシダ脈々と太古より

2021年07月02日 00時50分07秒 | 旅行
新緑のシダ脈々と太古より
     北軽井沢 白糸の滝
 
 
 シダを見ると、葉の緑に心が洗われます。そして、何故か太古を感じます。
 インターネット情報によれば;
 今から46億年前に地球が誕生。30億年前、海水の中に生命(細菌やアメーバのような微生物)が誕生。6億年前、クラゲなどの単純な生物が出現し、植物は海の中で藻のなかまが栄えた。水中の植物と陸上の植物の境目に当たる植物がコケ植物。コケ植物を経て、陸上で初めに栄えたのはシダ植物で、これが3億年前。
 3億5920万年前から2億9900万年前までの時期は石炭紀と呼ばれ、当時の巨大シダ植物の大森林が石炭の元となっている。
 1億年前、種子でふえる植物、すなわち、花が咲く植物が誕生
 
 植物も動物も根は同じ。今見るシダには、3億年前の遺伝子が脈々と引き継がれている、と思うと、悠久の時間の流れの中に、この身が漂っているように感じます・・・

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新緑や餌ねだる鯉のド迫力

2021年07月01日 13時12分52秒 | 旅行
新緑や餌ねだる鯉のド迫力
      軽井沢タリアセン
 
 
 鯉の群れが大きく口を開けて餌をねだる光景は燕の雛の光景を連想しましたが、ファインダーをアップして見ましたら、一歩たじろぎました。水面の上にあるのが二つの目と最初は思いましたが、よく見ると水面下に目が二つあります。前者は鼻腔のようです。喉など人間のもののようで、人間も進化の過程で魚類を経ていると本に書かれていたような記憶がありますが、魚も人間の祖先、と納得・・・

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