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沖縄の想い出

2021年08月22日 21時09分06秒 | 鹿児島発
       単身赴任の沖縄の想い出




単身赴任
50代前に、仕事で沖縄に単身赴任しました。
初めて沖縄の仕事という事で、期待と不安で赴任した記憶があります。
熊本から沖縄までは、飛行機でわずか1時間半位のフライトでした。
空港には、職場の上司が迎えにきてくれて、昼食は沖縄そばをごちそうになりました。
初めての沖縄そばでした。

※ 沖縄そばは、鰹節などの和風だしに中太の麺のあっさりしたあじ  
  のそばです。本土のそばというよりうどんに近いです。
  ソーキ(豚肉のかたまり)を乗せます。




沖縄の気候
今日のTV番組の「グッとラック」を見ました。
東大クイズ王の井沢さんの教養を付けるというタイトルで、真冬日と真夏日の話が出てきました。
真夏日の話の中では、東京が35℃以上の猛暑日が昨年に十数回あったのに、沖縄では猛暑日がほとんどなかったということでした。
その理由は、沖縄本島の周りが海のために温度が上がりにくいということでした。
2017年には、那覇市樋川で35.1°C11年ぶり猛暑の記事が琉球新報で報道されています。
 ※真夏日は気温が30℃以上、猛暑日は気温が35℃以上をいう

平成7年~8年に、私は沖縄に仕事で2年間単身赴任をしましたので、沖縄の夏を思い出しました。

単身赴任中の私の自慢としては

 ① 車を本土からもって行かなかったこと
 ② 夏にクーラーなしで過ごしたことです
  ※ 口の悪い友人は、お金がなかったのだろうと言っていました
    けれども

① 車がないこと
沖縄は車社会で、鉄道がなく移動手段はバスかタクシーでした。
本土から車を持っていくと車の渡航費用だけで数十万円かかることから、断念しました。
沖縄では、車がなくて移動には不自由をして後悔しました。
バスは手を上げないと止まってくれないのです。
行った当初、バス停でバスを待ち、バスがきたのですが止まらずに行ってしまいました。
沖縄では、タクシーと同じで手を上げないとバスは止まらないのです。
沖縄の人は、タクシーを良く利用します。
料金は、本土に比べて安いです。

② クーラーがないこと
夏にクーラーがないことは、特に不便はありませんでした。
沖縄本土は海に囲われているので温度が上がりにくいのです。海のそばで風がよくふいてきます。
逆に、本土の岐阜などは山がありフェーン現象などから猛暑日になるのです。
私は、公務員宿舎に住んでいましたが、寝るときは窓を開けて扇風機を動かしてすごしました。特に、クーラーがなくても大丈夫でした。
ただし
 周囲が海のために、湿気が多くてムシムシしました。
 背広などは気を付けないと、すぐにカビが発生します。
 夜はヤモリがでてきて鳴きます。
 本土のカエル並みに鳴くのです。

沖縄人文化

初めての沖縄であり、本土とは違った文化、人情、食べ物があり、楽しい経験をしました。

人が親切です
初めて沖縄に到着して、宿舎に大きな荷物を担いで歩いていると、通りがかりの人が「手伝いましょうか?」と言ってくれました。
沖縄の人は、非常に温厚で親切です。
言葉は独特で、鹿児島の大島の人と同じく毛深いです。
 ※昔横綱朝潮の胸毛が凄かったです。

那覇市は坂道が多い
私は、長崎にも赴任した経験がありますが、長崎同様に那覇市は坂が多い街です。
そのため市内では自転車を余り見ません。
自動車がないと動けません。

コンクリートの家が多い
本土では木造建築の家屋が多いですが、那覇市、特に石垣市などほとんどの家屋はコンクリート製です。
これは、台風の影響だと思います。

ハブに注意
私は、那覇地方裁判所に赴任したのですが、裁判所の前の小さな丘には「ハブに注意して下さい。」という立札がありました。
私の首里の宿舎に行く道には、石垣があったのですが、石垣に近寄らないように、ハブがでますと言われました。

沖縄の宴会、結婚式の独特さ

飲み会
沖縄の人は、仕事の後いったん家に帰り、7時頃から宴会や飲み会をします。延々と夜遅くまで飲み歩きます。

結婚式
沖縄の結婚式は、本土とは逆です。
新郎新婦の席の前は、親族が陣取ります。
来賓者は、その後に列席します。
親族のための結婚式が主体です。
参列者は、数百人参加します。
ただし、結婚式に包むお金は本土の半分以下です。
演芸の出し物が多く、盛り上がってくると「カチューシャ」の踊りが飛び出します。

礼儀を重んじる
沖縄の人は、目上の人に対しては礼儀を重んじます。
私と話した人は、私が年上と分かった途端に態度が変わりました。

お墓
お墓は本土と違い、屋根の付いた豪華なお墓です。
やはり、礼儀を重んじる沖縄の風習からでしょう。



一番は、海の青さです。
コバルトブルーで、海の底まで透明に見えました。
特に、沖縄本島周辺の離島は海の青さが素晴らしいです。
キャンプで伊是名島に行きましたが、忘れられない海の青さでした。
キャンプでのバーベキューパーティーも想い出です。
出張で宮古島、石垣島にいきました。石垣島は、台湾より南に位置します。

次は、沖縄料理です。
チャンプル料理(ソーメンチャンプル、ゴーヤチャンプルなど)です。
ちなみに、チャンプルとは、ちゃんぽんと同じ語源で「混ぜ物」の意味です。
ソーキそば(昆布などの和風味に、細いうどんとラーメンの中間位の麺)
本土の蕎麦とは違います。
豚の足(てびち)、赤や青ブダイの魚、県魚のグルクンのから揚げ

サーターアンダギー
最初この名前を聞いて、洒落た名前だな、米国の影響を受けて付けたなかな?と思いました。
しかし、後で分かったのは、さーたー(砂糖)でアンダーギー(揚げた)という意味でした。
それを沖縄風に表現したのです。
単に、砂糖で揚げた丸いドーナッツした。



中国の影響を受けていると思われるお菓子のちんすこうがあります。

ホルモンの中身汁、青さ汁
石垣では、ヤギ汁を食べました。はじめての人は臭みで食べれません。
初心者は、ヨモギを入れて臭みを消して食べます。
ヤギの刺身は臭みがなくて美味しいです

8月の月見では、豚の丸焼き、海岸でのバーベキュー
アメリカ風のビッグステーキ、ランチョンミートの缶詰
お酒は、沖縄独自のOrionビール、泡盛(古酒はウイスキー並み)

その他思いつくまま
南国なので人情豊かで親切な人が多い
美人が多い、逆に不美人とのギャップが大きい
沖縄の方言が面白く、理解が難しい。
 東は「アガリ」、城間は「グスクマ」などと独特です
 比嘉、伊波、金城、城間、渡嘉敷、瑞慶覧など名前も独特です。

米軍キャンプ
現在も米軍キャンプ地があるというのは悲劇です。 私は普天間基地が解放されたときに見学しましたが、普天間市内の密集地に比べて膨大な敷地を有しています。

首里城
私は首里の宿舎に住んでいましたが、近くに首里城が見えていました。

世界遺産の首里城が火事で焼失したのは、悲劇でした。
早期に修復して首里城が再現されることを願っています。

  





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