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今年の司法試験の合格者が発表されました
法科大学院の受験者は3424人で合格者は1421人でした。
主要法科大学院合格者数
慶応125人、早稲田115人、京都114人、東京96人、中央83人、一橋64人です。
最年少合格者18歳、最年長合格者69歳、合格率41%でした。
50年昔の司法試験
当時は、最難関の国家試験と言われていました。
合格者は500人で、競争率は50倍でした。
何年も勉強しても合格できない人、苦節何年で合格した人、厳しい試験制度でした。
当時は、司法試験は東大(赤門)と中央(白門)がトップの合格者を競い合っていました。
私は、2回ほど受験しましたが不合格、その後、地元の裁判所に一般職で就職しました。
鹿児島県弁護士会
私が裁判所に入った当時(昭和45年)、鹿児島県弁護士会の弁護士は50人ぐらいでした。
当時の弁護士さんは、黙っていてもお金が入るエリートでした。
弁護士不在の地域が多くありました。
現在は、鹿児島県弁護士会の弁護士は200人を超えていると思います。
弁護士不在の地域は、ほぼなくなりました。
弁護士が多くなり、仕事も競争で収入も少なくなっていると思います
司法試験に合格するには何時間勉強するか?
一般的に約5000時間の受験勉強をすると、合格のレベルに達するようです。
有名な米長将棋九段の名言
「俺の兄貴は頭が悪いので東大に入った。俺は兄貴より頭が良いので将棋棋士になった。」と言っていました。
その意味は、兄貴は東大に入るために受験勉強に5000時間費やした。
自分は、将棋の勉強を兄貴の5000時間を超える時間した。
米長九段は
自分が兄貴より多く将棋の勉強をしたから棋士になれたのだ。
棋士になるには、東大に入るより難しい。
棋士に合格するには、5000時間を超える勉強が必要なのだ。
その難しい試験に合格して棋士になったのだから、兄貴より自分が頭が良いのだという意味で言ったのだと思います。
結論
大学に入る、大学教授になる、医者になる、弁護士になる、棋士になるなど、何事でも5000時間の勉強、努力をすると、そのレベルに達するということです。
また、そのレベルはスタートであり、更に一生勉強、努力していく必要があるのですね!!
人生は棘の道です。
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