〇 正座は百害あって一利なし?
正座は体によくありません。
体に大きな影響を与える姿勢と言う事になります。
確かに、制裁の一つとして「正座!」があります。
大きな刺激がありますから、
その中で、マイナスの影響を取り除く事が出来れば、
大きな健康法に繋げる事が出来ます。
マイナス面
一つ、股関節が屈曲、膝関節屈曲、足関節だけが伸展。
二つ、左右とも筋肉に同じ刺激が加わる為に、
背中の一点に力が集まり、緊張。
三つ、足の裏への刺激がなくなる為に、
下半身の力で上半身の動きを支える力が弱くなります。
この中で、二つ目の影響を取り除く事が出来ます。
何もしないと、正座をした直後から交感神経の緊張が高まり、
イライラ、不安、焦燥感が現れます。
更に、免疫力の低下にも繋がります。
これは、直ちに枕をして仰向けになる事で解消する事が出来ます。
頭を支える必要がなくなる事で、筋肉は弛緩します。
また、正座の必要条件として最も大切な事は、
膝下にある、前脛骨筋、脛腓靱帯結合の緊張を取り除く事で、
ふくらはぎの筋肉を収縮させ易くする効果があります。
ふくらはぎが盛り上がり、血液を上半身に戻す働きが活発になります。
伸ばす事は、筋肉を細くします。
逆効果になります。
つまり、夜休む前に一日に一度だけ行う事で、
健康効果を期待出来る様になります。
方法については、前回をご参照下さい。