RPG
開発はアドバンス・コミュニケーション
発売はビクター音楽産業
1990年3月23日発売
あらすじ
取説内の文章を載せる。
いつかわからないほど遠い時の果てで、その大陸は”アクパーラ”と呼ばれていた。
ある日のこと、一人の少年が夜明けを待たずにこっそりと生まれ育った村を出る。
金はない。身を守る武器もなければ防具もなく、手盛りの食料もごくわずか。
彼にあるのは、大きな野心と、腕に抱えた大きな卵。ただ、それだけだった。
しかし、子の卵は村の宝だった。
「竜の卵」……と、長老は言っていた。
そう、この世界には竜がいた。
その気高さと凶暴さゆえに、人々は竜を畏れ崇拝していた。
さらに、この世界には”竜使い”と呼ばれるスペシャリストたちがいた。
彼らはただ1本の笛で竜をあやつ、その仕事の困難さゆえに、王侯貴族たちにさえ一目置かれていた。
「卵から竜をかえし、立派に育てて、いつか村のみんなを驚かしてやるんだっ!」
竜使いになれば富も名誉も思いのままだ……
少年は、そう信じて疑わなかった。
そして、自分にはそれが出来る、と。
が、どっこい世の中甘くない。卵から生まれたのは竜とは似ても似つかぬダチョウの子供だった!
小さなダチョウは愕然とする彼を尻目に、あっというまに地平線の彼方へ走り去る。
少年は村の宝を盗み出したあげくに、それを失ってしまったのだ。……もう、村には帰れない。
ずっと昔から『竜の卵』だと信じていたものが、実は『ダチョウの卵』だったなんて話を、
一体だれが信じるだろう?
胸を張って村に帰るには、一人前の竜使いになるしかない。
そう考えて、彼は笑い出した。
「なんだ、はじめからそのつもりで村を出たんじゃないか……」
こうして少年
つまりゲームをプレイするあなたはノラ竜や怪物たち怪物たち、
道を踏み外したクズレ竜使いなどが徘徊する荒野へと旅立っていく。
ゲームとしては、主人公が村の宝である卵を強奪し、村人達から追われる場面があり
卵から孵ったダチョウが歩いている…
竜だと思っていた卵からダチョウが生まれ途方に暮れるところであるが…
何の当てもない主人公はその産まれたダチョウを追いかけてみる事にした。
それは何か運命に導かれるかのようでもあった。
なお、「サンサーラ・ナーガ」とはサンスクリット語で
「輪廻する竜」を意味する。
特徴
・竜の卵を孵して共に戦う。
『竜使い』という事で卵を孵化させて
育ててから戦うのだ。
・主人公はレベルアップしない。
竜はレベルアップするが、主人公自身はレベルアップしない。
主人公は武器防具で補うしかない。
これは「押井守」氏の人間はそんなに強くならないという意向だそうだ。
・竜は育てなければならない。
竜は卵の段階から育てなければならず
竜の赤ちゃんが生まれてもすぐに戦闘に参加出来る訳ではなく
戦える段階が来るまでえさを与えて育てなければならない。
・竜を育てるには敵を食べさせる。
敵を倒すことで獲物として手に入れる事が出来る。
託児所で預けている段階でそこまでもっていって与えて
竜を連れ歩ている状態ならその場で食べさせることになる。
敵毎に成長に影響を及ぼす要素が異なる。
足が速くなったり、賢くなったりなどだ。
ただ食べさせればいいだけではなく、
毒を持つ敵を食べさせると悪影響を及ぼしたりもする。
・敵を倒しただけではお金は得られない。
敵を倒すことで獲物として入手し
町で倒した『獲物』を売ることでお金にする事が出来るのだ。
・敵で防具製造
敵の一部は防具の素材となる。
武器屋で指定される数を集めて料金を渡すと
次の日完成している。
・宿でとまるとセーブ
宿に泊まることでセーブが行われる。
「セーブしますか?」とは聞かれないが泊まることでセーブは完了している。
竜の成長記録について
宿に泊まると竜の成長記録が見られる。
()内は取説内記述
HP:体力
ST:攻撃力
AC:防衛力
DX:敏捷性(すばしこさ)
IN:知性(頭の良さ)
BR:勇敢さ(低いと逃げてばかりいる)
CO:思いやり(低いということを聞かなくなる)
MO:道徳性
LU:運
点数は10点
良い点
・竜の育成するという発想。
悪い点
・オープニング後の町での主人公の扱い
・ゲームバランスが極めて悪い
・竜の育成
良い点の解説
・竜を育成するという発想
生まれた竜をプレイヤー自らが育てるという着眼点は素晴らしく良い!
ただ、ゲーム的に光るのはそこだけあり、
その育成する過程や育てた竜などは地獄というに尽きるわ。
悪い点の解説
・オープニング後の町での主人公の扱い
ストーリー的に、村の宝である卵を奪った極悪窃盗犯だからというのは分かるが…
自分の町に戻ってきてババアと老人以外の人は勿論、犬にすら話しかけると
「良くここに戻ってきたものだな!」
とばかりに、町の仲間を呼ばれて
「カイボーだ!カイボー!」
などと物騒なことを言われて袋叩きに遭う。(イベント扱いでありプレイヤーはどーする事も出来ない)
結果、パンツ一丁にされ(男女どちらも)体力1にされ放置される。
この状態になると町の人に話しかけても
「パンツの人はちょっと…」
と、町の人は当然として店の人もまとな人間扱いをしてくれない。
作り手的には盗みを働いた報いみたいなものなんだろうが悪趣味としか言えず
これを見たプレイヤーも笑えないし、引く。
ってかプレイヤーが操作を開始するのは既に盗みを行った後である。
プレイヤーの意思とは無関係に行われた事に対しての罰を何で受けなければならんのだ!
ゲームの最初ですよ…
ちなみにこれ以外にもパンツ一丁になる事があるがこれと同じ扱いである。
『はらたま』という立ち食い蕎麦屋かババアの所に戻ると服を着ることが出来て
町の人たちなどが普通の人間扱いしてくれるようになる。
(ババアの家は実家だからわかるが
『はらたま』にいくと「服が届いている」といって
服を着る事が出来るのだが誰が届けたんだろ?)
・ゲームバランスが極めて悪い
主人公が竜と共に戦えるようになるまで
攻略サイトを利用したとしても2~3時間ぐらいはかかる。
自力プレイするような人だと相当な時間がかかるんじゃないだろうか?
髭人は10時間弱ぐらい自力プレイして心が折れて攻略サイトを利用した。
一応分かり易くどのような事が長く険しいのか説明しよう。
①主人公が弱すぎる(序盤の敵が強すぎる)
主人公のHPは「150」ある。最初から150である。
こうを聞くと一般的RPGとしては破格のHPと思えるかもしれないが
特徴の通りこのゲームは主人公のレベルが上がらない。つまり最大HPが上がらない。
(最大HPが増えるアイテム、イベントもない)
序盤、割と行きやすい所を高い頻度で
与ダメージ20ぐらい与えてくるような敵が4体も一気に出てくることもある。
攻撃が遅れれば1ターン20×4で「80」ぐらいのダメージを受ける。
(レベルが上がらないので素早さも上がらない)
という事は1ターンで敵一体を倒すことが出来たとしても
2ターン目で「60」、3ターン目で「40」、4ターン目で「20」
食らう事もあるというわけだ。
80+60+40+20=200…
前述の通り、主人公の最大HPは150である。
作り手は3桁の足し算が出来ないのかな?
初期の装備品は限られていて装備品で補うという事も出来ない。
ハッキリ言って1回の戦闘すら耐えられないこともあるというのはあまりにもキツイ。
②同一敵を狙い続けることが出来ない。
ドラクエ含む初期のRPGに良くあるのだが
同じ種類の敵が複数出た時にダメージを与えた敵を狙い続ける事をしない。
例えば2回ダメージを与えないと倒せない『スライム』と言う敵が2匹以上出たとしよう。
1ターン目に『スライムA』に攻撃をして
2ターン目に何故か『スライムB』に攻撃するという話である。
上記①の通り、被ダメージが大きく主人公の強さが変わらないこのゲーム。
運よく倒すというのが相当厳しい。
さっさと見切りをつけて逃げるのが賢明である。
だが、戦闘で『逃げる』とたとえ託児所に預けている最中でも
竜に逃げ癖が付くというバカ仕様である。(後述する)
③物価と獲物収入のバランス
最弱の敵である『ミジンコ』だが倒して売ると1匹につき『1ルピー』である。
宿で全回復するには『300ルピー』かかる。
(『素泊まり(100ルピー)』、『一泊朝食付(200ルピー)』『一泊二食付き(300ルピー)』)
300匹も倒せって事か?
アホなのか?
一応、1匹倒すと1000ルピー以上の敵も最初付近で戦ってギリギリ倒すことも可能であるが
希少である。
被ダメージが大きく1度の戦闘だけをこなした後で
もう回復に戻らないといけない状況になる可能性があるこのゲーム。
2歩進んでもう1歩下がる事も多々あるどころか
1歩も進めず2歩下がる状況もある。
いくら急に10歩進める事があったとしてもプレイヤーの精神にはよろしくはない。
④託児所までが遠すぎる。
宿がダメなら、無料で泊めさせてくれるババアがいる村に引きこもるしかないが
それから託児所がある町までが結構遠い。
・竜の育成
竜を託児所に預けることで冒険が出来るようになるまで
保育士のおばさんに育ててもらえるという設定であるが
(但し保育士はこちらにアドバイスをするが仕事しているような描写はない)
これがしんどい。
プレイヤーが獲物を狩って成長させるか『ベビーフード』を購入して与える必要があるのだが
仕様のせいであれこれしんどさが増す。いくつもあるので挙げてみよう。
①イベント毎の成長上限あり
主人公が弱いので竜と冒険できるようになるまで獲物を与え続けようと思ったのだが
イベント毎に成長上限があり、イベントをこなさないとそれ以上育たない。
一応、保育士のおばさんが「〇〇をやったら?」とかヒントらしきものは言ってくるのだが
髭人「いや、まずは竜を戦力に加えたいからおばちゃんの話を無視して食べさせまくって
竜が戦えるようになるまで育てよう」
と、思いたくなるほど上記の通り主人公が弱いねん。
だから髭人は餌を与え続けた。
あまりにも変化がないので攻略サイトを利用したら成長上限を知った。
イベント進めろというのは決して否定しないが
それならそれで竜が飯食うのをやめさせるようにしろや。
そうすればプレイヤーも餌を与え続けるのはダメだと理解する事も出来るのだろうに。
ゲームでの誘導の仕方が下手過ぎる。
髭人は数時間、無駄にしていた。
②宿屋に泊まらないと竜の成長状況が見られない。
宿屋に泊まることで竜の現状を知る事が出来る。(ババアの所で休むのではダメ)
何でそれだけに限るの?
何でコマンドの一つの項目に『竜の状態』ってのを用意しないの?
重要項目だぞ。保母さんに話しかけた時に身長体重を教えてくれるもんだろうよ。
③餌をあげても上昇した項目を表示しない。
一部の敵を餌として与えることによって竜の各種パラメータが上昇する。
が、何が上がったのか全く表示してくれない。
せいぜい、連れられるようになってから餌を与えるとHPが回復するのが分かるぐらいだろうか?
普通、食べさせた時点で
「素早さが〇〇上がった」
「防御力が〇〇上がった」
って出してもいいだろうがよ。
それに加えて上記②の竜の成長状況がすぐに確認できないような仕様なので
敵毎のパラメータの増減を検証するにはえさを与えた後で態々宿に泊まらなければならないのだ。
何でそんな極めて面倒くさいことをさせんの?
それに上記
DX:敏捷性
IN:知性
BR:勇敢さ
CO:思いやり
MO:道徳性
LU:運
と、無駄に細かく数値の種類があるが
何を食わせれば、何が上がるのか(取説には書かれている)
何を上げたらどのような効果があるのか(取説には若干書かれている)
その上げた数値をどの程度上げれば効果が確実なものになるのかなど
ゲーム中、全く説明してくれない。
特に意識せず通常プレイして宿に泊まり竜のステータスを確認して数値の上昇は理解できるが
「HPと攻撃力は餌を食わせて攻撃を入れることで上昇するから分かるが
それ以外の要因は最初期と一体、変わっているんだろうか?」
と、実感するに乏しく正直、誤差の範囲じゃないかというレベルである。
という風に苦労を経てやっと託児所から出て晴れて一緒に冒険できるぜ!!
って所だがそうは問屋が卸さないというのがこのゲームである。
④反抗期の竜
竜のコマンドを選ぶ事が出来るがそれに必ず従うとは限らないのである。
別行動する候補は3つ
・命令無視
『攻撃』を選ぶと伏せてしまって攻撃しない。
逆に『防御』を選ぶと攻撃してしまう事がある。
・敵前逃亡
戦闘から逃げてしまってそれからあとは戦闘に参加しない。
主人公から完全に逃げたという訳ではなくフィールドの戻ると竜はいる。
ちなみに、竜逃亡後ではその時の敵を餌として与えることは出来ない。
・主人公攻撃
主人公に対して攻撃を加えるのだ。
ドラクエ3の『遊び人』レベルで従ってくれない。
でも、遊び人はパーティに対して危害は加えなかったからなぁ~。
とは言っても反抗した竜に対して『アルシンハの笛』を吹くと「反省した」というメッセージがあり
その後は、従ってくれる頻度は増える。
が、完全ではない。
髭人の竜はラストダンジョンに行っているにもかかわらず
まだ竜は10回に1回ぐらいは反抗しやがった。
⑤主人公の行動が竜に影響
④の反抗期には理由がある。
主人公の行動が竜自身に影響を及ぼすという仕様だからだ(託児所に預けている最中でも影響あり)
例えば、コマンドで町のどんな人にも襲い掛かる事が可能であるが
そこで倒してしまうと反抗的な竜となっていく。
これに関しては、無駄な殺生をしなければいい話だから問題はない。
問題なのは「逃げる」という事。
戦闘で逃げてばかりいると竜も戦闘中、敵前逃亡を行い易くなるのだ。
上記、強い敵がわんさか出るようなゲームだから逃げることしかできないってのに
それで竜の逃亡癖を高めるってどういうことなんだよ。
無駄に戦って死ねという事か?
叱責された上にお金半減されるのに。
・町の家が反転ばかり
ドラクエ等にある屋内であり中の様子を隠すために
出入口部分に触れることで明るい所と暗い所が反転する場所があるが
本作は異様に多い。
町に何があるのかサッパリ分からん。
探索する楽しみがあるという考え方をすればいいかもしれないが
いったんド忘れしてしまい目的の施設をあちこち探し回る羽目になるのはなかなか腹立たしい。
ドラクエなどは町の主要施設でもある『宿』や『武器屋』などは看板がある事がある。
屋内演出があっても外でその看板を見ることで区別しやすいが本作にそんな親切なものはない。
・『みずねこ』発生地帯
中央の都市は湖の中心部分に町が3つある。
その都市は1本の道が続いている。道を外れると湖である深い水という事になるのだが
この水部分に入ると『みずねこ』という8匹の可愛らしい猫が敵として現れる。
顔は青い猫で足の部分がタコなのか足が多い。
で、この青い愛らしい悪魔。
1匹につき武装が貧困な序盤で「100」のダメージを叩きこんでくる。
(主人公のHPは「150」固定だぞ)
そして確実に回り込まれるので逃げることが出来ない。
道を踏み外さなければ問題ないってのは分かるが
ウッカリってのがあると思うんだよね。
RPGで戦闘と言う連続を伴う作業をしていて
睡魔に襲われているような中でついウッカリは起こりえるだろう。
当然死亡すれば所持金半額である。
ただでさえお金を稼ぐのに苦慮するゲームなのになぜ「電流イライラ棒」みたいなことをするのかッ!
(「電流イライラ棒」とは1995年~2000年まで放送された
「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー ~これができたたら100万円~」の1コーナー
2本の電流が流れたレールの間に棒を通し、
棒をレールに触れさせずにゴールまでたどり着けたら100万円がもらえるというものだ。
アーケード筐体化やゲーム化もされたほどの人気コーナー。気になる人は調べてね)
・ストーリーが一本道
自由にあちこちフィールドを行き来できるんだけど
ストーリー自体は一本道である。
1つの所で聞いた情報を得るというフラグを立てた後、
そのフラグを解消するという繰り返しである。
その先の町などで何かやろうとしても何も起きないとか
そこに誰もいないので進行しない。
順番にイベントをこなしていくしかない。
そうそう。
イベントをこなして次に何をしていいか分からなくなったら
『はらたま』に行ってそばを食べよう。
そこで情報を得る事によりフラグが立つなんて事もあるのだから…
・ラストダンジョン
悪い点に挙げるレベルの酷いダンジョンである。
詳細はネタバレにて…
ちなみに攻略サイトを使った最短ルートを行くと戦闘時間を含めても3分~5分程度で目的地に着く。
が、とあるサイトの攻略サイト等を用いず自力で突破した人は6時間かかったという。
自力クリアしたいのなら
A3かA4ぐらいの大きな紙とペンを用意しよう!(割とマジで)
ファミコンRPGのダンジョンで難しいことで有名どころは
「ドラクエ2」の『ロンダルキア』だとか「FF3」の『クリスタルタワー』などがあげられるが
そいつらが本作のダンジョンを前にしたら難ダンジョンの席をどーぞどーぞと簡単に譲ってくれるレベルである。
それなのにあまり本作が挙げられないのは
そもそもこのゲームをプレイしラストダンジョンまでたどり着いた人が少ないからだろう。
あれこれ苦難を経てやっとのことで竜を連れ歩けるようになるが
当然、最初期は主人公より弱い。最弱モンスターの『みじんこ』にすら集中攻撃を受ければやられる可能性がある。
すると、『アルシンハ』とかいうハゲに
「竜使いなのに竜を死なせるとは何事だ」
と、叱責される。
「桜玉吉」氏のかわいいキャラクターに惹かれて購入した幼いプレイヤーの
ゲームに対しての息の根を止めるようなゲームバランスした事に関して作り手は責任を感じないのだろうか?
一応、このゲーム、主人公の性別を選ぶことが出来る。
って事は女子プレイヤーも想定していたって事でしょ?
なのに…
それなりにゲームをプレイしてきたオッサンプレイヤーが攻略サイトに頼る事があったゲーム。
当時の女子プレイヤーの多くがどうなったかは想像するに難くないでしょ?
折角、髭人は箱&取説付きを購入したのでで取説内のキャラクターなどを載せてみよう。
↑のように愛らしいキャラクターが多いのにねぇ…勿体ねぇ。
作り手のバランスを取る気がない。センスがない。
竜を育てるという面白くなりそうな要素を全て台無しにしている。
正直アホだとすら思える。
いやだってさ。
例えば「ドラゴンパン」なんて可愛らしい竜を模した菓子パンが発売されて
子供が欲しいというから買って食べさせたら
「うわぁぁぁ!!」
と、悲鳴を上げるレベルの辛さで試しに大人である自分も食べたらかなり厳しいレベル。
ただ、決してまずいという訳ではなく辛いもの好きにはおいしいとウケるようなパン。
そんな見た目に反して好みが完全に分かれるようなパンなんてアホでしょ?
そこは素直に万人受けするのが当たり前でしょ?
『みずねこ』地帯にしてもそう。
町の周りを浅い水で囲って、1か所だけ深い所があって何かありそうだと入ってみたら
そこに強敵が出るって形にしていたら面白いネタになっただろうに、なんでその強敵地帯で町を囲うねん!
その『みずねこ』。
愛らしい『みずねこ』を最弱モンスターにするべきなのに
何やねんあの『みじんこ』とかいう気色悪い生き物は?
「桜 玉吉」氏の漫画内のキャラクターらしいけどわざわざ出すべきキャラか?
あれこれ態と外しているんだろうけどそれが殆ど滑り散らかしているのがなぁ…
wikiを見る限り
ディレクターである押井氏は
「本当に勢いで作っちゃったのでかなり強引なゲームになっちゃった。だから初々しさがある」
シナリオを担当した伊藤氏は
「普段は一つの縦軸を提供するだけなのに、
本作では『プレイヤー次第でどんな風にもなるストーリー』を目指した。
でも『何をやっても良い』ということは逆に『何をやったらいいのかわからない』という人も出てしまう、と反省した」
いやいや…
『強引』というかバランスとしては『テキトー』だろう。
「『何をやってもいい』ということは逆に『何をやったらいいのかわからない』」って…
というかロクに情報も提示せずにやれってのは
『何をやってもいい』じゃなくて単にプレイヤーを『放置』しているだけやん。
プレイヤーに必要な情報を伝える事を『放棄』しているだけやん。
そしてクソゲームバランスという『理不尽』をプレイヤーに強いているだけやん。
ってか「何をやってもいい」って形にしたのなら
その「何をやってもいい」状況下でもクリアは困難ではないようにしなくてどうすんの。
このゲームで好き勝手やるとほぼ前進できないんだよ。かなり空回りするだけ。
攻略情報ないとやってらんねーよ。
竜との楽しい冒険をイメージしたプレイヤーが多かったであるところに
竜と一緒に冒険する前に挫折者が続出するようなゲームは失敗作だろうに。
物凄い苦労を経て
やっとのことで竜使いになって竜と共に冒険するったって反抗するアホ竜。
これさ。普通のRPGで考えるとさ。
プレイヤーの指示に従うという当たり前のことが「1」だとするなら
本作は「マイナス」から育てないといけないって事なんだよね。
「個性が…」っていうのならその上で、足していけばいいじゃん。
攻撃性が高いようなら攻撃力が高くなるとか…
プレイヤーに対して愛情が深いのなら敵の攻撃からプレイヤーをかばってくれるとかさ。
竜は最初、弱くてもいいからプレイヤーの指示に従うっていう最低限の事は出来てくれよ。
髭人のアホ竜は100%指示に従うなんて事もなくエンディングを迎えたんだぞコラ。
そんなアホに愛情なんか注げるかッ!
もっと素直なゲームにしていればねぇ。
竜以外の要素としても主人公は普通にレベルアップするとか敵を倒したらお金を出すとかね。
竜が主役だからって言うのなら
竜は主人公の5倍ぐらい強さというバランスにしておけば竜の優位性は保たれるし、
主人公だって微妙に強くなって作業を繰り返していても多少の見返りがあるようにも思える。
お金だって普通に敵を倒したらお金が出ていれば
竜に食わすか獲物として売るかなんて迷わせる必要なんてない。
もしくはその場ではお金は得られないが後でモンスターを討伐したって事でお
金が支払われるぐらいのシステムにしておけばねぇ…
(「MOTHER」や「ラグランジュポイント」のシステム)
飽くまで
安易に他のRPGに寄せない!
他のRPGとは一線を画す。
これが『サンサーラ・ナーガ』流なんだ!
っていうのならそれを補うような作りにしないとさ。
主人公が強くならないのなら武器防具を充実させるとかね。
ほったらかしだもん。ついてこいってノリ。ついていけねぇよ。
「サンサーラ・ナーガ」が発売されたのは1990年3月23日
いや~。ファミコン後期ですよ。
ちなみにドラクエ4の発売が同年2月11日。
本作の1か月前に発売されている。
それに後8か月もすればスーパーファミコンが発売される時期でもある。
ファミコンであればどんなものでも出せばなんでも売れるという時代は急激に去った。
wiki見る限り押井氏はドラクエ2にハマっていたとのことだが
あれもノーヒントやらバランスが良いとはいえんが
ドラクエ2の発売は1987年1月26日発売。
本作の3年も前のゲームとは比較できんでしょうに
製作者のエゴの押し付けというストロングスタイル取りすぎても一般に支持されねぇよ。
ディレクターの「押井 守」氏をはじめ、
シナリオの「伊藤 和典」氏
音楽に「川井 憲次」氏
キャラデザに「桜 玉吉」氏など
髭人は無知なので「押井」氏ぐらいしか知らんが…
wikiを見る限り有名どころを集めたとのこと。
が、それより優先してもゲームバランスを取れる人を器用するべきだった。
ただ、音楽と言えば
良曲はあるもののプレイヤーが一番聴くことになるであろう戦闘BGMは酷い。
何であんなドゥルドゥルドゥルと低音の出だしの曲にしたのか理解できない。
正直、耳障りである。
もっと盛り上がる曲にすればよかったのにねぇ…
「竜退治はもう飽きた」
「メタルマックス」のキャッチコピーであるが
この言葉を聞いて考えようによっては
「竜退治は飽きたからこそ逆に竜を育てようってコンセプトなのか!?
これは画期的だ!」
「え?『竜退治はもう飽きた』って
キャッチコピーは『サンサーラ・ナーガ』じゃなかったの?」
などというような解釈もされてもいいだろう。
上手くやれば別ゲーのキャッチコピーをこちら側に奪ってくるほどの魅力を秘めた素材だったのにな。
押井氏はアニメ監督なんだから、うまくいったらアニメ化も可能性としてはあったんじゃないだろうか?
当時、ファミコンのゲームがテレビアニメやOVAとして出る事もあった。
「ドラゴンクエスト」「桃太郎伝説」
「がんばれゴエモン」「ツインビー」「ファイナルファンタジー」「ロックマン」などとシリーズを沢山出したものやら
「忍者龍剣伝」なども出ていたりする。
他も調べれば出てくるかもしれない。
あ!調べた結果、SFCで出た続編「サンサーラ・ナーガ2」の4分間程度のアニメPVを発見した。
(動画サイトで探してね)
アニメ化自体は実現はしているけども…
多方面の展開なども視野に入る素材だったのに
すべての魅力をクソバランスが蹂躙するという猛烈に悲しいゲームである。
ま、SFCに「2」が出ていたり
GBAで本作である「1」とその「2」をプレイできるリメイク版が出ているぐらいだから
熱心なファンはいない訳ではないようだ。
ここからがネタバレ
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まずはこのゲームに関して…
竜を連れ歩けるようになると倒した敵を食べさせるか否かを選べる。
食べさせないと獲物や素材系敵だと所持する事になって売る事が出来る。
そうではない一部の敵は食べる事が出来ても獲物として所持する事は出来ない。
途中、『調理セット』というアイテムを手に入れると主人公本人も食べる事が可能となる。
そんな中で『女竜使い』という敵が出る。
そいつは人間であり、ビキニアーマーである。
普通の敵であり別にに話しかけたりなどイベントもない。
普通に倒すことも出来て竜に与える事も出来る。
獲物として所持することはできない。
竜になど与えるか!この俺が食べちゃうんだからなッ!!(←この最低野郎!!)
コホン…
愚劣なネタを披露したところで
悪い点で指摘した「ラストダンジョン」について語ってみよう。
ラストダンジョンを分かり易く構造を説明しておくと
『ダンジョンエリア』と『ワープ扉エリア』の2つに分かれるとしておこう。
『ダンジョンエリア』は普通ダンジョンであり、そこには沢山の扉がある。
その扉に入ると、どの扉に入っても構造が一緒の『ワープ扉エリア』に入る事になる。
『ワープ扉エリア』は3つの扉が並んでいる。
真ん中は今、『ダンジョンエリア』から入って来た扉であり
左右の2つの扉がワープ扉となる。
ワープ扉に入ることで『ダンジョンエリア』の扉にワープする事になる。
え?
必ず『ワープ扉エリア』内のワープする扉が2個あるとなると
『ダンジョンエリア』の扉の数と合わなくなる?
鋭い!
1つの扉内にワープ扉が2つあるとなれば行き先の数が合わなくなるというものだ。
でも、ゲーム中は問題ない。
何故なら、行き先がかぶったワープ扉があるのだから。
行き先が被っているから激しく混乱する。
そして、『ダンジョンエリア』内の扉は攻略サイトでザッと数えたけど100はある。
って事でワープ扉は200ある事になる。
その1つ1つの行き先を記憶してられますか?
だから自力で解くなら大き目の紙が必要なのだ。
もし自力攻略したいのなら
まず、『ダンジョンエリア』を正確に書き写す。勿論、扉などもだ。
次に扉に数字を割り振る。
それから扉内に入り、左のワープ扉と右のワープ扉の行き先に
対応する扉の数字を記していくという訳だ。
例えば33番の扉に入り、
左のワープ扉は42番の扉、右のワープ扉は53番の扉につながっている。
と書き記すという要領である。
これを100個の扉をしらみつぶしに確かめていく訳だ。
運が良ければ10分でゴール地点でつくだろうが運が悪ければ数時間だろう。
最初、髭人は自力でゴールにたどり着こうとワープ扉に入りまくるが激しく混乱する。
それでも頑張る髭人。
マップは書かず偶然ゴールに着くことを願って…
で…ゴール地点らしき場所を発見する。
「ゴール地点はあそこか…
このゴール地点付近の扉のどれかが偶然、ワープできる扉があるんだろう」
と、ゴール地点近くの扉の中のワープ扉に飛び込んでみるがゴールには全くたどり着けなかった。
髭人は諦めて攻略サイトを頼った。
もしただ探していくだけの状況のままなら髭人は永遠にゴールにたどり着くことは出来なかっただろう。
だって…ゴール地点に続くワープ扉はゴール地点が見えないところの『ワープ扉エリア』の中にあるのだから…
これを攻略サイトで知った時
髭人「プレイヤー心理としては俺が考えたように
ゴール付近の扉内に正解のワープ扉があるだろうと思うところだが…
その安易な考えを欺き
ゴールが全く見えないところにある扉内のワープ扉が正解か…
このダンジョン作った奴、性格が悪いというか相当、心が歪んでいるな」
という心境にすら至った。
上記、突破するのに6時間かけた人も髭人と同じように
ゴールが見えるところの扉を中心に探し回っていたんだろうなきっと…
正直言ってラストダンジョンを作った人はゲーム作るセンスがないと思える。
こういう人材を削るかせめて止められるような有能な人がいれば…
この「サンサーラ・ナーガ」のラストダンジョンが他のRPGより酷いと思えるのは
他の長大なダンジョンと比べて、小さい事にある。
デカイダンジョンなら、たとえ途中でやめたとしても
「前より進んだ」
という実感が湧くからいずれゴールがあると信じて続けていけるが
本作は、小さいダンジョンであるがゴールを運で見つけるようなものだから
「俺は先に進んでいるのか?それとも後退しているのか?」
不安感が全く以て払拭されないのがツライのである。
さて上記、取説の表紙が「正しい竜の育て方」なんて楽し気な表現をしているが
ゲームは地獄で取説だけでは不十分であり、実際は「正しい竜の育て方(不完全版)」でしかないので
髭人が髭人流の竜使いになるまでの過程を解説していこうと思います。
↑:ゲームの付録の地図
・オープニング
↓
・主人公の村で『きっちょうのウロコ』を取る。
主人公の村の奥の老人の宝箱を取る。
『きっちょうのウロコ』がある。
後でこれは防具に改造できるので売らないようにする。)
後、ババアとその老人以外のキャラに話しかけてはいけない。犬さえもだ。
話しかけたら袋叩きに遭い、パンツ一丁で放置される。
その後ババアに話しかけることで元の状態に戻るけどね。
(ちなみに髭人は
村民に話しかけるとフルボッコにされるから
村の探索をせず『きっちょうのウロコ』の存在を知らなかった)
↓
・ダチョウを追う
ダチョウは南西に向かうのでそれを追いかける。
追跡中も敵が出現する。これによってペースを崩されダチョウを見失ったプレイヤーもいるだろう。
というか、ダチョウを追えという話もゲームで示されないので
端からダチョウの事を気にせずフィールドに取り残されたプレイヤーもまた少なからずいるだろう。
まぁ、南西に行くと建物があるのでそこに入る。
↓
・『竜のうんこ』を取りに行く
ゲームの表記そのままだ。
ダチョウを追った先の建物内にいるジジイが
「西にある『竜のうんこ』を取ってきたら卵をやる」というのでそれに従う。
西に行くと巨大な木みたいなものがあり穴に入ると勝手に移動する。
それを繰り返していれば『竜のウンコ』を手に入れられるだろう。
(このゲームのバランスはウンコというのを形容しているんじゃないかとさえ思う)
↓
・竜の卵をもらう
『竜のウンコ』を爺に渡すと卵を選ばせてくれる。
見た目は同じで、別にジジイが1つ1つの卵の能力について言及してくるわけでもないので
どれを選んでもいいだろう。
外で適当に戦っていたりすると卵から竜の赤ちゃんが孵化しゲームの真のオープニングが流れる。
↓
・都に行く。
主人公の村の川を北東方向にさかのぼっていくと
『はらたま』という立ち食いソバ屋がある。
そこで屋根のあるところに行くと『アルシンハ』がいて、宝箱がある。
それを入手しつつ都へと進む。
川の先は湖であり、町が3つある。
西、南、東の3つだ。
西は商業区、南は城、東は下町と言った具合だ。
まず行くのは西の商業区だ。
各町の道以外は深い水であり悪い点で指摘した『みずねこ』地帯である。
十分に注意しろ!入ったら死亡だ!
↓
・牛狩りを行う。
商業区に至る所に『牛』がいる。
話を聞くと牛は神聖な生き物だそうだが関係ない。狩れ!
倒して得られる『牛のキモ』は1つにつき『4800』で売れる。
町の道具屋で売ろうとして
「見られなかったか?」
と、聞かれるがハイと答えて金をもらえ
それで『61398』以上の金を集めろ。(理由は後述)
13頭狩ればいい計算である(4800ルピー×13頭=62400ルピー)
町には9頭しかいないが、1度町を入りなおせば牛は復活している。
安心して狩れ。
ただ、牛を倒すごとに小竜のステータスが減る。(託児所に預けた後でも)
神聖な生き物を狩っているのだから当然と言えば当然の処置だが
このアホな仕様なこのゲームできれいごとは言ってはいられない。
まぁ…まっとうにその額を稼いでも良いと思うけど
別に牛を狩ったところでイベントやエンディングなどには影響がないのだから
ろくな装備もない初期状態で6万も稼ぐのは時間の無駄だと断言しておくよ。
↓
・竜を託児所に預ける
託児所があるのでそこに小竜を預ける。
預け料やら予防注射などで800ルピーかかる。
今まで手に入れた金や上記、牛のキモを売った金も含めれば
『61398』を下回ることはないだろう。
↓
・下町に行き『メーザー砲』を買って売れ。
下町で『メーザー砲』を売っている奴がいる。
(人がいっぱいいるけど何とか探してね)
この買値『61398』ルピーである。
で、売値『306980』ルピーである。(誤字じゃないよ)
だから『メーザー砲』を買って売れば無限に稼ぐことが出来るのである。
ちなみに『メーザー砲』は武器として用いる事が出来てかなり強力であるが
壊れる可能性もある武器だ。
まぁ…メーザー砲売りでアホほど買えば別に気にならないのかもしれないが
下町では話しかけただけで襲ってくる奴もいる。
襲われたら逃げろ。負けたらパンイチ放置だ。
↓
・稼いだ金であれこれ揃える。
『メーザー砲』で金を稼いだら
商業区に戻り、あれこれ揃える。
右下の武器屋で『鋼の剣』を買ったり
防具屋で『マント』『皮の鎧』『スパイク』『ファールカップ(男のみ装備可)』を買ったり
後、武器屋では最初に取った『きっちょうのウロコ』で盾を作る事が出来る。
かなり防御力があるので取らないとマジキツイ。
薬屋で『せーろがん』と『かいばたいほとう』というアイテムを買おう。
『せーろがん』は毒消しアイテム。
このゲーム、毒を受けるとフィールドでの体力減だけではなく
攻撃力なども減るので即座に治すのが望ましい。
『かいばたいほとう』は主人公全回復アイテム。
『3800』もしてやや高価であるが『メーザー砲』売り作戦をすれば気にはならないだろう。
遠出する時はこれを10個ぐらい持っていると安心だろうか?
薬屋の最高額『ロイヤルゼリー』は『32000』もする。
これは竜のHP全回復アイテム。
後で買っておいた方がいいだろう。
自身装備だけではなく託児所に預けた小竜に対しても
『ベビーフード』やおもちゃを与えよう。
これと言って、表示はないが能力には反映されているとのこと。
↓
・『竜使いのヘルメット』を探そう。
小竜を育てていると、保育士のおばちゃんが
「竜使いになるのなら竜使いのヘルメットを取りにいかないとね。
前までは城でもらえた」
と、言うようなことを言ってくる。
ここまで来ると成長上限であり、いくらベビーフードなどを与えても
小竜は育たない。
普通に城に行っても兵士が邪魔で入れないので
商業区の井戸みたいなところを『調べる』と入れるところがある。
地下のダンジョンであり敵も出る。強いので逃げろ。
このゲームには経験値がない。お金を稼ぐのなら『メーザー砲』の売買で稼げばいい。
敵を倒して小竜に食わせる必要もあるが現段階ではベビーフードを買って食わせるのが効率的なので
無視で構わない。
というか、この地下、かなり広大であり
歩く場所が上段と下段という構造で交差して場所があるので
RPGの最初のダンジョンとして複雑と言える。
折れた人もいるんじゃなかろうか?
おおざっぱに出口の場所を言っておくと南から時計回りで上方に行くと出口があり、そこは城の台所。
そこで人に話しかけると「地下通路に泥棒がいて退治してくれないか」と言われるので
再び地下通路に戻り盗賊を狩ることになる(城で話をしないと盗賊がいない)
真ん中辺りの時計回りをして上方に行くと盗賊のアジトがある。
(場所については私の記述はテキトーなので詳しい地図は攻略サイト等で調べてください)
盗賊のボスを倒すと『反省文』をもらい
それと『錆びた法輪の盾』と『夢見の鏡』をGETする。
鏡の方は後で使うので覚えておこう。
城に戻って調理場の先を行くとオバちゃんがいてその人に話しかけると
『竜使いのヘルメット』をもらえる。
侍女にうかつに話かけると衛兵を呼ばれ戦闘となるので話すのはやめよう。
『竜使いのヘルメット』をもらうと正式に竜使いとして認められ
普通に城の人と話すこともできるようになる。
それで城の中で『クリカラの剣』と『法輪の盾』をGETしよう。
ちなみに『法輪の盾』は戦闘中に使うと何故か体力が回復する。
↓
・『竜使いの笛』を取りにいこう。
託児所に行くと今度は保育士のおばちゃんが
「『ミーナ』の村にいる人の作る『竜使いの笛』が天下一品」
というので『ミーナ』に行くことになる。
まず、『はらたま』に行って便所を調べるとワープする事が出来る。
最初の『はらたま』は4号店である。
目的地近くは3号店であるので3号店に飛ぼう。
↓
・『酸の森』を越えよう
『はらたま』3号店から川が南方向に走っているので
それに沿って南下する。
すると、森で一線が引いてあるところがある。
そこを越えようとするとマップが変わる。
ダメージを受けるが回復しつつ下へ。
するとイベントがある。とある女竜使いと出会いつつ
更に川に沿って行くと『ミーナ』がある。
・『アル・シンハ』に会う。
『ミーナ』という町で『アル・シンハ』がいる。
「笛が欲しいなら魚竜倒してこい」言うので倒しに行くことにする。
↓
・『魚竜』の洞窟へ
『ミーナ』の川に沿って行き、東方向に行くと洞窟がある。
入ってすぐに穴があるのでそこに入る。(ダンジョンの出口ではない)
穴に入って左に行った最初の穴に入り、それからひたすら右方向にある穴にいくと
魚竜の住処に着く。
全回復アイテム『かいばたいほとう』を使いながら戦っていけば倒せるだろう。
↓
・『ミーナ』に戻って笛をもらう。
『アルシンハ』が「明日取りに来い」言うので宿に泊まって
次の日行くと笛だけおいて本人はいない。
笛を回収して竜の元へ戻る。
↓
・竜を育てる
これでイベントはもうない。
後は『ベビーフード』を買って食わせまくって
竜を冒険できるようになるまで竜を育てよう。
『メーザー砲』で『おもちゃ』を買うのもいいだろう。
↓
・竜と冒険へ
保育士のオバちゃんに話しかけてOKがでたら…
真の始まりです。『アル・シンハ』が掟をその場にいないのにどこからか言ってきます。
「一つ。常に 竜と 共にあれ!」
「一つ。正しきものより 盗むなかれ!」
「一つ。無益に 殺すなかれ!」
「一つ。やられたら やり返せ!」
「一つ。やられる 前に やれ!」
「一つ。一日 一善!」
「一つ。気を付けろ 甘い言葉と 暗い道!」
「一つ。小さな 予算で 大きな 仕事!」
「一つ。 崇めよ 称えよ 汝の 師匠!」
「行け! 〇〇〇〇(主人公名)よ 正しき 道を 歩め!!」
コイツを崇めて称えるとか嫌なんだけど…
ハゲの事はおいておいて…冒険開始時の竜は弱いです。
最弱の「みじんこ」ですら大ダメージを食らうほどです。
主人公が倒してそいつらを食わして大きくしましょう。
後、命令を逆らう事が多々あるので
戦闘後に『アルシンハの笛』を吹きましょう。
多少、従うようにはなります。何度も繰り返し吹きましょう。
ちなみに、その重大情報をこのゲームでは誰も教えてくれません。
数時間、命令無視のアホ竜に苛立ちながらたまたま使ってみて気づきました。
髭人によるこのゲームの本来正しい竜の育て方はおしまいですわ。
ここから先は自分で攻略していってくださいマシ。
竜使いになってからのストーリーについて真面目に語ってみよう。
竜使いになった後、保育士のおばちゃんから
『竜のウロコ』を強くする泉があることを聞くのでそこに行くというところから竜と一緒の冒険は始まっていくが…
そのような成り行きに任せて進んでいくのだがいつの間にやら世界の真理について主人公は知っていく。
『リタ・サティヤ』という封印の地に進むことになる。
その地までの番をしている鬼みたいな奴に
「はらたま」最高額の『お持ち帰り』を選んで出てくる牛を倒すと手に入れられる『牛丼弁当』を渡すと
「これから先に行くともう戻ってくることは出来ない。引き返せ」
などと説得されるが「進む」ような選択をする。
(っつーか、思いとどまってもエンディングを迎えられないから進むしかねぇんだけどね)
そして、『リタ・サティヤ』に進むと、その門番が言ったように戻る事が出来ない。
『はらたま』だけがあり、
そこに最初に出会った竜使いの『アムリタ』が自分の竜がその先にいる竜に殺されたことを伝えてくる。
外に出ると右下に谷みたいなものが見える。
直進しては行けずドラクエ1の竜王の城のように大回りしなければ入れないようだ。
緑の蜂の巣みたいな広いフィールドを大きく迂回していく。
谷に入ると上記の通りアホラストダンジョン。
その先に待ち構えるのが『カオスドラゴン』である。
接触すると、ババアが出てきて戦ったり、『アムリタ』が出てきて戦ったり
どうやら『カオスドラゴン』が見せてくる幻だそうだ。
それで、最後にフィールドを歩いていると何故か自分が分身する。
「バグったか?」
と、思えるがそうではなく話しかけると自分自身との戦闘になる。
それでようやくラスボス『カオスドラゴン』との戦闘になる。
途中で、主人公が瀕死になると竜が急に命がけのブレスを吐き、
『カオスドラオゴン』を倒すのだが相打ちであり、竜は息絶えてしまう。
が、死ぬ間際に竜が産んだ卵がありそれを持ち帰る。
『リタ・サティヤ』に行くと帰れないという話であったがこちらに戻ることが出来て
『アルシンハ』や『国王』に話しかけると
持ち帰った卵が孵化して、その竜がこう言ってくる。
「初めまして 〇〇(主人公名)さん。
私の 名前は ××(竜名)です。」
というメッセージの後でスタッフルールとなる。
その際に、このメッセージが流れる。(漢字変換する)
〇〇は
山ほどの モンスターと戦い
様々な 出会いと 別れを 繰り返し
遂には リタ・サティヤの封印を 解き
全ての 魔法と 魔物を 司る
カオスドラゴンの見せる8つの悪夢を破り
見事 カオスドラゴンを 退治した
×× は 最後の力を ふり絞り
ラストブレスを 使い
その命を失った
が・・・・
卵より
翼をもつ聖なる竜として蘇り
アルシンハの予言は 成就された
新たな竜を得て
旅はまだ続くのであろうか・・・
竜が言う
「またあおうねっ!」
そしてゲーム終わる。
しかし、『アル・シンハ』
髭人はコイツこそ腹黒のハゲという認識をしているわ。
帰ったら戻れなくなるという地『リタ・サティヤ』に着いたら
『アル・シンハ』が伝えてくる。(テレパシーかなんかか?)
「まぁ 聞け・・
聖なる竜が 死んで 既に 久しい
今 あの 竜の巣に いるのは
最悪 最強の竜 カオスドラゴンぢゃ
奴は 人の世界をも 支配しようと しておる
誰かが 奴を 倒さねば 世界は 滅ぶ!
わしは カオスドラゴンと 戦える 竜使いを
探して 長い間 旅を 続けておった・・
なぁ 〇〇よ、お前は 最後の 希望ぢゃ
頼む! カオスドラゴンと 戦ってくれぃ!!
『はい』『いいえ』選択で『はい』を選ぶ
「ほんじゃ そういうことで ひとつ よろしく」
このハゲ、後戻りが出来なくなってから戦って倒せってどういうことだよ!
しかも、『ラストブレス』使うと竜が死ぬって事を知っていたんだろ?
コイツも伝説の竜使いなんだろ?って事は
「カオスドラゴンのせいで世界が滅ぶわ。
アイツ倒すのにはラストブレスを竜を吐かせないとならんな…
ブレス吐いたら竜が死ぬよな。
ワシの竜をか?
この際、適当な竜使いになりたい奴を見つけてそいつの竜に倒させるか?
予言で死んでも翼をもつ竜として蘇るから死なせても別にいいっしょ!」
という風な感覚にすらなる。
もう少し、主人公に寄り添うような所があればこのハゲの評価も違ったんだけどねぇ…
大体、『竜使いの笛』を作って10か条述べた後は師匠面して偉そうに突き放してくるだけだもんなぁ~。
ゲーム的に言えば伝説の竜使いなら何の数値をどれぐらいあげた時に
どのような効果が出てくるか言えやボケハゲェェェ!!
自分の竜を失いラスボスの『カオスドラゴン』を倒して凱旋した後は
「誰かがやらなければならなかった」
みたいなことを言うんだけど
まず「スマン」と謝れや。
知っててそうさせたんだろオメー。
いくら竜が転生すると分かっていたとしてもよ!!
いずれにせよストーリー上ではコイツの手のひらの上で踊らされた感があるので
髭人は楽をさせず手助けをほとんどしない癖に師匠面をしているこのハゲが心底、嫌いである。
ちなみに「サンサーラ・ナーガ2」でも『アル・シンハ』は登場するが亡霊である。
亡霊と言っても本作のハゲと容姿が同じだから同一人物だろうが
自分の予言の為に竜が死ぬ羽目になり、激高した本作主人公に殺害されたんじゃね?
という説を提唱したくなる所である。
本当に、しんどいのが殆どだったよ。このゲーム。
ってか製作側はひねくれすぎやねん。もっと素直にストーリーやゲームを作れよって。
まず村から奪った卵が『ダチョウ』の卵だったって…
そこはひねらずに普通に竜の卵で良かったんじゃねーかよ。
だってさ、村の宝がダチョウの卵であると分かり
その後、苦労して竜の卵を手に入れる羽目になるところからゲームが始まっていくのかと思いきや
直後に『竜のウ〇コ』を取りに行くだけで竜の卵を簡単にもらえるとか…
なら、竜の卵はこの世界での言われた場所のクソ探しをしたという
お使いでもらえる程度の低い代物でしかなく村の宝として大切にするものなのかって疑問がわく。
村の宝の卵の方はSランク(であると代々、伝えられていたもの)で、
ウ〇コ届けてもらった卵はEランクだったとか?
そんな卵のランクとか言い始めたらどんどん話がややこしくなるわ!!
とは言ってもこのゲーム全部ダメだったというわけではなく
髭人的にこのゲーム楽しかったところはあった。
どこかって?どこでしょうね。
Q「竜が生まれたところ?」
NO!
すぐにパーティに加わる訳じゃないからな。託児所に預けなければならない。
すっげー面倒。
確かに、生まれて間もない赤ん坊を戦わせるのは人としてどないやねんというのは分かるが
ゲームだからね。そこは弱くても戦いながら育てていけばいいんじゃないの?
Q「竜と共に冒険できるようになったところ?」
NO!
託児所での育児を終えてようやく戦闘に加わるけども
これがまた弱い。
雑魚の『ミジンコ』に結構なダメージを受けることになる。
その上、竜が幼いって事なのかこちらの命令に従ってくれない。
分かるけど、ここまで散々苦労させられたんだからちゃんと話を聞いてくれよ。
Q「エンディング?」
NO!
その要因は3つある!!
①竜に愛着を持てなかった。
ラストダンジョンでの戦闘でも10%ぐらいの確率で指示を聞かないからね。
「このアホ竜。もういい加減にしろよ」
って感じ。
これに関しては悪い点で指摘した通り
何の数値を上げれば命令無視をやめさせられるのか?
その数値をどれぐらい上げれば100%従うようになるのか?
何を食べさせればその数値が上がるのか?
それらが分からないこそ
結局、アホ竜のままラストまでって感じになっちゃんだよな。
②演出が下手
竜が戦闘中に命がけのブレスを吐くんだけどさ。
勝手にやり始めるんだよね。
こちらとしては全回復アイテムである『かいばたいほとう』と『ロイヤルゼリー』を
多数用意している状況にも関わらず自動でブレスを吐くんだよね。
「ドラゴンボール」で例えるのなら
『ナッパ』戦、悟空到着前の段階。
本編では犠牲者が多数出るほどの苦闘であるが髭人の状態は仙豆を各自4~5個持っている状態で『ナッパ』に臨む。
なのに仙豆を使い切る前にキャラクターが自爆技使ってしまうっていう状況だろうか?
それを見ていたら読者は思うだろう。
「は?
何、やってんの?コイツ。
仙豆をいくつも持っているんだから
体力減ってから回復するっていう持久戦持ち込めば
少しはチャンスあるかもしれないだろ?」
と、思うのが普通であろう。
だから髭人が竜が死んだ心境は
髭人「お前、最期の最期まで何、勝手にやってんの?」
そこに悲しみはない。
髭人としてはこのゲームが好きな方には悪いが
「アホ竜が勝手に自滅して死んだ」
という結論にしか至らなかった。
後、通常のブレスを吐くと体力が減るんだけどさ。
特に最後の命がけのブレスもガンガン体力が減っていく。
髭人「どんどん減っているな…そろそろ0に…」
そんな時に竜、なおもブレス連射
体力がマイナスになってもなおもブレスを吐く。更にマイナスが重なっていく。
髭人「あれ?体力が0ではなくマイナスに突入したぞ?
え?このゲーム、バグッた?
ま~た、アホなラストダンジョンやりに戻ってこないといけないの?
だっる!!」
と、辟易としていたらラスボス死んでの相打ちでイベント開始
髭人「あれ?イベント進んでるぞ。
ああ…こういう仕様なのか…
ついにこのゲームがおかしくなったのかと思ったわ。
バランスは最初っから狂っているけど」
と、相打ちで死んだ自分の竜の心配よりもゲームそのものの心配をしている始末。
体力「1」の状態でブレスを吐き続け
最後に「0」にすれば死んだって分かり易いやん。
何で体力マイナスとかすんのよ。
「ダイの〇冒険」『ヒュンケ〇』がギリギリの体力「1」の状態で戦い続けたけど
それが普通でしょ?
HPがマイナスになったのか?
訳分からんひねりを入れるから感情移入を妨げるんだよ。
そんな心境に陥ってしまうのだから
一旦、戦闘画面をやめて、ダンジョンの画面に戻してイベントとして自動で進めればよかったのに。
髭人がやるなら
ラスボスを倒しても
すぐに第2形態になって、その上、別の雑魚なんか集まるという絶望的な状態。
そいつらから苛烈な攻撃を受けて
主人公が窮地に陥った時に、
竜が決死のブレスを吐いて敵達を掃討して倒れてしまう。
そういう素直な展開にすれば万人に感動させる余地はあったはずなのにな。
狙ってやっているんだか知らないが作り手は実に演出が下手である。
③エンディングを予想して大体当たってしまった。
ラスボス戦前に
髭人「タイトルが『サンサーラ・ナーガ』
サンスクリット語で『輪廻』『竜』なんだ。
じゃぁ輪廻しちゃうんだ。
もしかして…
ラスボスに対して相打ちで死ぬんだろうけどこの竜、メスだからな。
卵産んで死んでしまって
生まれた小竜と共に新しい冒険が始まるな~んて
そんな誰でも思いつくエンディングじゃあないよねぇ~?」
エンディング後
「おい。7~8割当たっているやんけ」
外した2~3割はどこかって?
孵化した小竜が死んだ竜の即座に転生した存在だという事は流石に予想できなかった。
が、上記、アホ竜が死んだという認識なので
「え?
また、お前と冒険する事になるの?」
またアホ竜と一緒に冒険すると考えたら流石に眩暈がしたわ。
「いやいや…
お前はお前なりに頑張って命がけのブレス吐いて死んだんだから…
もう俺に会おうとしたりせず迷わず成仏してくれよ。
ってかお前、なんで喋れるの?」
というのが髭人の素直な心境であった。
一応、竜に対して愛着があればあるほど泣けるだろう。きっとね。
髭人の竜は最後まで反抗期のアホ竜だったってだけで。
だから竜の状態でこのゲームのエンディングに対しての心境が天地ほどに違う事になるだろう。
ってこのゲームのエンディングたどり着いた人、相当絞られるだろうがね…(苦笑)
髭人としてはこのゲーム、エンディングでもダメダメだったんだよね…
じゃぁさっき言った楽しめた所って一体どこなのかって?
それはゲーム中、竜が脱皮するという事で竜が町で一時的に離れる時がある。
その際に、何者かに竜を奪われてしまい
1人になってしまい竜を探す羽目になるのだが、フィールド上に出ると説明もなくなぜか『ダチョウ』がいる。
そいつと重なってからBボタンを押すと乗る事が出来るのだ。
足が速く敵も出ない。川も渡れる。FFで言う『チョコボ』みたいなものだ。
『ルーラ』などの自力で可能な瞬間移動系の方法がないこのゲーム。(せいぜい『はらたま』というそば屋ぐらい)
今まで敵が出まくって面倒くさくしんどかった移動が手早くできる。
山岳地は特にエンカウント率が高いこのゲーム。
1歩7~8割はエンカウントするだろう。だから極力山を迂回しようとするのだが…
ダチョウに乗っていると山を歩いても敵が出ない。
「早い!
敵でない!
楽しい!!」
ゲームを進めていて南西の『酸の森』の先に連れ去られた竜がいるのだが
ダチョウは通行できないので手前に置いておくしかない。
悲しい。愛着が凄く湧いていた所のに…
それで竜を再び見つけて連れ歩けるようになってからダチョウを置いておいた地点に戻る。
「あれ?
『酸の森』手前においてきた『ダチョウ』は?
戦闘で反抗したり
でかくなったのに乗せてもくれないアホ竜なんかより
『ダチョウ』と冒険したいんだけど?
『ダチョウ』く~ん!どこですか~~~!!」
竜なんか捨ててこのダチョウを大切にして運送屋になるとか
人を乗せてタクシーにでもやっていた方がはるかに賢い選択であった。
なるほどそうか!
このゲームで最も偉いのは
『アル・シンハ』などという主人公を端から利用しようとしたハゲ野郎ではなく
増してやあれこれ認識不足や調整不足の製作者でもなく
「この世界で竜使いになろうなどと現を抜かす奴の為に
竜使いになるのよりももっと素晴らしいものになれるプレゼントしよう」
と、『竜の卵』と偽って、
実はダチョウの卵を置いてくれた村長だったという訳である。
「サンサーラ・ダチョウ」
という名前の素直なRPGだったのならこのゲームは評価されていたのだろう。
主人公よ。
竜使いを目指すなんてすぐやめろ!
産まれてから即座に逃げたダチョウを死に物狂いで見つけて育てるのだ!!
さもないと竜育成などの地獄が『カオスドラゴン』倒すまでず――――――――っと続くぞ!!