髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「ポポロクロイス牧場物語」 レビュー (ニンテンドー3DS)

2015-09-06 21:00:24 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロクロイスシリーズ
「epics」が開発
「マーベラス」が発売
2015年6月18日発売

特徴
世界観とストーリーは「ポポロクロイス」でありながら
「牧場物語」にあった育成シミュレーション要素がある。

戦闘は「ポポロクロイス物語」や「ポポロクロイス物語II」がベースとなっている。
ピエトロ達はコマとして移動させて敵に攻撃する。
攻撃特技の多くは範囲攻撃であり、巻き込めば複数の敵に攻撃できる。
ただ「I」や「II」では歩いているフィールドそのままに戦闘フィールドに移行するが
本作では戦闘フィールドは別に用意されている。

後、「ピエトロ」と「ナルシア」の声が2種類で選べる。

ピエトロは
「折笠 愛」氏(アニメ1期版やポポロⅡのピエトロ王子役)
「坂本 真綾」氏

ナルシアは
「白鳥 由里」氏(アニメ1期版やポポロⅡのナルシア役)
「川澄 綾子」氏

声のパターンは任意で選ぶことはできないので
ピエトロは「坂本 真綾」氏でナルシアは「白鳥 由里」氏という組み合わせは不可。

「ピエトロ『折笠 愛』氏&ナルシア『白鳥 由里』氏」
「ピエトロ『坂本 真綾』氏&ナルシア『川澄 綾子』氏」

の固定だ。
ムービーは選んだ声で2種用意されているのでご安心を。

気になるレベルであるので敢えて特徴で書くが
前作までは「PlayStation」「PlayStation2」「PSP」という「SONY」ハードで「SONY」から発売されていたが
今作は「Nintendo 3DS」という「任天堂」ハードで「マーベラス」からの発売という事で
権利面により製作に四苦八苦したようでシリーズで出て来た
「人名」「地名」が伏せられていたり
「技名」が変更されていたりするのである。

「サニア」→「王妃」
「ブリオニア」→「空飛ぶ島」
「風の刃」→「ウインドスラッシュ」


あらすじ
「ピエトロ」の13歳の誕生パーティの日
近頃、ポポロクロイスでは正体不明の「黒獣」というモンスターに悩まされていて
「ガラリランド」からの外交官「マルメラ」が
ポポロクロイスに黒獣対策を伝えようとしていた。
黒獣はただ倒すだけでは土壌が汚染され作物が取れなくなる。
このままではポポロクロイス中の作物が取れなくなり人々が飢えてしまう。

「みんなが苦しむところを見ていられない」

と、正義感に燃える「ピエトロ」は
一度は「パウロ」に「ガラリランド」行きを止められたが
他の人々の後押しにより「ガラリランド」に行く事を決意したのであった。



ピエトロ王子:お馴染みポポロクロイスの王子。13歳。
 マルメラに黒獣対策を教わろうと「ガラリランド」に行く事に決めたのだが…
 武器:剣

※髪の毛が時系列上
ポポローグ」の後で「Ⅱ」の前なのに短くなっている。
 だが、劇中でそれについての説明はない。
 王位継承の儀式を終えて髪を切り、
 また同じぐらいに伸びた時に王位につくって意味合いなんだろうか?




ナルシア:フローネルの森の魔女。ピエトロ王子の事を想っておりますが~。14歳。
 いつものトンガリ帽子ではないのは
 ギルダ曰く調べ物をなどがある時、この方が都合がいいのだとか
 武器:杖




白騎士:キングナイトに会う為に世界中を旅する正義の騎士。35歳。
 武器:剣&大剣




ガミガミ魔王:世界征服をたくらむ悪の魔王なんだけど…
 憎めないオッサンである。43歳。
 30近くも年が離れたナルシアに思いを寄せるロリコンである
 武器…レンチ


↓ここからガラリランドで出会う方々
 (年齢は不詳
 というより、ピエトロの年齢からナルシア達の年齢は逆算した)



青い狼:ガラリランドでピエトロと出会う狼。ピエトロ王子に寄り添い、助けてくれる。
 その理由とは?




カボチャマン:記憶喪失の男。ピエトロに恩が出来た為に助けてくれる。
 その正体とは…一体、何者なんだ?



ニノ:口は悪いがなんだかんだで面倒見のいい少年。
 武器…ではないが攻撃方法は『拳』




ルー:大人しいニノの弟。野菜作りに特別な才能がある様子。
 武器…スリング(パチンコ)

※ルーのスリングは飛び道具だからと言って
 「ポポロ2」の弓使いである『レオナ』のように遠くから攻撃するという訳ではなく
 他キャラと同じく近接攻撃である。


↓ここから下はピエトロと仲良くなる女の子達、仲間になる事はない。



エミリア:腰にハンマーを下げた元気な女の子、鉱石を探すのが好き。
 密かに女の子っぽくなるのを憧れている。




レイラ:寒い地方にいるおっとりとした女の子
 母がおらず、帽子の花飾りは母からの形見




クローディア:物静かで勉強好きな女の子
 大きな町に行く事にあこがれる。




リリー:純粋無垢な独特の雰囲気を持つ女の子
 『ピエトロ』の名前を知る前に

リリー「私はリリー。虫さんが好きなの。あなたの名前は?」

 などと聞いてもないのに
 虫好きをアピールいう発言をする所からその不思議っぷりが伺えるだろう。




アイリス:ツンデレ成分がある研究好きの女の子
 猫好き。


点数は60点


良い点
・「ポポロクロイス」のゲーム

悪い点
・ピエトロ同年代の少年少女たち
・お前等手伝えよ
・通知のON/OFF機能
・エンディング時、毎回お馴染みのアレがない。

良い点の解説
・「ポポロクロイス」のゲーム
今までのシリーズ最後は
2005年発売のPSPの「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の冒険~」であるがⅠ&Ⅱのほぼリメイク作品である。(追加要素もあるが、イベントカットの方がはるかに多い)
2004年発売のPS2の「ポポロクロイス ~月の掟の冒険~」がシリーズ最後だから完全新作は12年ぶりとなる。

ファンとしては

「心底待ったよ…」

という気持ちにさせられる…

にしても、様々なキャラクターが町に出て来ていいね。
モブでも個性的なキャラが多くて好きだわ。
ストーリーが進んで再び話しかけた時、台詞が若干変わるというので
ゲーム本編を進めるのもいいが寄り道が楽しい!

こういう所がポポロクロイスらしさと言える。
一部、アニメーションムービーも収録されていていいね。

悪い点の解説
・ピエトロ同年代の少年少女たち
仲間になる少年2人とピエトロに対して好意を抱く5人の少女たち。
これらは「ピエトロ」以外の男女で絡みが一切ないのだ。
不自然じゃね?

ニノ「ピエトロ、お前モテモテだな」
ルー「兄さん。嫉妬なんてみっともないよ」
ニノ「俺は嫉妬なんかしてねーよ!」
ルー「ホラ、そうやって向きになるところが~」
コニー「そこの人は寂しくて仕方ないのよね~」
ニノ「う、うるせ――――!」

なんてやり取りがあってもいいはずだ。
『ニノ』は口は悪いけど話してみたら意外に良い人だったなんて事で
好意を抱いてもいいだろうし
『ルー』は雰囲気が好きなんて子もいるだろう。

何故に『ピエトロ』限定?
製作側の都合を考えたらあまり絡ませると
男女関係でパーティが険悪になるからって事なのかもしれないけど
なんかなぁ…

『ガラリランド』では同一世界の同世代の異性は見えないなんて
呪いでも働いているのだろうか?
(ガラリランド外の『ナルシア』も女の子との絡みはないが)

まぁ、百歩譲ってその少女たちにとってみれば
『二ノ』&『ルー』より『ピエトロ』がドンピシャで好みだったとしよう。
でもさ…他シリーズ関連でのネタバレになるが言ってしまおう。
確定事項だからな。
ポポロクロイスシリーズの歴史での中間に位置づけられる作品。
つまりいくら少女たちが『ピエトロ』に好意を抱いて、いくら親しくなろうとも…

『ピエトロ』と一緒になれることは絶対にない。

完全なる噛ませ犬でしかないのだ。
歴史がある以上そうでなければダメだが、
5人の少女の立場からすれば実らないことが宿命として決まっているって辛すぎるわ。

髭人は未プレイだが、「牧場物語」では主人公に好意を抱くキャラが
複数人いたって話だからその名残なのかもしれないけど…
そこにこだわりを入れる必要だったのかは髭人としては疑問である。

それをやってまで女の子5人に対して酷な事を強いるぐらいなら、
対象を『ニノ』や『ルー』に譲ってあげるべきだったんじゃないか?
5人もいるからこそその絡み方も様々…
例えば

 ・ハーレムを構築してしまう『ルー』
 ・同じ女の子を好きになってしまったがために仲良し兄弟が対立していがみ合う

などの展開の方が面白いと思うんだけどなぁ…

え?『ニノ』と『ルー』は女に現を抜かさず、ずっと二人でいるから価値がある?
ま、まぁ…そういう層の意向というのも汲んであげる必要も
あ、あるのかもしれないね…うん…


・お前ら手伝えよ

ゲームを進めているうちにタイトル通り牧場をもらえる事になるのだが…
ここは一つ登場キャラに『髭人』が『ナルシア』に
インタビュー形式で理想と現実を語ってもらおうと思う。

髭人の妄想の駄文なのでつまらんとか不快に思ったら無視して下さいねん。

『理想』

髭人「ナルシアさん。見事なお野菜ですね」
ナルシア「そ、そうでしょうか」
髭人「そうですよ。ピエトロ王子との共同作業が実った結果ですね」
ナルシア「共同作業だなんて…そんな…」
髭人「いやいや~。二人が頑張った成果でしょう」
ナルシア「ちょっと違います」
髭人「どのように?」
ナルシア「この野菜を育てたのはみんなで頑張ったからなんです。
 ガミガミ魔王さんが変わった機械で畑を良く耕して
 ピエトロ王子が種を撒いて
 私が癒しの雨で水を降らせて
 白騎士さんが凄い剣技で収穫した物がそれなんです。
 ピエトロ王子とだけではなく、みんなで頑張ったからこそ
 そんなに素晴らしい野菜に育ったんです」
髭人「なるほど~。その野菜はまさに仲間達との友情の結晶というわけですね。
 納得できましたよ~ナルシアさん。ありがとうございました~!」

『現実』

髭人「ナルシアさん。見事なお野菜ですね」
ナルシア「そ、そうでしょうか」
髭人「そうですよ。ピエトロ王子との共同作業が実った結果ですね」
 ナルシア「い…いえ…私は何も…」
髭人「あれ?パッケージではナルシアさんとピエトロ王子が野菜を掲げていたので
 てっきりナルシアさんも頑張ったのかと思ったのですが…」
ナルシア「私は、ただピエトロ王子が頑張っていたのを見守っていただけで…」
髭人「は、はぁ…
 では皆さんが心からピエトロ王子を声援を送っていたからこそ
 ピエトロ王子も奮い立つが事が出来たんでしょう…」
ナルシア「私達は…先の事ばかり考えていました…」
髭人「…。いや…そばにいるって事がピエトロ王子に力を与えていたんでしょ。
 きっと…アッハッハ…
 ナルシアさん。ありがとうございました~」
 (今にも泣きそうなナルシアに対して逃げるように立ち去る)

ホントさ…牧場に行って作業をするのは全てピエトロ。
仲間たちはそばにいて話しかけると「次はどうするのか」って
ストーリーの事を気にして頑張れというだけで何もせん。

上記『理想』で挙げた通り各キャラの特徴を生かした農作業があったんじゃなかろうか?
上記の農業系をしている登場キャラを見たらみんな手伝ってくれるって思うやん。
何故に

「見てるだけ~」

なん?
「見てるだけ~」CM(YouTube)
(このCM覚えている人、世代が分かるなぁ…)

新しく出て来た「ニノ」や「ルー」は個別に牧場をもらってライバルにするって手もあるし…
特に、ゲーム誌に載ったイラストでは
「ピエトロ」「ナルシア」「白騎士」「ガミガミ魔王」が鍋を囲んで作物パーティをしている所だってあった。
ゲーム準拠を考えるのならピエトロ独自で作り上げた物を
他3人が食べているシーンでしかない。

ピエトロ『働かざる者食うべからずだろ』

と、思っていても不思議ではない。
(でも「ピエトロ」は優しいから許すだろうな)


プレイヤーに牧場として育てる楽しみを伝えたかったのかもしれないが…
選択制ぐらいあっても良かったんじゃないの?
手伝ってもらうにはお金がかかるとかHPやMPを消費するとか
ピエトロ独自で育てるのに比べて価値が下がるとかでもいいからさぁ~。
手伝ってくれよ。頼むよ~。仲間たち~


・通知のON/OFF機能
このゲーム。通知機能がある。

「○○牧場で作物が実りました」
「○○牧場で畑がカラカラです」
「××(女子キャラ)が会いたがっています」

一見すると親切な機能であるが…
これ「ON/OFF」の設定が出来ないから強制的に表示されるんだよね。
一応、イベント時には出ないが、動けるようになると表示される訳だ。
だから…こんな事が多々発生する。

イベント中…

ニノ「よし!アイツらをやっつけようぜ!」
ルー「みんなでがんばろう!」
ナルシア「ガラリランドの為に」
ピエトロ「ポポロクロイスに帰る為にもがんばろー!」

イベント終了

『○○牧場で作物が実りました』(通知)

ピエトロ「みんなちょっと待って!牧場に行かないと!」
ニノ「お前、急に何言っているんだよ…」
ルー「確かに牧場は大事だよ」

牧場に移動し、作物を収穫。

ピエトロ「ふ~。これで心置きなく敵を倒しに…」

『××が会いたがっています』(通知)

ピエトロ「ちょっと待って!あの町でやる事があるのを忘れていたんだ!」

それで町に行って女キャラといちゃつくピエトロ。

ニノ「やり忘れていた事ってコレかよ…」
ルー「友達と仲良くなるって良い事じゃない」
ニノ「一刻も早くガラリランドを良くしなければならないのにか?」
ルー「き、きっと何か意味があるんだよ…
 そうだ!コニーが言っていたじゃないか!
 ガラリエル様から選ばれたって!(震え声)」

ナルシア「…」

ナルシアのストレスがマッハ過ぎるな…(苦笑)

タイトルに「牧場」と冠しているとは言えみんなが戦おうと盛り上がっている時に
『牧場が~』とか『女の子が~』と来られると…ちと、盛り下がってしまう。
牧場要素に浸ってほしいとはいえ「ON/OFF機能」は付けてほしかったよ…


・エンディング時、毎回お馴染みのアレがない。
かなりのファンなら

「え?マジでアレ…ないの?」

と、ピンと来るかもしれないが…
詳細はネタバレにて明かそう。
ファンとしては外して欲しくはなかった要素である。
にしてもアレがないとか言うと…
ある親密カップルの男が女に言われて動揺する台詞じゃないぞ!!(笑)





ゲームの感想はエンカウント率が高いし、
エンカウントをなくす「魔よけパウダー」が効果が短い。
これに関してはVER1.0の問題であり、以後の物では解決した模様。
でも、ゲーム序盤では500Gは結構高い…

通常プレイでやると敵は弱く簡単に敵を倒せる。
但し途中からプレイ可能となる「畑ダンジョン」の後半は非常に難しい。
敵の素早さが固まっているので敵4匹ぐらいが一斉に攻撃してくるんだよね。
集中攻撃を食らうとアッサリ死ぬ。このゲーム、素早さは非常に大事!!




まぁでも、最後に言っていいのかいけないのか色々考えるが敢えて言おう。

「牧場要素」と「5人の少女」って無くてもいいんだよね。

牧場をもらっても作物を一切育てなくてもクリア出来るのだから…
育てた作物を出荷するよりも敵と戦った方が収入がいいんだし…
ゲーム中、出されるクエストをこなすための要素でしかない。
もう少しお話、もしくはキャラと絡ませる必要はあったんじゃないかって思うけどね。
これは重要なネタバレだから伏せるが
特に「ルー」は仲間になって戦闘に参加するよりも牧場に専念すべき!!

髭人は5人の少女たちはクリア後のお楽しみって事でわざと話しかけずスルーしていた。
別にそれでストーリーが大幅に変わった印象もない。
親しくなるとアイテム取得率上昇ぐらいのメリットしかないんだよなぁ…
少しはイベントに絡ませる事出来なかったん?

後、イベント時の声の使い回しは多いね。

ピエトロ「えっと~」
ニノ「おい」

とかね。
容量の問題なんだろうけども…(他の3DS作品でもよく見られる演出)
髭人としては形だけの女の子達を入れるぐらいならボイスをしっかり収録してほしかった。


ポポロ好きな人には

「待ちに待ったポポロゲームの新作…細かい事なんてどうだっていい!!」
「ゲーム発売までの経緯を考えたら…」
「買ってこそファンだろ!!」

と、思えるポポロファンならば買い(というか買え)という所であるが…

実際のゲームは各要素の結びつきが弱く突貫工事の印象がある。

残念ながら誰でもオススメって出来ではない。


そもそも「ポポロクロイス」とは
イタリア語の「ポポロ(人々)」フランス語の「クロワ(交差)」から創られた造語である。
そして、「牧場物語」を要素を足した。

「ポポロクロイス牧場物語」

それが、「ピエトロ」と女の子キャラだけという
隔離された閉鎖空間で会話をするってのは非常に違和感を覚える。
「白騎士」や「ガミガミ魔王」は味方として登場させずに
女の子キャラにもう少しスポットライトを当てても良かったのではないかと
髭人は思えるのだがな。
二人は確かに魅力的ではあるのは分かるけど、
ストーリー的にはなぁ…いると嬉しいって感じだけだし…

じゃぁ、このゲームは交差(クロイス)を抜いた「ポポロ牧場物語」なのか?
残念ながらほかにも言えることがあるんだよなぁ…
何たって牧場を手入れするのって「ピエトロ」だけなんだよなぁ…
人々(ポポロ)もいない…

って事はこのゲームは

「ピエトロ牧場物語」

これならば、非常に適切なタイトルと言えるのではないだろうか?



ここからがネタバレ(下を見てしまっても自己責任でありますよ)

























折角だから「髭人」が見つけた大人の事情やら変更点を指摘していこう。

人名
「サニア」→「王妃」
「エレナ」→「王女」
「モーム」→「大臣」
「マッター」→「将軍」
「シター」→「占い師」


地名&土地
「ブリオニア」→「空飛ぶ島」
「フローネルの森」→「フローネル樹林」
「かけあしの泉」→「妖精の泉」


ポポロクロイス城の
「魔法使いの部屋」&「地下」なし(ラストダンジョンには存在)
その為、「キララ」さんがいない…また変な魔法かけられるって楽しみにしていたのに…
後、会議室は存在している物のラブレター兵がいない。

ポポロクロイス城下町
「宿屋」の移動

「タキネン村」なしでポポロクロイスの城下町すぐ近くに「フローネルの森」
「パーセラ」や「ゴドリフ」地方をつなぐ橋(ポポロ1でガミガミ魔王が爆破した橋)がないので2つの町はない。

武器&道具
「竜の剣」→「龍王の剣」


技名
「風の刃」→「ウインドスラッシュ」
「炎の牙」or「ファイヤーボール」→「ファイアブレイク」
「ホーリーバースト」→「ホーリーアーク」
「ヒールレイン」→「癒しの雨」
「ガミガミミサイル」→「ハイパーミサイル」
「ジャンプ斬り」→「飛翔斬り」
「回転斬り」→「刃の舞」


逆にそのままで驚いた点
主に、ポポロクロイス城下町の特徴的なモブの人たちだ。

・「悔しいのー」の「じいさん」
・「II」で子供の写真を貼りまくる「幸せ家族」
・猫ばーさん
・モノマネ少年(劇中ではモノマネしてなかったけど)

嬉しい所ではあるね。



各キャラに対して言いたい事

ピエトロ…あんまり牧場に入り込みすぎると王族やめて牧場主になりたくなるんじゃね?

ナルシア…誕生日のおまじない言って『ピエトロ』にデコチューしていたけど
  2年後、サーカスの後のほっぺチューはどーなんの?
  それと『ピエトロ』、お前、
  デコチューされてからのデコチュー返しってどういう事よ…
  手を握るぐらいで丁度よかったんじゃないのん?

白騎士…お前『アンナ』と結婚しちゃえよ。
  え?おねしょ治りが遅かった人はって?いたね。そんな人…
  ん?背後に誰かいる?ゴフッ!(ボディブロー)

ガミガミ魔王…かぼちゃは自分ではぎとってもらいたかったな。
  ただ、デュー劇場での乱入はやはりガミガミらしくていい。超好き!

青い狼…お前、『ナルシア』だったんかい!
  CVが『こおろぎさとみ』氏だったから、
  実は「ポポローグ」の『メル』なんじゃないかって深読みしたが…
  違ってた~。

ブラックバロン…ここに来て『ブラックバロン』の回収をするとは思わなかった。
  え?何の回収かだって?それは原作漫画で『ブラックバロン』が出て来ているのである。
  しかし、エンディングで追いかけられている所を見るとⅡではどうしたんだろ?
  世界征服を企む『ガミガミ魔王』に惚れていたのであって
  ナルシア似(ガミガミ魔王いわく)の
  『ジルバ』をさらっているのを見て愛想が尽きた…って事にしておこう。

トリクシー…ドリル好きの女性。
  なかなか良いキャラしていたからここでしか出ないのは勿体ない。
  『ガラリランド』で『トリクシー劇場』でやって
  盛り上がっているという事にしておこう。

ニノ…武器もなしに拳という肉体で攻撃するタイプか…Ⅱのジルバを思い起こさせるな…
   意外に性格的に相性もいいんじゃなかろうか?

ルー…王族で『光の指』を持っている。こんなやり取りしていたら面白かったのにな…

 ルー「ボクのこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!」
 ニノ「おいおい!それは俺の専売特許だろ!」
 ルー「くらえ!愛と! 怒りと! 悲しみの!
    シャイニング・フィンガー・ソード!面! 面! 面!」

手刀がニノの額に刺さる。

 ルー「やめてよね。ボクが本気で喧嘩したらニノが敵う訳ないだろ」
 ニノ「傷がうずくだろうが――――!!」
 ルー「でも、シャイニングフィンガーは直訳すると
    輝いている指であって光の指じゃないんだけどね」

  下らない中の人ネタだけどね(苦笑)
  それはそうと、王子として返り咲くみたいな事には…
  これからなのかな?

コニー…元気な妖精、良くしゃべりこのゲームを
  盛り上げてくれる一番の功労者といえるのではないだろうか?

マルメラ…『グリフォト』に対して歪んだ愛を持ったお方。
  最期はパルメラと同じく黒獣化すると思っていたんだけどな。
  動きがあまり早くないので『ナルシア』にも殴らせていた(笑)

パルメラ…『グリフォト』にも姉の『マルメラ』にも見捨てられた可哀想なお方。
   最終的に自らが黒獣化。悲しい…

デュー…ドリル好きでデュー劇場なんか作ってしまう辺り、
    案外悪いヤツじゃないんじゃないかって思う。
    10000000000倍返しとか影響受けすぎだろ(笑)
    ただ、ガラリス住人の腕をドリルに改造しろってのは引くがな。
    個人的にはサラサラの長髪だったので
    実は『ルー』の兄なんじゃないかって思ったんだけどな~。
    これも余計な深読み…

ガラリエル…お前、普通に喋れるやないか。


5人の女の子に対してはキャラが全員薄いから特に言う事はない。
全員、ピエトロに好意を寄せるだけのキャラだけしかないんだもんな。
ピエトロ以外の他キャラとの絡みもないし、
人間関係を感じさせない浮いた存在なので思い入れも湧きにくい…
例えばこんな台詞からそのように感じた。

エミリア「珍しい鉱石を見つけたんだ。ピエトロにも見せたかったな」

なんて言いながらその好物を見せてくれたり名前を教えてくれることはない。

リリー「虫さんを見つけたの。ふふふふ~」

なんて言うがその虫を見せてくれることはない。

アイリス「研究の邪魔だから~」

なんて言うがその研究が一体、何なのか教えてくれることはない。


浅い!
取って付けた感が尋常ではない!
にしても鉱石好きの「エミリア」や虫好きの「リリー」に
取得した鉱石や虫をプレゼントできない。
どういう事なん?自分で手に入れるから価値があるの?
(プレゼントは「食べ物」か一部「アイテム」のみ)

エンディングで5人が出て来るんだけど(台詞なしの動く描写のみ)
ポポロⅠ、ポポローグ、ポポロⅡと同じ流れである。
上記の3作は皆キャラが経っているので何を話しているか想像すると楽しいのだが…

本作の5人の女の子達は描写が薄いため何を話しているのかなどが想像できない…
そもそも、スタッフ自身が扱いを困っている印象さえ髭人としては受けた。


上記で言ったけど髭人は交流イベントはクリア後のお楽しみにしてしまったので
スタッフロールで出て来た女の子達を見て

「へぇ~。そんなキャラなんだね~」

って、遠い目で見ただけだった。


クリア後にまとめて順番に会いに行くようなプレイをしていたんだけど…
次々に別の女の子に会いに行くピエトロ…
勘のいい子なら

「さっき、別の女に会ったんでしょ?」

なんて言い出しかねない展開だよね。
あ…「ピエトロ」の背後には「ナルシア」が常にいるけど(苦笑)


それに仲良くなると女の子たちは「ピエトロ」の牧場に来てくれるようになるのだが
何故か1人だけ…
別の女の子を呼ぼうとすると前の女の子は何事もなかったかのように
自分の住んでいた町や村に戻っている。(瞬間移動でも出来るのか?)
女の子同士で何かそういう決まりが出来たのだろうか?
言っていいのか分からんけどピエトロが王族であるので何か側室みたいだよね(笑)

「抜け駆けなしで平等に王を愛しましょう」

ってな感じでさ…
個人的には5人が牧場に集まってピエトロ争奪戦みたいな大修羅場を見たかったなぁ…
あ、ナルシア入れて6人ね。

冗談はさておき、決して「ピエトロ」と結ばれない女の子達…
「ガラリランド」から「ポポロクロイス」に戻って来るピエトロ達。
けども、彼女達に対して別れの挨拶をする事もないし、「ピエトロ」は思い出しすらしない…
そんな調子だからエンディングで彼女達に対して
パーティメンバーも触れる事は一切ない。

何か文章として書いていたら彼女たちの不憫さに涙が溢れて来そうなんだけど…


せめて髭人的にこうしてほしいっていうのであれば例え「夢オチ」でもいいから
『ピエトロ』と結ばせてほしかったわ。

そうだな…「夢見の果実」なんて特殊な作物を作るのはどうだろうか?

その「夢見の果実」を半々に割って食べると
その日の夜にもう片方を食べた相手のステキな夢を見ることが出来る。みたいな…

どうよ?髭人の案。
今更だけど…(苦笑)

強いて…個人的に女の子で好きなのは「リリー」かな。
仮に、このゲームで「ピエトロ」以外の他キャラと絡ませた時、
仲間外れになるのはきっと彼女だから…

「エミリア」なら「ニノ」辺りが『お前、男っぽいよな』みたいな
本人が気にしている禁句発言を平然としてしまって大喧嘩
そんなやり戸をしていて仲良くなっていくのが目に浮かぶ。

「レイラ」なら似たような波長だから「ナルシア」と服などの事で
楽し気になっているのが目に浮かぶ。
(但し、ピエトロ絡みになると相当揉めるだろうが…)

「クローディア」なら勉強好きだし
野菜に対して熱心な「ルー」と楽しく、時には熱く語りあっているのが目に浮かぶ。

「アイリス」なら発明って事で
『俺様の方がもっとすごい発明が出来るぞ!』っていう
「ガミガミ魔王」といがみ合う姿が目に浮かぶ。
もしくは「ガミガミ魔王」に影響を受けて
「トリクシー」のような部下になっているのもね。
というか「トリクシー」と何気に気が合いそう。


けど「リリー」は…
可愛い小動物みたいな感じでみんなに空かれる事はあっても
仲間とか友達として親しくなるって絵が思い浮かばない。

「『リリー』ってさ…悪い子じゃないんだけど、何か絡みづらいよね~」

みたいな陰口言われてそう(苦笑)
髭人はでもそんな所を見ているとうっすら溢れる悲しさや
どこかしら漂わせる儚げな雰囲気を感じるんだよね。
良くアニメで物語のターニングポイントとして
殺されるのがこういったキャラだからかなぁ?(苦笑)

まぁ、でも、若干ゲームでも浮いているしな…
事実、クエストイベントにおいて5人の女の子の中で
唯一、クエストを頼んでくることがないのだ!!
そんな冷遇される彼女に対して髭人は非常に愛着を覚えてしまうのである。
やっぱり絡みづらそうだけど(苦笑)


そうそう。クエストつって

「アレ、持って来てくんね?」

っておつかいさせられるんだけど…
全てこなしても「コニー」から「クエストキング」の称号をもらえるだけで
それ以上何もないんだよね…
寂しい。
そもそも「ガラリランド」や「ポポロクロイス」を救った英雄である。
その人に個人的な手伝いを頼んだなんて事をしたんだから
種だのちょっとしたアイテム程度で済ませちゃダメだよね。

「『ピエトロ王子』ありがとう!」

的な「ガラリランド」の民&「ポポロクロイス」の住人が総出で
お祭りがあってもよかったんじゃないだろうか?

色々個人的、ケチつけまくったけども(何かすんません)

さて、お話は世界観に関しては…
「ポポロクロイス」も「ガラリランド」も
多くある世界の一つにしか過ぎないって事が明らかとなった。
まぁ、そうする事で「ポポローグ」の各キャラ達とつなげる事も出来るね。
ちゃんとイラストの形を再現した「メル」を使ってみたいよ…


でも、続編などはあるのかねぇ?
攻略本では原作者の田森氏やスタッフが
「次回作があれば○○したい」って書いてあったけどさ…
難しいんじゃね?

あ!そうだ…悪い点をまだ1つ明かして無かったな…
非常に重要な奴だ…

悪い点の解説…
・エンディング時、毎回お馴染みのアレがない。
「アレ」とは…

ポポロシリーズエンディング。最後の最後のお馴染みの軽い続編示唆がないのだ。

「これで『ピエトロ王子』(or『ピノン王子』)の冒険が終わった訳ではありません。
 まだまだ冒険は続くのです。
 ですがそれをお話しするのはまたの機会にしましょう」

必ずこのフレーズがある訳ではないが
「つづきは別の機会で…」的なナレーションは必ずある。
だが、今作にはなくナレーションの「井上 喜久子」氏が最後に

「お・し・ま・い」

といってタイトル画面に移行するので…

髭人「うぇぇぇぇ!?
 おい!ナレーション!お前、あのセリフ言わねぇのかよ!
 しかも、続編示唆なしで『おしまい』とか言われたら
 もうシリーズが続かねーみてーじゃねーかッッ!!」

という気にさせられた…
何故入れなかったんだろ?意図的に?それとも忘れ?大人の事情で?
何にせよ…

「ゲームシリーズ終焉の予兆なんじゃないだろうな…」

と、髭人は危惧しております。



「ポポロクロイス牧場物語」本日発売!!そして髭人は…

2015-06-18 21:00:38 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
本日、2015年6月18日に

「ポポロクロイス牧場物語」が

発売されました―――――!!
めでたい!!




ソフト単体




先行購入特典のピエトロストラップ

んで…
昨日の記事の続き、3DS本体を買ったのかどうかと言えば…

買ってませ――――――ん!

いや~。売り場に行って、3DS本体を目にしたんですよ。
そうしたら、どーも笑いがこみあげてしまって…
自分が部屋の片隅で携帯ゲーム機をやっている姿を想像したら堪えられなかったんですよ…

『なんて事だ!この俺が!!このファミコン好きの髭人ともあろうものが!携帯ゲーム機をプレイするだと!?』

という「ガ○スの仮面」に出て来る「紫のバ○の人」みたいな心境に陥ってしまって(笑)

きっと髭人のそんな姿を画像で撮ってボードに載せたらきっと笑いが止まらない。

チラッ!

髭人「フフッ!」

デデーン♪
髭人アウト――――!

的な感じが容易に想像できてしまう…
だから抵抗を覚えてしまう…

にしても、昨日の記事に若干期待していた所もあったんですがね。
こんなコメントをもらえるものかと…


明日、買いに行ってくださいよ~。ポポロ好きなら
本当に買ったのならきっと
バラ色の毎日が始まりますよ~
感動しましょーよ!みんなで


平静を保てませんよ。私は~。ポポロの事が好きなんじゃない
んですか?なのに何故本体を買わないのですか?
楽しい気持ちをみんなで共有しましょう。
一緒にプレイ!そしてすれ違いましょう!
やっぱり髭人さんもプレイしたいんでしょ本心では?だから
6月18日をお祭りにしましょう!
うん!これで決まりです!破っちゃダメですよ~


酷いですよ髭人さん!
限界ギリギリですよ!この怒りは!
常識的に考えれて3DS本体を買わなきゃダメでしょ!な
んで買わないんですが!
しょうがない人ですね。
寝ている場合じゃないですよ!今すぐ買いに行ってください!

みたいなものをね…(頭文字の1文字目、縦読み
だが1つもなかった。

とは言っても仮にそんなコメントがあったとしてもなぁ…
あまりも構ってちゃん過ぎだよな。


取り敢えずソフトを買ったのだから製作側へのお布施みたいなものはやっていますから
別にプレイしなくてもいいんじゃね?って軽く思っています。

ドケチマシーン髭人の心が動かない…実に動かない…
もう死後硬直が始まっているのかもしれません(苦笑)

「ポポロクロニクル ~白き竜~ 下巻」 レビュー & 感想

2015-03-29 21:00:58 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
作は「田森 庸介」氏
絵は「福島 敦子」氏
出版社は「偕成社」


上巻のあらすじとしては
ルーベンの森に住む少年「ムルカ」は木を切っていて、その森の護りを任された猪に似た「モロク」と争っていた時
一頭の白き美しい竜が三頭の黒い竜に追われているのを目撃する。そこから始まる少年「ムルカ」の冒険の旅

下巻のあらすじを書いてしまうと上巻のネタバレとなってしまうので下部ネタバレ欄を参照の事!
後、下巻のレビューという事もあってコピペ文が目立つので注意(無論、全部が一緒じゃないよ)

PSのゲーム「ポポロクロイス物語」の時系列として前の話
年代は明かされていないがキャラの状況から言ってポポロⅠから20年前後は前と言える。


良い点
・懐かしのキャラ多し

悪い点
・ゲームとの展開が異なる
・挿絵小さ目

良い点の解説
・懐かしのキャラ多し


悪い点の解説
・ゲームとの展開が異なる
ゲーム中で説明されていたことと本での展開が異なる所がいくつか出て来る。
本との話で上書きという認識が出来るかで評価は違ってくるだろう。

・挿絵小さ目
「福島敦子」氏の絵が描かれているのだが
本の上下の余白に描かれている物ばかりでババン!と1ページ~2ページ
大きくキャラが描かれているものが殆どない。
魅力的な絵だけど寂しい。



この本を読むにあたって上巻を読むのは勿論の事、その前に
「ポポロクロイス物語」シリーズを制覇する事で更に面白くなる。
ポポロクロイス物語』『ポポローグ』『ポポロクロイス物語II』『ポポロクロイス ~はじまりの冒険~』『ポポロクロイス ~月の掟の冒険~』の5作品である。
ピノン編である『はじまりの冒険』や『月の掟の冒険』などで出て来た設定などがいくつか出て来ているのであるからだ。

「あの設定をここで使うか~」

と、世界観により深みを与えるエッセンスとなっている。
知っている人なら更に楽しくなる。
忘れかけている方は5作品全部となるとつらいだろうからせめてポポロ1ぐらいはクリアするのはいかがだろうか?

「ポポロクロイス」シリーズ→「ポポロクロニクル」

がいいのなら、じゃぁ、

「ポポロクロニクル」→「ポポロクロイス」シリーズ

という本を読んでからゲームをプレイするという形。
つまり、ポポロクロニクルをポポロシリーズの入門編とするのは
あまり向いていない。
様々なキャラが出て来るがゲームの方が先に作品が出されているのでキャラとの絡みがないからだ。

「あれ?ポポロクロニクルでは面識有る筈なのに…」

って事になってしまうからな。
悲しいがこの「ポポロクロニクル」
別の分かりやすい言い方をすれば「後付け」でしかないからな。
だから、話の展開などに違和が生じてしまうのは致し方ないのだ。

そもそも話の展開の仕方はプレイヤーを意識した作りになっているもんな。

だから2004年までのポポロシリーズ(「月の掟の冒険」まで)を全制覇した人なら買うべき本。
(ピノン編、2作品に関してはゲームではなくアニメ視聴でもOK)

かつてプレイした父や母の方が自分の子供にポポロシリーズに触れてほしくて
この作品を読ませるというのはあまり良くないんじゃないだろうか?
それならポポロとは別世界観の「「金の月のマヤ」」シリーズの方が適切と言える。



上下巻読み終えてネタバレなしの感想を一言だけ言うなれば

『詰め込み過ぎ』

色んなシリーズの要素を上手く使っていたけどそこまでねじ込む必要があったのかなとは思う。
時系列的に後の話である各シリーズに影響が出ているんだよね。
キャラに面識のあるとかないという以上の話でチラホラと…
ってなるとこの「ポポロクロニクル」の話を踏まえた上での「ポポロクロイス物語」などのシリーズを
新たに作り直さなければならないんじゃないかなと髭人は感じる。

それに、この本の直後が「ポポロクロイス物語」に直結してはいない。
今までの攻略本などで田森氏が伏線を匂わす発言などがあって、それらの回収がまだ全てされていない。
「ポポロクロニクルⅡ」が出るんじゃないだろうか?
いや、出す必要はあると思う。






本の大きめの画像
(下部にいる「ガミガミ魔王」は「パウロ」と同じ年齢である)


PS)ちなみに、「ポポロクロニクル」
一時、原作者であらせられる「田森 庸介」氏のHPである「タモタモの部屋」で一時的に公開されていたので髭人は下巻の展開も知っているんだよね。(現在では当然、削除されている)
フッフッフ…(ちょっと優越感)
期間限定とのことでコピペして後でゆっくり読みましたよ。
今回の本は、その時の物とは若干修正されていますよ。
まぁ、展開が当時と劇的に変わっている訳ではないにしても原作者様のHPをマメにチェックしている人は今回の本を買わないなんて事はないんだけどね(笑)

PS2)「金の月のマヤ」の時は最終巻の時、「福島敦子」氏の複製原画が当たるキャンペーンがあったから、今回もあるかなってちと期待したんだけどな…
無かったよ。(当選した時の記事
色々事情があるだろうから「毎回やれ!」とは言えんわな。

ここから先がネタバレなしの感想だ!!
(内容を知りたくなければコメントなど入れようと思わず今すぐブラウザを即閉じだ!)























上巻のあらすじを述べるのなら

「妖精王」と契約で共にポポロクロイスに行く「マルコシアス」
「ムルカ」は魔法旅団にいた記憶喪失の少女「フレア」に出会った。
予言の歌や精霊を操つる歌を歌う不思議な少女であった。仲良くなったものの一時別れる。
「ポポロクロイス」に着き契約を終えたマルコシアスとも別れた「ムルカ」は
「ポポロクロイス」の王子「パウロ・パカプカ」が行方不明だと知り
「ペトロフ」国王に王子救出の代わりに「ランス」という人探しを頼み、救出に向かう。
その際、森の魔女「ギルダ」に会いつつ…
鉄でできた城に入った「ムルカ」は「パウロ」を救出に成功し、城主「ガミガミ魔王」のロボットを破壊し
「ガミガミ魔王」自らが崩壊させ、脱出に成功する。
「ペトロフ」国王は心当たりがある「ランス」に会えるようにポポロクロイスのほこらに「パウロ」と共に向かわせる。
その時に突如として再び現れた「フレア」と共に「ランス」出会う。
その「ランス」とは白き竜である「サニア」の父の弟「エスペランサ」が人の姿をして隠居している竜であったのだ。
「サニア」に刺さった「竜の剣」を抜くには竜の血を持つ者ではなければならないと儀式を施さなければならなかった。
それに対して恐れる「ムルカ」と「フレア」は一歩身を引いた時、
竜という事に驚き気絶している「パウロ」が前に残ったという事になり、竜の血を受ける事となる。
竜の血を受けた「パウロ」、「ルーベンの森」に行けば記憶が戻るかもしれないと感じる「フレア」と共に
森に戻る為に海上から向かう事にした所、『ガミガミ魔王』が急襲し乗っていた船が損傷し
漂流しようという所で「バスカル」という老人が海上に現れ、力を貸してくれた…

って所で上巻は締められる。


さて下巻などにも出て来たキャラクターや用語などをいつらかまとめてみましたよ。


『ムルカ』…上巻の『モロク』により大地の力を授かった。後の白騎士。
      滅びたアヴァロニアの王子。本名は『ポロス・ノインシュタイン』
      『ポロス』とは北の空に輝く極星という意味。

『フレア』…記憶喪失の少女、精霊を歌で操る。実は『愛の女神』が乗り移っている。
      遙か東に住み、山火事で両親を失っていたところを『愛の女神』拾われた子である。

『サニア』…白き竜。竜族の王『アンドレイオス』の娘。
      操られた父から『竜の剣』を受け、黒い竜に追われ、妖精の森に逃げ込み剣を抜いてくれる者を待つ。

『パウロ・パカプカ』…ポポロクロイスの王子。『ランス(エスペランサ)』により竜の血を受け、竜の剣を扱えるようになる。
    後に『ポポロクロイス』第十六代国王となり『サニア』と結ばれ、『ピエトロ』や『エレナ』をもうける

『アギーレ・ノインシュタイン』…アヴァロニアの国王。死亡している。

『セレス・ノイシュタイン』…アヴァロニアの王妃。死亡している。

『トロイ』…『ムルカ』の育ての父、元アヴァロニア国の近衛隊長

『ヤズム』…元アヴァロニア国の近衛副隊長、後の「はじまりの冒険」のラスボスである。
     マイラの呪いにより『闇の精霊』となった。

『マンボ・リンディホップ』…ロマーナ第18代国王

『ブルース』…ロマーナの大臣

『ルンバ』…マンボ王の娘、後の『ジルバ』の母

『サルサ』…マンボ王の娘、『ルンバ』の妹。後の『ジルバ』の叔母という事になる
      踊りの精霊を操る。

『ネクロス』…人を肖像画にする魔法を使いロマーナを乗っ取ろうと画策する。本性は竜

『エスペランサ』…古の勇者、ポポロⅡの老竜神の弟、竜王の座を兄と争い竜王の城を去った。
       兄の年老いた姿を見て「老竜神(ろうりゅうじん)を名乗るが良い」と言い放つ。
       『サニア』の叔父

『アンドレイオス』…『エスペランサ』の兄であり『サニア』の父でもある。
          竜族を束ねる王であるが、『闇の女王』に操られ娘の『サニア』に『竜の剣』を突き刺した。

『マルコシアス』…古の勇者

『ピピカ』…ロトト山の黄金の城の城主

『オレク』…ピピカの后、本性は『オレクシス』

『ヒューリー』…通称『緑の騎士』。中の人の本性は『ムルカ』の父である『トロイ』が転生した姿
        『ヤズム』からの手傷が深く『妖精王(メディア)』が転生の術を施した為である。
        その際、若返り、純粋に人間族とは言えなくなったので
        『ムルカ』にはそれを教えず、『トロイ』は死んだと伝える。

『ロシモフ』…ルーベンの森を守護するご神木。動ける。ポポロⅡに出て来る。

『虹の騎士団』…アヴァロニアを建国した伝説の騎士団

『虹の騎士』…虹の鎧を与えられたものに与えられる称号

『キングナイト』…古の勇者。全ての騎士の王。騎士であるため、仕えるべき主君を探している。

『闇の女王』…正体は「マイラ」。「ポポロクロイス物語Ⅱ」のラスボス。神族で「ユリウス」の娘。
       美の女神だったが他の美しい物を妬み、悪行ばかりするので父の逆鱗に触れ
       呪いにより醜く姿を変えられ、国を追われ、
       虎視眈々と世界を我が手にしようと目論む。

『ギガンガ』…双頭の竜

『リンドブルム』…小型竜の闇化したもので、口から出す特殊な鳴き声で谷の地形を読み解ける。

『ガルガロ』…闇の世界に封印されし古の虫

『ダーナ神』…闇の世界を支配する者。死者の魂を見守り、深淵でカオスを見張る神。「ユリウス」の姉
      つまり『マイラ』は姪という事になる。






「サルサ姫」が「ガミガミ魔王」の事を

「この人、大丈夫なの?」
「ちょっと、おかしくない?」

と、頭の事を気にしているのがちと笑える。
実際に見たら誰もが同じ事を言うだろう。
それを受け入れしまっていた人たちがアウトなのかもしれない。
でも、人に受け入れさせるキャラの濃さがあるわな(笑)

「緑の騎士」「金の月のマヤ」にも同じ奴が出て来るけど同一人物なのだろうか?
ちと気になるね。うん。


上巻のレビューでも言ったけど
「パウロ」が竜の血を受けて「サニア」に刺さる「竜の剣」を引き抜くことになるんだけどさ。
あっさり抜いているんだよね。
「はじまりの冒険」の時に床に刺さる「竜の剣」を「マルコ」が抜こうとして抜けなかったのを
「ピノン」があっさり抜けるというのと同じ流れだな。
「ムルカ」が後の「白騎士」で「マルコ」が「白騎士」の子って考えると考えさせられるものがあるね。(呪いを受けてなかったのでマルコは痺れなかったが)
こう言った出会いが「運命」って言葉で片付けられてしまうのがなぁ…
まぁ、それが「デュオン」の意志と言われてしまえばそれまでなんだけどさ…

にしても、「マイラ」によって操られた「サニア」の父「アンドレイオス」
そういう展開だと、ポポロⅡのムービーに多大な影響が出ると思うんだけどな~。

ポポロⅡのムービーだと
「サニア」の体に乗り移った「マイラ」が竜族の石版を狙うと「老竜神(アンドレイオス)」から攻撃を受けるのだが…

サニア(マイラ)「娘をも殺そうというのか…」

と、竜族の王という立場を全うとする「老竜神」
そしてサニアにトドメを刺そうとしたときに過去の記憶がよみがえる。サニアがいう訳だ。

若サニア「どうして人間と一緒になってはいけないのですか!」と、訴えてきたり
子供サニア(竜)「お父様」と、慕ってくる所とかを…

人間の男に現を抜かし、勘当した娘。
いくらかの憎しみはあっただろうけどやはり娘の親。
トドメを刺すには忍びなかったのだろう
攻撃を躊躇った隙を突かれ「マイラ」に反撃に遭い
結果、石版を「マイラ」に奪われる。

でもさ…
これを「ポポロクロニクル」の展開に当てはめるとなると…
自身も同じ「マイラ」に操られていた経歴がある中、娘を殺そうとするなんて事は出来ないよな。

恥ずかしくて…

本来であれば「バルバラン復活阻止」という大いなる目的があるのにさ…

ムービーでの「サニア」の訴えと言い「パウロ」に惚れて駆け落ちしたからこそ
Ⅱのムービーに意味があるのにこの改変は髭人としては首をかしげる。
本の展開としては「アンドレイオス」は操られていたとはいえ娘を殺そうとした事実から

「心が変わったら帰って来い」

という訳だ。
予言の言葉を頭に置きつつ…
これじゃ、人間と仲良くなっても「黙認」って形になってしまうんじゃない?
「老竜神」の人間臭さが薄れる(竜族だけど)


別の点で気になる事といえば

自分が住んでいた家に冒険の記憶が一切ない「フレア」に住まわせる「ムルカ」
その住んでいた場所って位置的に「レオナ」の実家となるんだよな…
となると「フレア」は「レオナ」の母?
「ムルカ」本人にとっては複雑な心境になるな…



展開について気になる事を言って来たけど
ぼちぼちまとめと入りましょうか?
「ポポロクロニクル」上下巻について言って来たけどさ。

上手くまとめていると思う。伏線らしきものを回収している所もある。ファンにはうれしいという所である。

けども、態々1本のレールに多くのキャラクターを乗せる必要はなかったんじゃないかって思うんだよな。
単純に

「白騎士の章」「ガミガミ魔王の章」「パウロの章」「サニアの章」

なんて感じで独立させて後のキャラクターの過去を描くだけで良かったんじゃないかって…
それら別々のレールがある場所で短く連結し、別の所で分離するなんて展開で良かったんじゃないかって…

元々が「ポポロクロイス」って

イタリア語の「人々」を意味する「ポポロ」と
フランス語の「交差」を意味する「クロワ」の造語でしょ?

だから人々が交差する程度で良かったんじゃ…

あ!!忘れてた!

この本のタイトルは「ポポロクロニクル」だった!!

英語の「年代記・偏年史」を意味する言葉だった!

本のタイトル的には間違ってはいない。
ただ「クロイス」の「クロ」と「クロニクル」の「クロ」を合わせただけかと思ったが違ったのだな。
とはいっても、ゲームとの展開にちょっとズレが生じてしまうのはシリーズプレイ者として強く感じる所だ。

指摘した通り、ポポロⅡでのムービーの「老竜神」の心境はガラリと変わる事になるもの。


最後に、「マイラ」
色んなところで悪さしているな~。
PSPの「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の冒険~」で追加された「闇の獅子王」編
「パウロ」を操る鎧を出したのもまた「マイラ」だもんな。

ネット上で悪行を繰り返す黒幕に

「またお前か」

ならぬ

「またおマイラ」

って所なのかもしれない…
(バカか…しかもそんなに語呂よくね~!!)



髭人のポポロシリーズレビューがこれで終わった訳ではありません。
それはまた別の機会に…(アホか…)

「ポポロクロニクル ~白き竜~ 上巻」 レビュー & 感想

2015-03-15 21:00:37 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
作は「田森 庸介」氏
絵は「福島 敦子」氏
出版社は「偕成社」


あらすじとしては
ルーベンの森に住む少年「ムルカ」は木を切っていて、その森の護りを任された猪に似た「モロク」と争っていた時
一頭の白き美しい竜が三頭の黒い竜に追われているのを目撃する。そこから始まる少年「ムルカ」の冒険の旅

PSのゲーム「ポポロクロイス物語」の時系列として前の話
年代などは明らかになっていないがキャラの容姿の年齢などから判断して
「ポポロクロイス物語」の20年ぐらい前である。


良い点
・懐かしのキャラ多し

悪い点
・ゲームとの展開が異なる
・挿絵小さ目

良い点の解説
・懐かしのキャラ多し
「ポポロクロイス物語」シリーズのキャラが豊富に出る。
当時名無しキャラであった者ですら名前が着いて出て来るので「ポポロファン」は
ニヤリと出来る事を請け合い。

悪い点の解説
・ゲームとの展開が異なる
ゲーム中で説明されていたことと本での展開が異なる所がいくつか出て来る。
本との話で上書きという認識が出来るかで評価は違ってくるだろう。

・挿絵小さ目
「福島敦子」氏の絵が描かれているのだが
本の上下の余白に描かれている物ばかりでババン!と1ページ~2ページ
大きくキャラが描かれているものなどはない魅力的な絵だけど寂しい。



この本を読むにあたって
「ポポロクロイス物語」シリーズを制覇する事で更に面白くなる。
ポポロクロイス物語』『ポポローグ』『ポポロクロイス物語II』『ポポロクロイス ~はじまりの冒険~』『ポポロクロイス ~月の掟の冒険~』の5作品である。
ピノン編である『はじまりの冒険』や『月の掟の冒険』などで出て来た設定などがいくつか出て来ているのであるからだ。

「あの設定をここで使うか~」

と、世界観により深みを与えるエッセンスとなっている。
知っている人なら更に楽しくなる。

「ポポロクロイス」シリーズ→「ポポロクロニクル」

がいいのなら、じゃぁ、

「ポポロクロニクル」→「ポポロクロイス」シリーズ

という本を読んでからゲームをプレイするという形。
つまり、「ポポロクロニクル」をポポロシリーズの入門編とするのは
あまり向いていない。
様々なポポロキャラが出て来るがゲームの方が先に発売されているのでこの「ポポロクロニクル」とゲームでのキャラとの絡みがないからだ。

「あれ?何も言わないな。ポポロクロニクルでは面識有る筈なのに…」

って事になってしまうからな。
悲しいがこの「ポポロクロニクル」
別の分かりやすい言い方をすれば「後付け」でしかないのである。
だから、話の展開などに違和が生じてしまうのは致し方ないのだ。

そもそも話の展開の仕方はプレイヤーを前提とした作りになっているもんな。

だからポポロシリーズを制覇した人なら買うべき本。
(ピノン編、2作品に関してはゲームではなくアニメ視聴でもOK)

シリーズをプレイしているからと言って
ポポロの世界観を忘れかけている人ならせめてポポロ1ぐらいはクリアするのはいかがだろうか?

だからかつてポポロシリーズをプレイした父親や母親の方が自分の子供にポポロシリーズに触れてほしくて
この作品をいきなり読ませるというのは髭人的にはオススメしない。
田森氏の作品に触れてほしいのならポポロとは別世界の為、説明が丁寧な「「金の月のマヤ」シリーズの方が適切と言える。

PS)ちなみに、「ポポロクロニクル」
一時、原作者であらせられる「田森 庸介」氏のHPである「タモタモの部屋」で一時的に公開されていたので髭人は下巻の展開も知っているんだよね。(現在では当然、削除されている)
フッフッフ…(ちょっと優越感)
期間限定とのことでコピペして後でゆっくり読みましたよ。
今回の本は、その時の物とは若干修正されていますよ。
まぁ、展開が当時と劇的に変わっている訳ではないにしても原作者様のHPをマメにチェックしている人は今回の本を買わないなんて事はないんだけどね(笑)




本の大きな画像


ここからがネタバレありの感想など
(内容を知りたくなければコメントなど入れようと思わず今すぐブラウザを即閉じだ!)






















折角だから「ポポロクロニクル」に出て来た懐かしキャラや新しいキャラなどを載せてみようかな?

『ムルカ』…後の『白騎士』である。顔つきなどは『はじまりの冒険』『月の掟の冒険』で出て来る『マルコ』に似ている。
本名があるがまだ明らかにはならない…

『トロイ』…『ムルカ』の父。元『アヴァロニア』の騎士

『ヤズム』…元『アヴァロニア』の騎士。『はじまりの冒険』では『闇の精霊』である。
     『はじまりの冒険』のラスボスである『闇の精霊』である。
      何故コイツが『闇の精霊』になるのかは下巻で分かる。

『メディア』…『妖精王』つまり、後に出て来る『ナルシア』の母

『マルコシアス』…『ポポロクロイス物語Ⅱ』の召喚獣である。

『エスペランサ』…『ポポロクロイス物語Ⅱ』の召喚獣である。人間の時は『ランス』と名乗る。

『ヤン』…魔法旅団の団長。後の『カナリシア』にある人間大砲の製作者である。
     この作品では良い人っぽいのに後の『ポポロクロイス物語』ではひねくれたオッサンになってしまった…

『フレア』…記憶喪失になっている少女。歌により精霊を呼び出して風や水などを操る。

『ヴァニス』…『ポポロクロイス物語』で「悔しいの~」という爺さんである。

『パウロ』…ポポロクロイス第十六代国王。『ポポロクロイス物語』での『ピエトロ』の父

『ペトロフ』…ポポロクロイス第十五代国王。パウロの父
      『ピエトロ』『エレナ』の祖父に当たる。『ピノン』にとっては曽祖父

『パメラ』…王妃。パウロの母
      『ピエトロ』『エレナ』の祖母に当たる。『ピノン』にとっては曾祖母

『モロゾフ』…ポポロクロイスの大臣。モームではないようだな~

『マッター』…『ポポロクロイス物語』では将軍の地位にいた戦いは好まない平和主義者。
      今作では近衛隊長でポポロクロイスで剣と腕力で右に出る者はいないという。(自称)

『トロン』…薪割り少年。『ポポロクロイス物語』での薪割りスペシャルの人。
      ただ、文中で『ムルカ』が空中でやってみせるんだけど、ポポロⅠではただ高速で薪を割るだけだったんだがなぁ…
      ちなみに『はじまりの冒険』では彼の息子が空中でスパスパッとやってみせている。

『ボスコ』…『トロン』の父

『セルバ』…『トロン』の母

『ギルダ』…魔女。お馴染みのレッサーデーモンを出す。Ⅱでは800歳以上という設定なのでこの時点で770歳ぐらいである。

『ガミガミ魔王』…黒髪の魔王さん。『フレア』から「おじさん」と言われるが設定上、『パウロ』と同い年である。
      パウロ達を牢に閉じ込めている。「漢の浪漫」「10000000000年早い」が口癖
      機械を操りデフロボを扱っている。ただしロボ使いが荒いとデフロボは不満げ(笑)

『アンドレイオス』…竜王。『ポポロクロイス物語Ⅱ』での老竜神。『サニア』の父で、『ピエトロ』『エレナ』の祖父に当たる。
         『ピノン』にとっては曽祖父

『ペロス』…ポポロクロイス初代国王

『ポストフ』…『エグゾセ号』の船長。船大工で発明家。『ポポロクロイス物語』で『フライヤーヨット』を作り上げる。

『バスカル』…海上で『ムルカ』達を助ける。『ポポロクロイス物語Ⅱ』では、『ユリウス』の仮の姿


後は知っている地名
「ゴドリフ」「パーセラ」「トンクウ」「クロコネシア」「ロマーナ」だとか本文で行ってない場所でも
出て来るだけでニヤニヤしてしまうな。


取り敢えず各作品での設定を活かしている描写などをちょっと取り上げてみよう。

ポポロクロイス物語
『ヤン』などのキャラクター

ポポローグ
『ギルダ』と『パウロ』が顔見知りの関係である点、『トンクウ』という地名

ポポロクロイス物語II
『神族』『妖精族』『竜族』『人族』という種族分け。『ロマーナ』などの地名

ポポロクロイス ~はじまりの冒険~
『精霊石』の設定

ポポロクロイス ~月の掟の冒険~
『精霊石』を活かした乗り物。妖精族を森と海とで分かつ月の掟を匂わす表現。『ハーピエル』の存在。

これらを考えるとやっぱり5作品はプレイしておくべきなんじゃないかって思えてしまうんだよな。
5作品知る事でこの「ポポロクロニクル」を100%余す事なく楽しめるようになるのだから…
知らないと60~70%ぐらいなんじゃないだろうか?


さて、『ポポロクロニクル』でゲームとの一番の改変は

「サニア」の動けなくなった理由だわな。

ゲーム版だと悪い人間に呪いの剣を刺された所を「パウロ」に引き抜かれ、それから二人の間に愛が芽生えるって話なんだけど
この『ポポロクロニクル』では操られているとは言え自分の父である『レオス』に『竜の剣』で刺されるって…
後に『ピエトロ』が母を救うために母から送られる「竜の剣」だけど

ピエトロ「これ、お母さんがおじいちゃんに刺された剣なんだよね」
ピノン「これ、おばあちゃんがひいおじいちゃんに刺された剣なんだよね」

って後で知ったら重いなぁ…
洗ったとしたって血が付いていた事実はあるだろう…
案外それだと重過ぎるから「サニア」が気を遣って嘘を言っているとか教えていないっていう可能性は捨てきれないがな。


にしても「ガミガミ魔王」はガチで殺しに来ているのが意外。
「超巨大鋼鉄ガミガミ魔王」というロボットの口から噴出される炎は鉄の床を溶かすのだから
当たったら人間など骨も残らないかもしれない。
それで『ムルカ』や『パウロ』目掛けて放射しているのだから…
かなり危ない。


話の展開の個人的な不満としては…
「パウロ」は竜の血を「ランス(エスペランサ)」から受けた事で「竜の剣」を扱えるようになる訳だけど
「パウロ」は純粋な人間で訓練などで強くなってほしかったなぁ…
でなければ後に「サニア」と結ばれたのって竜の血のおかげって気がするもん。
しかも気絶しているうちに勝手にパワーアップしていたって…
そこは「パウロ」の意志で強くなってほしかったなぁ…
下巻で「サニア」に刺さった「竜の剣」を抜くことになるんだろうけどさ電撃で痺れながらも根性で剣を抜くとかね。
そうする事で想いの強さが分かりやすくなると思うんだけどなぁ…
苦労して「竜の剣」を抜いたことにより力を身に付けた。が、力の反動により白髪になったとか…
お手軽パワーアップを「運命」って言葉で片づけてほしくないんだよなぁ…
「ムルカ」の大地の力しかり…これは個人個人の好みの問題だろうけどね。

ってな所でありました。
しかし、多くのお馴染みキャラが出て来たのは嬉しかったなぁ…
他に、ポポロクロニクル内に出てこなかったけどこの時点で生まれているであろう特徴的な名ありキャラや名無しキャラなんかは…

「ポポロクロイス城」の大臣「モーム」
「ポポロクロイス城」の占い師「シター」
「ゴドリフ」の「ナグロ」
「ゴドリフ」の職人の「親方」
「モンスター村」のモンスターに知恵を与えた「魔法使い」
「カナリシア」の村長
「ミサキ家」で隠居している「魔法使い」

(「サボー」もいるだろうけど、「ブリオニア」という離れた地にいるので除外)

まぁ、これら全部網羅するのは限られた文字や展開を考えたら困難だけどね。
ってな所で上巻の感想は以上であります!!

そうそう。
「ポポロクロニクル ~白き竜~ 下巻」 レビュー & 感想」しましたので気になる方はお進みください。

「ポポロクロイス物語 ~ピエトロ王子の冒険~」 レビュー (PSP)

2014-11-30 21:00:02 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
ポポロクロイスシリーズ
PSソフト「ポポロクロイス物語」のダイジェスト
&PSソフト「ポポロクロイス物語II」のダイジェスト
+新たに「闇の獅子王編」を追加したもの
開発はジーアーティスツ/キットピーク
発売はソニー・コンピュータエンタテインメント
2005年2月10日発売

あらすじ
昔々、ある所に「ポポロクロイス王国」という所があり、
そこの王子『ピエトロ・パカプカ』が10歳の誕生日の日
城の人達が祝ってくれている中、本人は寂しがっていました。
祝って欲しい人の中に母親の姿がなかったからである。

そうは言っても、父から「『ピエトロ』を産んですぐに母はなくなった」と聞かされていたので誕生会に参加できるはずなどないのである。
ただそうと分かっていても心に寂しさがよぎる『ピエトロ』王子。

誕生会の後、部屋のベランダから外を眺めていると
『ピエトロ』王子にはに立ち入りを禁じられている城の塔に父が入っていいく所が見えた。
『ピエトロ』王子はベランダに生えたツタで降りて
城の誰からも見つからずに塔の中の父を追った。

父はその塔の部屋のベッドで横たわる女性に話しかけていた。
『ピエトロ』王子はそんな父を見て

ピエトロ「ねえ。おとうさん! その人は誰?
 どうしてこんなところで寝ているの?」

『ピエトロ』王子に問われ
『パウロ』は答える。

パウロ「お前ももう、人の話が聞ける歳だ 
・・・本当のことを話そう

 この人は、我が妻サニア・・・
 そしておまえの母である女性だ」

眠っている女性が『ピエトロ』王子の母であることが明かされる。

パウロ「森の魔女の話だと
 魂だけが闇の世界に行ってしまった
 そうなのじゃ・・・

 それは死んだ者たちの行く世界
 生きたままで行く方法は
 まだ誰にもわからん

 じゃがブリオニアの図書館ならば
 その方法を記した本が
 あるかもしれんのだ」

ピエトロ「おとうさん! ボクそこに行く!
 図書館に行って本を探して・・・」

父はまだ10歳で幼いピエトロを引き留め、大人に任せておけという。

夜が明け、『ピエトロ』は城から出ることにした。
『ブリオニア』の図書館に行く方法を探すことにしたのだった。


冒頭は父である「パウロ」の回想から始まる。
PS版のIをプレイしてない人は中盤に来ての衝撃的事実の完全なネタバレになってしまうが…

PS版をプレイされた方には
『ガミガミ魔王』による『知恵の王冠』強奪から始まるPS版とは異なることは
ここまでのあらすじで分かっていただけただろう。


特徴
・PS版の「I」&「II」部分と追加された「闇の師子王編」のゲームであるが
 任意で遊びたい所を選択する事は出来ず、「I」→「闇の師子王編」→「II」の順で遊ぶことになる。

・戦闘は「II」がベース
 気合いコマンドというものがありこれを溜める事で次の攻撃時に攻撃力が上がる。
 一部キャラ同士は隣接すると特別な技を使える。

・IやIIにあった「おみやげ」はある。

・ムービーは今までの物を流用している訳ではなく全て新規絵である。

点数は35点

良い点
・新規ムービー
・夢玉

悪い点
・イベントや町、大幅カット
・イベント時のボイス未収録
・主題歌なし
・ムービー、影の演出多し
・バグあり

良い点
・新規ムービー
「I」や「II」のムービーは全て一新されている。
ただムービーをただリメイクしているというわけではなく
場面が若干異なっている部分なども見られる。

・夢玉
『夢玉』というものが宝箱の中に会ってそれを取ると戦闘中に使える。
PSソフト「ポポローグ」での傭兵を召喚し攻撃してくれるというわけだ。
ただ、「ポポローグ」キャラの出演はこれだけとなる。(台詞などはない)

悪い点
・イベントや町、大幅カット
驚くべきほどのカット具合である。
これはネタバレに記述しよう。

・イベント時のボイス未収録
「ポポロクロイス物語II」であったイベント時のフルボイスはない。(PS版Iではイベント時のボイスなし)
戦闘とムービーにはボイスが入っているがすっごい寂しい。

・主題歌なし
今までのシリーズは主題歌があったのに今作にはない。

・ムービー、影の演出多し
特徴で紹介した通りアニメムービーは新規絵で
「フライヤーヨットの飛翔」「ブリオニア崩壊」etc…
などが収録されていているのだがアニメを気にしない髭人が

「ん?」

と、首をかしげたくなったほど影を用いた演出が多い。
演出自体は否定しない。効果的な場面もある。
ただ、多用するといろんなことを考えてしまう。
ダイジェストで影響があるムービーのみ新規で問題ない奴は
声だけ新規収録で以前の物を使用してもよかったんじゃなかろうか?
(それが権利的に難しいんだろうか?)

・バグ
「UCJS-10005-8」より前のバージョンでは
『ガミガミシティ』の動力タワーのエレベータを使用する事で不具合の引き金となり
そのままセーブすると第2章「闇の獅子王編」で進行できなくなる。
詳しいタイミングは調べてみてください。
髭人が購入したベスト盤ではバグは発生しない。
ソフト回収、交換、セーブデータの復旧などの対策は行われてはいない。
HPでの呼びかけのみである。
しかも、これが発覚したのはゲーム情報誌だったとのこと(電撃プレイステーション)



髭人にとってこのソフトは初ポポロ作品である。
髭人はポポロシリーズにこのゲームを通じてどっぷりとのめりこんでいった…
PSPで好きな「戦場の絆」が出るという事でPSP本体を購入したんだけど、
他にプレイしたいと思うPSPのゲームがない。
宝の持ち腐れだと思ってゲーム売場をウロウロしていた時、目に留まったのがこのゲームである。
「福島敦子」氏の可愛らしいデザインに惹かれて購入。
昔、アニメなんかやっていて少し気になっていた…というのもある。
購入してプレイ。雰囲気も自分好みで好きになっていく…
『ピエトロ』&『ナルシア』のニヤニヤイベントが多いのがイイ!!

「I」の部分だけをクリアして、取りこぼしのイベントなどがないかと思って攻略サイトを覗くと

「PSP版では町やイベントがカットされている」

とのことで、PSP版の「II」部分に入るのをやめて
PS版の「ポポロクロイス物語」をプレイしたら…

髭人「何、この町!
 何、このイベント!
 知らねーぞ!!PSP版と違い過ぎだろ!」

というのが何度も発生した。
後、このPSP版は万人向けにしているようで非常に難易度が低くサクサク、プレイしていて

「PS版もこんな感じで子供の向けのヌルゲーなんだろ?軽い!軽い!」

と、甘く見ていたら『ピエトロ』達をガチで殺しにかかる敵達の洗礼を受け

「待て待て待て待て!何なんだよ!この敵の本気さは!!」

そんな感じでPSP版のぬるま湯に浸りきっていた髭人は何度となく全滅しました(苦笑)
とまぁ…苦労しつつ「I」をクリアして満足感に浸っていた時

「これでPSP版の『II』部分をプレイしたら
 さっきみたいに知らんイベントが目白押しになるな…」

それを危惧した髭人はすぐにPSP版には戻らずPS版「ポポロクロイス物語II」を購入してクリア。
大満足!!

「さて…PSP版に戻ろう。
 カット部分に確認となるな…
 どんな風に度肝を抜かせてくれるのだろう…」

期待と不安がないまぜになった状態で
PSP版に戻り未プレイであった「II」の部分をプレイする事となるのだが…

髭人「え?ここからそこに飛ぶの?あのイベントは?このイベントは?」

予想通りだった(苦笑)
正直、PS版の両作をプレイした人のガッカリ感が目に浮かんだ。

にしても
容量の問題なのかボイスやイベントカットや主題歌がないのは納得いかんわ。
どこかのサイトではボイス入れるだけの余裕はあるという話だけど…
ゲーム作りについて無知な私には分からん。
というか、ちょっとしたイベント程度の「闇の獅子王編」を入れるぐらいなら
ボイスやイベントを充実してほしかったわ。


結論として…
このPSP版をわざわざ購入するぐらいならば
「プレイステーションストア」の「ゲームアーカイブス」から「Ⅰ」&「Ⅱ」を
ダウンロードするのが利口。

そうだな。
強いて言うなら…このソフトをオススメ出来る人は…

・改変部分を見つけるというポポロ間違い探しをしたいという方
・Ⅱで出番が殆どなかったけど「闇の獅子王」編で若干出て来る『鬼面童子』ファン
・『ポポロクロイス』という名前が付く物はどんな出来であっても
 全てコンプしなければ気が済まないという「ポポロ」マニア

ぐらいの人だろうか?

PS版の「Ⅰ」と「Ⅱ」をクリアして満足している方は
この劣化ゲームを態々、買う理由はない。
またそちら側のゲームを再プレイした方が利口である。



ここからがネタバレ






















あ…そうそう。
イベントで変更点がいくらかみられる。
本作を製作するまでに最初に決められていた設定に対して
後付けしたものなどによる影響だろう。


例えば『黄金の鍵』
PS版では『ギルダ』が

「あたし達一族に代々伝わる一級品の魔法道具さ」

と言っているのだが、
PSP版では

「パウロ国王からお借りした」

と、設定が変更されている(『月の掟の冒険』からの影響だろう)

主要な展開の変更としては
『II』にて『マイラ』に殺された『サニア』を目の当たりにして

「もう世界なんて知った事じゃない!」

と、自暴自棄になる『ピエトロ』

PS版では通常イベントで『白騎士』が『ピエトロ』にグーパンを入れるが
PSP版ではムービーで『ナルシア』が『ピエトロ』に平手打ちするのである。

このムービーのためかPS版にあった「老竜神VSサニア(マイラの魂入り)」はない。
そういった変更点を探していくという自身のポポロ知識を試すのが
このゲームの楽しみ方と言えるだろう。
というか他にはないよ。


悪い点で書いたカットされたイベントや町を書いていこう。

・「I」の町などの建物や町
 『幽霊船』『流され島』『ブリオニア内部』『泉の宿』『ミサキ家』
 『カナリシア』『モンスター村』『ガミガミ魔王城格納庫』『永遠の館」

・「II」の町などの建物
 『ピピカ村』ぐらいか?
 (ゲームを「II」ベースにしているからだと思われる)

・「I」のイベント
 「知恵の王冠を奪われるイベント」
 『幽霊船』
 『流され島』
 『永遠の館』
 「ムービーで氷の魔王を倒した直後のサニアとの親子水入らず散策」

・「II」のイベント
 『コトリコ島』のイベントの直後→『神々の国』
 『神々の国』での試練
 『ピピカ村』

詳しくイベントのカット内容について取り上げよう。

まず「I」
あらすじ部分で書いたが
「知恵の王冠イベント」がないので開始してすぐに
『ピエトロ』は『パウロ』の後を追い、塔で母である『サニア』を見つけ
10年前の『氷の魔王』襲撃の際に目覚めなくなった事を知る。
『ブリオニア』の図書館に母の魂がある『闇の世界』に行く方法がわかると
『フローネル』の魔女が言っていたとのことで

『ピエトロ』は『フローネルの森』に行くと、
『ギルダ』が『ブリオニア』に行く方法をとある魔法使いが実験をしているというので
『ナルシア』を仲間にしつつ『ヤン』の大砲に向かう。

『カナリシア』はないものの、『ヤン』魔法の大砲の単体が『ゴドリフ』手前にあるので
そこから『ピエトロ』は「ゴドリフ鉱山」に向けて発射される事になる。
(発射方向おかしくね?
 でも、「Ⅰ」の時は、『ガミガミ魔王』が大砲に蹴りを入れて
 発射方向を変えていたから着地点が一致したって事でOK?)

『白騎士』は『ゴドリフ鉱山』のオーク達の牢の中にいて、『オーク』のボスを倒すと仲間になる。

上記の通り「知恵の王冠を奪われるイベント」がないので
『フライヤーヨット』の『プロペラスクリュー』を奪われるイベントで代用されている。
つまり、『プロペラスクリュー』を『ガミガミ魔王』に奪われ
『ガミガミ魔王城』に潜伏されるわけだ。
そのあと、『新魔王城』はあるものの城だけのまさに張りぼてという状態で敵は出ない。

『プロペラスクリュー』で『フライヤーヨット』を完成し
乗り込んで『パーセラ』から出港すると
海上でイベントがあって『ピエトロ』&『白騎士』が敵に襲われピンチであると知り
(『幽霊船』ではない)
『ナルシア』が黄金の鍵を『ギルダ』からもらって変身して『カイ」』になり
2人のピンチを救い、合流する(合流するの早過ぎね?)。
『幽霊船』と『流され島』がないので『カイ』合流後、
即「フライヤーヨットの飛翔」の新規ムービーがあり、『ブリオニア』に到着する。

『ブリオニア内部』がないので奥に入ろうとすると
『バルの心臓』が暴走状態って事で浮きながらこちらに会いに来て戦闘となる。
(プレイした人は笑った方も多かろう)

『ガミガミ魔王城格納庫』がないので『ガミガミウイングRX』は
四天王に奪われることなく乗ることになる。(『ブリオニア』の『サブエンジン』はなし)
その際、イベントで縄梯子に乗る事になるのだが、『ナルシア』が『ピエトロ』に

「先に登ってくれない?」

と、自身のスカートの事を気にするさまはカワイイ。
(『ナルシア』は単純にパンツではなくドロワーズをはいているようだが、
 女の子である以上、男に下から見上げられるのは抵抗があるのだろう)

ここだけがこのPSP版の最大の良心なんじゃないだろうか?
それにしてもその『ナルシア』のセリフで気づく『ピエトロ』は察しが良い。
普段は鈍さが凄いのに。

「何で僕が先じゃないとダメなの?」

ぐらい聞き返しそうだけど(苦笑)
ま、フィールド場面では壁の足場などで『ピエトロ』達の上に来ることになったとしても
気にしないのだが(笑)

『永遠の館』がないので『ラダック仙人』に見送られると即、クジラの『マック』がお目見えし、
何の問題もなく『ダーナ』の神殿に到着する。

『氷の魔王城』で『ヤブー』撃破直後に
『氷の魔王』との戦闘(ムービーではなく普通の戦闘)に
入ってしまい倒すとクリアである。
しかも、ここでの氷の魔王の容姿はムービーのものである。
(PS版Ⅰではムービーのものと戦闘する事をはない)
だが、ムービーから推定して100m以上ぐらいもあった『氷の魔王』が
PSP版の敵としてはせいぜい5~10mぐらいしかない。そんな『氷の魔王』を見た人は

「ちっさ!」

と言ったに違いない(笑)。
で、その戦闘で『氷の魔王』倒すと救われてⅠ部分クリアとなってしまうので
だから、『サニア』と町を出歩くことも出来ないし、『ポポロクロイス城』でのラスボス戦もない。


次に「II」
『コトリコ島』のイベントの直後→『神々の国』

『コトリコ島』で『マイラ』に『ピエトロ』が攻撃され、呪われる事になるのだが、
その直後、『ユリウス』の手で『神々の国』へ強制的に移動させられるのだ。
当然、第3章の内容はほぼカットである。
髭人はその時点でPS版「II」をプレイしていたから

髭人「は!?
 い、一体何が起こったんだ!?
 あわてるな…冷静になれ…」

まず、PSP本体を置き

髭人「ここから…神々の国に行くって事はあの町やあの町がカット…」

と、頭の中でゆっくりと整理しなければならないほどだった。
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部に出て来る『ボス』ですら
嫌になるぐらいであろう吹っ飛ばし方である。
(「マルチプルタイタンパーのイベント」、好きだったのになー)
具体的には

『鋼鉄魔王シティの格納庫』
『フンバフンバ村』
『ハタハタ村』
『ラダック仙人の庵』
『剣の山内部』

である。
『神々の国』では色んな神がいるが試練は全てカット。
各神殿にいる神達からのメッセージだけとなる。

おいおいおい…
暫く『ピエトロ』を目が覚まさない事を知っていたからこそ
『ナルシア』の涙のイベントが輝くんだろうが!!
それをこのPSP版!!
『コトリコ島』から『神々の国』に飛ばされ…戻ってきたら『ポポロクロイス城』
そうしたら『ピエトロ』が寝ている…
声をかけても目が覚めないぐらい爆睡しているだけかもしれないじゃないか!!

しかもさ~。飛ばされた瞬間ってのは…
ムービーで『マイラ』からの電撃ビリビリ攻撃(一応呪いだけど)で『ピエトロ』が

「うわ―――――――!」

と、叫んでいる所で
なぜかそんなときに『カイ』がわざわざ『ナルシア』に変身し
それから割って入ろうという所で吹っ飛ばされるんだよね。
(『ナルシア』!そんな所で、変身なんかしている場合かッ!
 しかも影の演出…そこはキチンとアニメーションさせようよ。大事なところですよ。変身って…
 魔法少女の変身って…あ、『ナルシア』は魔女ではないか…)

『ユリウス』が神々の国で『ナルシア』達に

「ピエトロはポポロクロイスに飛ばしたから大丈夫だ」

っていうけどさ。
好きな人が苦しんでいる所からいきなり見知らぬ所に飛ばされて安心なんか出来ねーだろ。
自分の状況含めて困惑するだろ?
ここのカットはあまりにもやり過ぎ。

あ、ここまで書いてみて今、思いついたが
製作側の意図はこうだったのだろうか?

A「このゲームは『ピエトロ王子の冒険』だろ?
 Ⅱの第3章ピエトロ、呪われちゃって冒険していなくね?」
B「じゃ、切っちゃいますか?」

って事で大幅なカットだったんだろうか?
なら納得…出来る訳ね――――だろ――――!!


一応「II」の町は1つもカットされてはいない。
『ギルバート』での移動出来る町の中に入っているからだ。PS版の『日の国』と同じ扱いである。
だが、3章がないため『フンバフンバ村』の
「ウンガガボッコフンガー」のイベントがなくなっていたり、
そんなんでいいの?

にしても『ピピカ村』もないので「温泉イベント」がない!!ない―――――!!
髭人個人としてこのイベントカットが一番許せ――――――ん!!
ここを新規ムービーとして力を入れるべきだろうが――――ッッッ!!
その場面には出てこない『ナルシア』もワープさせてでも連れて来い――――!!
「ユリウス」テメー!人をワープさせるんだろ?今すぐ『ナルシア』を連れて来い――――!
そうしたらお前と娘の不始末は全てチャラにしてやるッッ!!
早く『ナルシア』を温泉に連れて来い!間に合わなくなっても知らんぞ―――――!!
『ナルシア』入りの温泉イベントムービーがあったのなら
俺はこのPSP版の全てを許していたッッ!!
おのれぇ――――――!!


ハッ!?

温泉という事でついつい興奮してしまった…
取り乱してしまったことを心よりお詫び申し上げます。

コ、コホン…
髭人の超個人的願望は置いておいて…話を戻しましょう…


そして、『マイラ』を倒してのエンディング。
上記、悪い点にも書かれている通り主題歌がないため、
「ピエトロの旅立ち」&「小さな花」のBGMバージョンが流れる。
寂しいよー。




さて…
ここまでをまとめると
金をかけずに作ろうとしたドケチゲームだってね。

・イベントでの声を入れないことにより、声優さんのギャラの節約
・ムービーでの影での演出を増やした事により、作画代の節約
・「I」単独の町をカットにしたことによりドット製作作業の節約
・バグ対応はHPで呼びかけるだけという節約

など…
取説など全てが「福島 敦子」氏による新規イラストというわけではなく過去シリーズからの使い回しも目立つ。
力入れて絵が描かれているのはパッケージぐらいじゃないだろうか?(セーブデータ画面はアニメ調の絵はあるが…)




「闇の獅子王編」が追加されたと言っても新たな町やキャラクターは出てこない。
「闇の獅子王」ぐらい?(中身は「パウロ」だけどね)

大体の流れを書くと、『パウロ国王』が突如として現れた呪われた鎧によっておかしくなって
どこかに行ってしまいどうにかしようと思い立った『ピエトロ』。
『ナルシア』&「『ガミガミ魔王』を連れて行き
『ラダック仙人』に頼ろうという事で『ハタハタ村』に行く道中で『鬼面童子』を仲間に加え
『コトリコ島』に行き、そこにいた『闇の獅子王』と戦い
『パウロ』正気に戻すを所が「闇の獅子王編」である。


そんな軽~い「闇の獅子王編」を追加したとお茶を濁し、
ポポロファンを取り戻そうという安易な作品と言わざるを得ない。
無駄を無くすのは必要な事だが、必要な物まで削ぐのは大間違いである。

予算が足りなかったのかもしれないが
だったら何故その予算で「ポポロクロイス物語」の2作品をまとめようとしたのだろうか?

「これぐらいでファンなら釣れるべ?」

という馬鹿にしているとすらこのゲームから髭人は感じ取れたわな。
そうだ。それに関係してはないと思うが…
この作品には攻略本が出ていないのである。

「リメイク版なんだからⅠやⅡの攻略本を使いまわせ」

というのが公式の姿勢なのだろうか?(出版社の製作意欲の問題?)
それでいて、ベスト版を出す。
きっとこのベスト版を出すのも既定路線だったんじゃないだろうか?
一体、どこら辺が「ベスト」なのだろう?
というかこれを「ベスト」扱いするってさ…

「ソニーのPSPの頂きって低いんだな~」

と見られても仕方ないよね。
どこかのゲーム誌の高評価作品みたいだな(苦笑)

しかし、このカット具合など見てこのゲームの扱いは極めて劣悪に見える。
そういった公式のやり方はこの作品のキャラの考え方に似ている。
「ポポロI」や「ポポロII」の
『ヤブー』や『マイラ』である。

前者は、『ピエトロ』の母『サニア』を魔王復活の「道具」と称し
後者は、散々働かせて自分の野望達成の手伝いをさせた部下がすり寄ってきた際
「醜い」と言って殺害し「コイツは『道具』だから私が好き勝手するのは自由だ」という。

公式からしてみれば
この作品は金稼ぎの「道具」にすぎなかったんじゃないだろうか?

まぁ、発売元からすれば

「商品は所詮、道具に過ぎない」

という見方のは分からんでもない…
と言うかそれが普通だろう。
けど、愛や力の入れ方があまりにも見られないんだよな。うん。
あまりにも

「3Dのポポロに不満?じゃ、2Dで出してやるよ。
 だが、中身はおざなりだけどな!!」

っていう意識が伝わり過ぎるんだよな…
てんで隠せていない印象。


でも…
このベスト版があったからこそ
ポポロシリーズにハマったというきっかけを与えてくれた作品でもあるから
髭人にとっては安易に足蹴にする訳にはいかないんだよなぁ…
心境は複雑である…

この作品の結果、ポポロは長い年月眠りにつくことになる…

しかし、それから「ソニー」ではない「任天堂」の「3DS」から
2015年6月に「ポポロクロイス牧場物語」が発売された。
リメイクではなく完全新作そちらを楽しむのが正解と言えるのではなかろうか?
(ただ手放しで大絶賛できる作品ではなかったがこのPSP版に比べたら十分満足の行く出来)

ってか本作は本作ならではのストーリー部分に深みを入れる事は可能なはずだったんだよね。
特に『マイラ』関連でね。
『闇の獅子王』編で糸を引いていたのが『マイラ』であるし
石版を集めて『バルバラン』復活をもくろんでいたのも『マイラ』である。
2つの共通点があるのだ。

「闇の獅子王編」では『ピエトロ』と『パウロ』という親子
「マイラ編」では『サニア』の体を乗っ取り『老龍神』の隙を突いて石版を奪った。
『サニア』と『老龍神』も親子

そうどちらも父と子という親子関係なのだ。
『マイラ』は『ユリウス』との確執があった。
美の女神『マイラ』に対して
醜くなる呪いをかけたのが父である『ユリウス』なのだから

その辺りを『マイラ』の視点から
父と子の良好な関係を持つ存在を自分と重ねて特に妬んだというような描き方をしていれば
本作はPS版2作品にはなかった見所が生まれた可能性はあったんだよね。

が、実際はそんなものはなかった…(悲)




さて、このゲームの締めに行こう。
「I」や「II」のキャッチフレーズから…

「イベントを返せ!」
「ゲームの出来に涙がポポロ」

なお、PSP版にはキャッチフレーズはない。



ファミ通(1344号)買ったよ(ポポロクロイス牧場物語)+α

2014-09-04 21:02:55 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
ファミ通の表紙がポポロだったので買ってきたよ!!



↑大きいの

後、付録もついていたので組み立ててみました。



↑平面



↑組み立てましたーー!
斜め上から見るとこんな感じ



↑組み立てたのを
真横から見るとこんな感じ

ちなみに、切り取り線は「ピエトロ」と「ナルシア」にも入っていて芝生から分離可能(特に使い道もないからやらないけど)

一瞬ファミコンの「うっでぃぽこ」のように紙相撲が出来るのかと思ったわ(苦笑)
ピエトロとナルシアの相撲か。
イメージ出来ないなぁ。


それはともかく一応、記事のポイントだけを載せておきます。
まずはあらすじ

「ポポロクロイスでは『黒獣』という魔物が突如として現れ人々を不安にさせていた
そんな事がある中、ピエトロの誕生日に現れたマルメラという女性。
黒獣対策を持った『ガラリランド』からやってきた外交官。
黒獣対策を学べばポポロクロイスを元の不安などない平和な国にできると考えた
『ピエトロ』はガラリランドに行く事を決意する。

だが、それは『闇のグリフォロト』のポポロクロイス侵略という企みの一部だった。
『マルメラ』が発動した『転移陣』によって『ガラリランド』に転移する事となったピエトロ。

ピエトロは牧場で出会った『光のガラリエル』の詩に導かれ冒険を始める。
『ガラリランドとポポロクロイス、二つの世界を救いたい』とピエトロは旅立つのだった。」

ポイントをいくつか…

・ピエトロは13歳
・ドットではなく3D
・曲は新しいのに加えオリジナル曲も多数収録
・「ピエトロ:折笠 愛」氏、「ナルシア:白鳥 由里」氏
 「白騎士:江原 正士」氏、「ガミガミ魔王:大塚 明夫」氏
 「パウロ:西村 知道」氏、「サニア:佐久間 レイ」氏
 と基本ポポロクロイス物語II仕様だがギルダのみが
 「ギルダ:野沢 雅子」氏。という「ポポローグ」の方も混じっている。
 (IIでのギルダは「水原 リン」氏)
・企画立ち上げ当初は現代風にアレンジされたキャラクターも作られていた。

牧場物語のシステムについて髭人は良く知らんので控える。
しかし、現代風にアレンジされたキャラねぇ…おいおい…
採用されなくて良かった。



↑集合絵、
メイン4人の左脇に「モーム」と「サボー」
右脇「パウロ」「サニア」
エレナがいない所から見ると11~12歳の誕生日ではないだろうか?(エレナはピエトロ12歳の時に生まれている)
しっかしガミガミ魔王、白目が小さくて怖くね?



↑ファミ通表紙のガミガミ

 

↑ Iのガミガミ(40歳)、ポポローグのガミガミ(42歳)

  

↑ IIのガミガミ(45歳)、月の掟のガミガミ(60歳)


そんな所で…
あっそうそう。「ポポロクロニクル」の小説が偕成社から出るそうですよ。
様々なキャラたちのルーツがわかりますぜ。
髭人は一時、公開されていたので既に読みました。だからって本が出たら買うけど
原作者HPの「タモタモの部屋」で参照してくださいねん。


後、ファミ通買ったそんな日に、たまたま寄ったブックオフで「ポポロクロイス物語II」の持ってない攻略本を手に入れたぜ!



↑ 中央の「ジルバ」が主人公のようにしか見えん(笑)
モブキャラの絵が多数載っていてうれしい。
最後には田森氏のインタビューも載っていて満足なり。
スーパーネタバレしているから、攻略本に載せていいんか(笑)

「ポポロクロイス牧場物語」?出るのん?

2014-09-02 20:45:15 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
さてさて…

すぅぅぅぅ~~~~~(息を吸う)

うわああああああああああああああああああああああああああ!!
良かったじゃないかあああああああああああああああああああ!!
ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
よくわかんないけどうおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

ふ~。
見苦しさは百も承知。相変わらずの文字のうるささ(笑)
ただこの感情をストレートに表すのはもう叫ぶしかなかったのだ。

落ち着いて話しましょうか?
どこの話だか知らんけど、ポポロクロイスが牧場物語と融合だそうだ。

ソース元

まだタイトルも確定しているのかよくわからん。
続報をゆっくり待ちましょうか。
「金の月のマヤ」の「複製原画」が当たるなり良い年やな~。うんうん。

その時の記事

しかし3DSか…
持ってないよ。
買うか?でも、ポポロのためだけに買うかぁ?
少なくともソフトは買うけど、本体はちと未定。
貧乏髭人マジツライ(涙)

「金の月のマヤ」キャンペーン、A賞「福島敦子」氏書き下ろし複製原画、当たったァァァァッ!!

2014-06-15 21:00:14 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
6月13日、「金の月のマヤ」のキャンペーン。当たりました。
その時は狂喜乱舞でしたなぁ~。

ウオホオオオオオオオオオオ!ヤッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!イヤッホオオオオオオオオオ!ウレシスギルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!ヤッホヤッホヤッホヤッホヤッホッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!イエイエイエイエエエエエイ!ウオッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!ヌワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!チ!?コノオレガアンナゴミアイテニケダカイチヲ!!ゼッタイニゼッタイニゼッタイニユルサンゾ!!モウコンナホシナドイルモノカ!チキュウモロトモコナゴナニウチクダイテクレルワ!!ナンダトオオオオオオオ!!ヨケラレルモノナラヨケテミロ!キサマハタスカッテモチキュウハコナゴナダアアア!!カンガエタナチクショオオオオオオ!!カ、カケルシカネェ!!サンバイカイオンケンノオオオオオオオオカハメハメダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!オレノギャリックホウハゼッタイニクイトメラレンゾハアアアアアアアアアアアアアアアア!カアアアメエエエエエハアアアアメエエエエエエチキュウモロトモウチュウノチリニナレエエエエ!テヤアアアア!チックショオオオコッタラコトデシヌンダッタラモットブタマンイッパイクットキャエガッタアアアア!!ハアアアアアアアアアアアアアアアアアア!ナニイイイイイイイイイイイイイイイイイ!オレノギャリックホウトソックリダアアアアア!カイオウケンンンン!ヨンバイダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!オサレルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!ウワアアアアアアアアアアアアアア!

ってな所でしたよ。
我ながら文字がうるせぇ…(笑)
あまりにもバカバカしいですがそれだけ髭人が興奮したという事を感じていただければ幸いです。

それですぐに開けるのもありと言えばありだったんですが
時間があるときにじっくりと開けてみようと思いましてね。

それで2日後の6月15日に開封と相成りました。

「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
「デタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

と、歓声を上げていましたわ(苦笑)
にしても、Twitter上で実況していたんですが意外なほど反応が悪かった。
それも当然、世間ではワールドカップの日本戦をやっている時間帯に
一人で開けていればそりゃスルーされるわ(笑)

Twitterで実況したけども今回はブログでじっくりと公開していこうと思います。
言いたい事もあったしな。気になる方はお付き合いくださいませませ。






「包み」
住所や本名が載っているので流石に隠す~。




「包みの裏」
テープが貼られていて、いつもの髭人なら

髭人「面倒くせぇ!」

ビリッ!バリバリッ!!ビリリリッ!!

と、勢いよく開けているのだが今回は貴重なものだからそうもいかない。
向かい合い、なんとなく指紋もつけたくないので薄い手袋を付け両手を上げ包みと向かい合う。
気持ち的にはオペをやる医師そのもの(笑)

髭人「メス!(は無いからカッター)」

ピリリリ…
緊張で手元が震える感じがする。額にうっすら違和感を覚える。

髭人「汗!汗!汗!汗!汗!汗ぇぇぇぇ!!」

助手はいないので自分で汗を拭いて慎重にテープを切っていく。包みを切らないように…
私はクッソ不器用です。



髭人「切開完了」(いつまでオペ気分やねん)





包みを取り除き箱が現れる。
蓋を取るのかなと思って開かない。
どこか、留めているような部分があるのかと丹念に箱を調べると留め部分を見つけ外す。
さて眩しいぐらいの書き下ろし複製原画が顔を出す!?




その前にまだあった。
プチプチがあって小箱の上にメッセージが載っていたよ!




これがメッセージ、下半分の左が田森氏、下半分右が福島氏によるもの



田森庸介氏のメッセージ
竜。
劇中で出て来た「バルサダーク」の田森氏バージョンかな?



福島敦子氏のメッセージ
2014年6月9日というのが見える。めっちゃ最近じゃねぇかッ!
こんな人のトコロに届きました…
喜びました。喜びまくりでしたよ!!
ンンンンン~でも、なんかごめんなさい(苦笑)



更なる内箱
これを開ければ待ちに待った原画があるのか?
我ながら引っ張るな~。ま、髭人のその時の気分を是非とも体感してくださーい。




「やった!キタアアアアアアアアアアアアアアア!ウオオオオオオオオオ!」

って言おうと思ったら

「おっとっと…」

って感じ。言っては悪いけども…取説の紙が邪魔(笑)
そしてビニールと取説を取り去って…

ウオオオオオオオオオオオオオオ!!デタアアアアアアアアアアアアアアアア!
ワアアアアアアアアアアアアアア!!イヤッホオオオオオオオオオオオオオオ!
イエエエエエエエエエエエエエエ!!ヒャッハアアアアアアアアアアアアアア!

興奮で脳汁出まくり!!思わず体が動いて額に

ブッチュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!

とはやってないんだけどね。
そりゃそうでしょ。
だってさ。「なんでも鑑定団」なんかに出品したとしたら

鑑定者「持ち主の唾液が大量に付着していますね。これで元の価格の半額になってしまいます」

嫌すぎるわ!(というか、価値など知らんでいい!気持ちの問題だ!)
手袋を付けてまで開封しているレベルなのに「ブッチュウウ!」はなんて事はしないよ。
恐れ多いわ!
というか足で踏みつけるよりも無礼な行為!
出来るか!そんな侮辱行為!犯罪だわ!

え?何?「ぶっちゅう」の話なんかいらんから、肝心の画像を出せって?
全くあわてんぼさんなんだからー。
もう少し髭人のジョークに付き合ってくれたっていいじゃないですかー。
ダメ?

う~む…仕方ない。
それでは「福島敦子」氏の「書き下ろし複製原画」をご覧になっていただこう!

こちらだああああああああああああああああああああああああああああああああ!
















↓我ながら引っ張るな…(笑)
















………
 ………
  ………

あ?左上のゴミを捨てろだと?

お黙りなさいィィィィィィッッッッッ!!

これは人様の画像を拾ってきたっていうのではなく「髭人」に当たったものだという証明だ!
これを取るなんてありえないことだ!分かったか!文句など言わせぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!




と、ここまで激烈すぎるテンションでお送りましたが(笑)
ヒートダウン…

ここまでの髭人の「金の月のマヤ」について振り返ってみましょう。
何故、狂人と言えるほどのテンションが上がったのかという理由も感じ取っていただけるのではないかという事でね…


ここまで長かった。本当に長かった…
「金の月のマヤ」が発売されることを知ったのは去年(2013年)10月末ぐらいだった。(知った時の記事
発売は12月9日だと原作者の「田森庸介」氏のHPで明かされていた。原作者HP(タモタモの部屋)
楽しみにしてひたすら待つ。まぁそれしかないわな。
そして待ちに待った12月9日!!書店へ急ぐ!急ぐ!急ぐ!マッハで急ぐ!

しっかーーーーし!!

「無ぇ!売り切れたとか!?まさかそんなに人気なのか!?よし別の店だ!」
「無ぇ!1冊ぐらいしか入荷してねぇのか?前の書店もここも!ええい!別の店だ!」
「無ぇ!ここにもねぇ!いい加減にしろ!まだあそこにも書店があった!次こそは!次こそは!」
「無ぇ!ひょっとして今日が発売日じゃねぇ~んじゃねぇか?いやいや…そんな事はない!田森氏が明かしたことだぞ!」

結局、この日、「金の月のマヤ」が髭人の手元に存在することはなかった。12月9日の記事


それから2日後の12月11日。書店に入ってみたらあららビックリ

「おいおい。フツーに売ってんじゃねぇーか」

児童書コーナーの横向きで1巻&2巻が何冊も積み上げられていた。

『おい。タモさ~ん。12月9日に発売だって言ったじゃないですか~』

という心境だった(と言っても田森氏は原作者とて、本の流通に精通している訳じゃないだろうからな。間違いはあるだろう)。
ちなみに、某掲示板のポポロシリーズのスレッドのタイトルで「金の月のマヤ12月9日発売」なんて書かれている。

『それだけ探すのが大変だった訳だから、その分、この作品は楽しいのだろう』

と勝手にハードルを上げて2冊買う。(買ったときの記事
ただ、買ってすぐに読むというわけではなかった。
時期として年末だったものな。色々と忙しかった。
特に、髭人は、年賀状を決まって「版画」を彫っているので、この「金の月のマヤ」を利用させてもらった。
基本2色だし、版画としても作りやすくてグッド!

ここ数年は、版画をやるのが結構な苦痛であった。自問自答する事が多々あった。

「大した反響もねぇのにこんなクソ忙しい年末に版画をやる俺って一体…」

だが、今回は珍しく版画を掘るのが楽しかった。
試し刷りをするたびに良くなっていく版画を見てうれしかった。



年が明け、版画がようやく完成して年賀状を出してホッとした時期に

「遂に読むか?『金の月のマヤ』!!」

という気持ちになって読みました。(「金の月のマヤ 第1巻 ~黒のエルマニオ~」レビュー
一気見という訳ではなく数日に分けて…お楽しみは長続きさせるように…
冬の夜、やっすいインスタントコーヒーをズズズとすすりながら読んでおりましたよ。

読み終えたらレビューを書く。(金の月のマヤ 第2巻 ~秘密の図書館~

そんな事をしながら3巻の発売を待つ。
その時の原作者HP(タモタモの部屋)では

「1月29日発行」と書かれていて「発売は2月上旬?」と非常に曖昧。

前の12月9日に発売しなかった件で

「ファンに嘘ついてしまった」

と心痛めたのだろう…多分。
だから断定的にいうのではなく分からない以上、少しボカしたのだと髭人は思う。
それで書店に行ける余裕があるのなら行ってみようと…

「1巻&2巻が余裕で買えたのだから発売していれば買えるだろう」

という気持ちで2月2日…
やっと…やっと…買えた…(2月2日の記事

今回は間を開けずにすぐに読んでレビューを書きましたー。(「金の月のマヤ 第3巻 ~対決!暗闇の森~」 レビュー
流石に1巻&2巻読んでから期間があったから、復習を込めて1巻&2巻を読み返してからね。

で、3巻の帯にキャンペーンの応募券があるとの事で送った。

「当たりますよーに」

と…
それから暫くして、「マヤ」熱も下がりつつあった時に
某掲示板で「田森氏のサイン会があるらしいぞ」という情報を聞きつけた。

「何だとぉ!?」

すぐに原作者HP(タモタモの部屋)で確認したが変わりはない。

「ガセ?それとも本人の告知は遅らせている?」

なんて考えを巡らせていたら原作者HP(タモタモの部屋)でも書かれていた。
5月3日の上野公園になるとと、4月下旬に発覚した。(サイン会告知記事

「行くかぁぁぁぁ!?上野公園!?」

少し悩んだ。

『様々な出版社が集まる児童書のイベントにオッサン一人迷い込んだら相当、浮くんじゃねーの?』

ギリギリまで渋っていた。そして1つの結論に至った。

『一歩踏み出す事で何か変わるかもしれんし、1人でも多くサイン会に参加する事で田森氏の創作意欲を高める事が出来れば…』
『それに、この日の出来事をブログに書けるしな』

あ、結論2つだった…(笑)
というわけで、5月3日サイン会に参加しましたよ。(サイン会、参加記事
とても優しそうで人の好さそうなおっちゃんって印象だった。
無論、俺も既にオッサンだがな!!
サインをいただき握手もした。



それから少しして思い出したかのように

髭人「キャンペーン当たったんか?外れたんか?」

と、来る日も来る日も待ち焦がれる日々。

A賞の書下ろし複製原画は20名
B賞のオリジナルクリアファイルは300名

って訳だから、少なくともB賞には当たるだろうという勝手に確信を持っていた。
複数応募したしな!
だから

「まだ来ない。まだ来ない。まるでサルカニ合戦のカニになったみたい(『となりのトトロ』のサツキ調)」

などと1人で思う。(笑)
6月のある日、偕成社による「金の月のマヤ」公式のTwitterで5月の時点で

『来月中旬に発送予定』

というツイートを確認。

「知らなかったぁぁぁぁ!!」

というわけで10日以降、気になりまくっていた。
その後、「金の月のマヤ」の公式Twitterを覗いてみたら発送した事を知る。
そこで髭人は当たるのを確実にすべくあるツイートを書き込んだ。

『Twitterの「金の月のマヤ」の公式でキャンペーンの発送をしたとの事…当たるかどうか神のみぞ知るってトコか…私はキャンペーンの「エルマ」にでも祈ってみるか?
「ガミガミ レタアガンゲイセクフシロオキカ」
ガミガミ魔王ならきっとなんとかしてくれる!!』(『』内原文のまま)

劇中のエルマの使い方を真似てみたのだ!(発送終わっているんだから今更やっても手遅れであるのだがな)

6月13日の夕方ごろ、Twitterを覗いていて検索かけてみた。

「金の月のマヤ 複製原画」

ってね。そうしたら、

「当たった」

なる人、発見。羨ましいと同時に何故かへこむ。

「俺は!?俺は!?俺はぁぁぁぁ!?当たったんですかぁぁぁぁぁ!?外れたんですかぁぁぁぁ!どっちなのぉぉぉぉぉぉぉ!!」

そんな感じ(笑)


…………


そんで当たっておりましてねぇ…ハイ…
運が良かっただけ…それ以外に理由はないでしょうね。
いや、ガミガミ魔王のおかげかもしれん。俺がそんなつぶやきをしたからだ!
うん!そうに違いない!!

ブログで『金の月のマヤ』の宣伝をレビュー書いたり、サイン会がある事を告知したり、キャンペーンがある事を包み隠さず書いたりしていたからな。
勿論、『応募した名前=髭人』にしたわけじゃない。本名で応募した。

公式『宣伝してくれた髭人が応募者の中にいるだと!?ならA賞にしてやろう!』

なんて事にはならねぇ。というか、そんなのは良くない。
だから運なのですよ。でも、運だとしても…

「それら全ての髭人の行為が運に傾かせたのだろう。さすが俺!」

などと勝手に結論付けている能天気な俺。
しかし、今回ブログにした事で…

「髭(犯)人はこの中にいる!(当選した20人の中で)」

なんて推理マンガの台詞みたいな事が偕成社側には分かってしまうなー。
怖いよ!怖いよ!怖いよー!バレちゃうよぉぉぉー!(アホか…)


さてさて…しょーもないボケをかましたところで
締めといきましょう。

長文になりましたがここまでお付き合いいただき本当にありがとうございました!
髭人は更に「金の月のマヤ」が続くことを願っておりますます!





PS)あ!ポポロクロイスシリーズでもいいですよ!ウェルカムウェルカム!

「ポポローグ」 レビュー (Play Station)

2014-05-12 21:00:58 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
RPG
ポポロシリーズ2作品目
開発は「ジーアーティスツ」/「シュガーアンドロケッツ」
発売は「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
1998年11月26日

特徴としては
「自動生成ダンジョン」によりローグライクゲームを重きを置いている。
シリーズ随一の仲間の多さ
お土産はメモリーカードにて「ポポロクロイス物語II」に引き継ぎ可能
ポケットステーション対応


お話としては
前作「ポポロクロイス物語」から2年後、
「ピエトロ」が城を抜け出して近くの丘の上で空を眺めていると
突如として黒い影がポポロクロイスを多い尽くし異次元へと引きずり込んでいった。
そこは「夢幻フィールド」と呼ばれる場所で様々な空間から集めた空間で成立していた。
その「夢幻フィールド」を調査に出かけた城の兵士たちは行方不明となり
その状況で、パウロ国王までもが城からいなくなってしまう。
「ピエトロ」は国を元に戻すため冒険の旅に出る。

点数は70点

良い点
・ストーリー

悪い点
・仲間の首から下が共通
・仲間はストーリーでは空気
・出現する敵などに条件あり
・「ナルシア」使用不可

良い点の解説
・ストーリー
家族のつながりが根底としてあるのが良いね。

キャッチコピーは
「『お母さんを返せ!』の次は『お父さんのバカ!』だ」

悪い点の解説
・仲間の首から下が共通
頭は個別のものであるが首から下の体は色違いの共通となっている。
キャラの全身の容姿を一人一人変えていると容量を食うからっていう事が
攻略本の「田森」氏と「福島」氏の対談で書かれていたけど…
「メル」が可愛いから

「メルをメインで使っていこう」

と、思って登場したと思ったら体が普通の人間で(と言っても、頭もそんなに可愛くない)

「え?ええ?コレ、名前が同じな別キャラだろ?」

というぐらいに取説を二度見したぐらいである。

・仲間はストーリーでは空気
入った味方の入れ替えが自由なため
組み合わせを考えると大変な事になるからだろう。
メインとなるストーリーでは殆ど絡まないのである。
寂しい…


・出現する敵などに条件あり
前作にも引き続き「モンスター図鑑」があるが
敵には出現条件があるものがある。
レベルが高まったり、その場所を1度クリアして戻ってくると出現しないなど色々と条件がある。
何事もコンプ癖がある方には結構つらい。
チャートを書かなければならないだろうし、運もあるだろう。

・「ナルシア」使用不可
「ナルシア」は登場することは登場する。
が、「夢幻フィールド」という異世界であるため魔力が弱まっているとのことで
仲間として戦闘に参加してくれることはない。
エンディング後とかで使えるキャラでもいいのに…
まぁ、それで「ナルシア」が上記のように胴体が同じだと困るが(笑)



個人的には「ムービー」がないというのが痛い。
傭兵の体も削るぐらいだからな。相当厳しかったのだろうけどねぇ…

「自動生成ダンジョン」というが、
その階数にあるアイテムは必ず存在し部屋の形状と通路の長さが異なるぐらいなもので
毎回来るたびに攻略の流れが違うといった劇的に変わるものではない。

しかし、コンプが相当困難という事もあってかポポロの掲示板では
かなりのファンが「あれってどういう条件があるっけ?」と質問などのやり取りが今でも行われているほどだ。

やりこみ要素がかなり多いのもまた今でもプレイされる理由のうちなのかもしれない。
「グルメパレス」とか「鍛冶屋」とか…

髭人的にはストーリーの方を楽しみたいと思うのでクリアしたらさほどやりこみはしなかったな。


しっかし「ゼノン」!
てめぇ好き勝手に自爆するんじゃねぇ!

髭人的に「トンクウ」の水着の女性に話しかけたいなと思っていたのだがどうやっても話しかけられない。
同じ事を攻略本の製作者が言っていて吹いた(笑)

ちなみに主題歌の「月の魔法 星の夢~夢を彷徨う人へ」
作詞は原作者でもある「田森 庸介」氏である。

主要キャラ達
←ピエトロ:12歳
今回はどんな冒険になるのでしょうか?

←ナルシア:13歳
登場するものの残念ながら仲間にならず…

←パウロ:42歳
ポポロクロイスの王でありながら今回の件で城から失踪。何やら理由ありそうな様子

←サニア:年齢不詳
パウロ不在のポポロクロイス城をまとめる事となる王妃

←ガミガミ魔王:42歳
相変わらず元気なオッサン。何やらパウロと因縁がありそうな様子。

←ギルダ:Ⅱの時点で800歳超え
ナルシアの姉、今作では何か縁がありそう。

ここからがゲーム中仲間になる人たち
←ダイソン
斧を使う物静かで真面目な奴。ゲーム中ではメガネをかけているように見えたな~

 ←メル
聖魔法を使う猫。
左が攻略本、右がゲーム画面
驚くかもしれないが同一人物である。ポポローグをプレイしたほぼ全員が衝撃を受けた瞬間だろう(笑)

←ロビン
狩人の人、剣も使える。

←レパルド
剣を使う騎士

←ミーシャ
ひょうきんな猿

←ザッパ
太っていてそうには見えないが竜である。
良く寝て、HPを回復させる(笑)

←ドグマ
魔法使いのスケベジジイ。

←ラウラ
盗賊であるので「盗む」を使えるお人

←ボリス
記憶を失ったお人。一体何者なのか?

 ←ゼノン
メルに続き衝撃を覚える奴2号。
どう見ても仮面の被り物をした人間にしか見えないがイラストを見る通り、ロボットである。

←クルト
いたずら好きの妖精

←ミルト
いたずら好きの妖精。クルトの双子の妹

←ユキ
忍者の家計、ムサシの許嫁。一途な女であるがムサシは逃げる。

←ムサシ
忍者の家計、ユキの許嫁であるが、ひたすら追いかけてくるユキに対して、嫌いではないものの一人が良いため良く逃げる。

←タモタモ
仮面のお人。謎多き人、エンディング後に使用可能。

←ドン
シリーズお馴染みの人、エンディング後に使用可能

←ゴン
ドンと同じくシリーズお馴染みの人、エンディング後に使用可能

←???
コイツは何者なのか?それはプレイしていれば分かる。誰かに似ているな~。

ここからがネタバレ






















エンディングが微笑ましくていい。
家族水入らずでいろんなところに旅行している姿にホッコリさせられるわ。

ちなみに、この年のうちに「エレナ」が産まれているので…
あまり考えないほうがいい事かね(笑)

攻略本の「田森」氏と「福島」氏の対談は結構面白い。
「夢幻フィールド」という事で思い付きを入れてみたりとのびのびと製作していたようにも見えた。

でも、下手に入れたもんだから後々出来た設定などで整合性を取るのに苦慮されているようだったな。
特に人間以外のキャラ。
ドラゴンの「ザッパ」とか
王族以外は体が小さい妖精族なのに人間サイズの「ミルト」や「クルト」とかね。

「うるせー!思い付きで作ったキャラなんだ!細かい事聞くなー!」

と、言えないのが原作者様の辛いところだよね(笑)



「田森 庸介」氏のサイン会(2014/5/03,上野公園,「上野の森親子フェスタ」)行ってきたよ。

2014-05-03 21:00:54 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
ゴールデンウィークであるが特に予定もないし、ちょっと遠出すれば行けるのだから行ってみることにした。ブログ等のネタにもなるし(笑)

時間:2014年5月3日、14:00~14:30
場所:上野公園の一部の場所

「上野の森親子フェスタ」というのが行われているとのこと。


髭人は、電車で「金の月のマヤ」でも復習しておくかと、リュックに入れて移動中は読んでいた。

上野駅前に13:30に着く。
上野公園になんて行った事がなかったもんだから、行ったらすぐにわかると思った自分が甘々だった。
も~んのすごい広い場所で様々な目的の観光客が多いので一度調べて会場に向かった。



少し時間は過ぎて13:50




会場に着くといくつものテントが張ってある。
「金の月のマヤ」を出した「偕成社」一社が主催しているわけじゃないからな。他にも多くの出版社が出展していた。

そこで派手な髪をしたオッサンがいたな…
「志茂田景樹」氏だった。

『テレビで見なくなったな…』

と、思ったが

『あ、そもそも俺、テレビ(バラエティ)見てねぇよな』

そんなことを考えながら偕成社のテントを探していると係員が「『田森 庸介』氏サイン会」なんて札(プラカードというほど大きくはなかった)を持っているので



『ここかぁぁぁぁ!!』

まだ14:00にはなってなかったがサインを書いている白髪が目立つオッサンがいた。
髭人の初見は背中を見た。普通の人だよね。まぁ。超人とかアニメの人である訳ではないんだからオーラが溢れている訳はない(笑)

そこで本を買うとサインをしてくれるのだそうだ。
3冊買うと3冊にサインの他に田森氏が気分で絵を描いてくれるようだ。
遠目で見ていたがサラサラッと「ナルシア」やら「竜」とかだった。
と言っても、ゲームの「ポポロクロイス物語」の絵って「福島 敦子」氏のものなんだけどねん。

髭人は1冊購入することにする。3冊買う金は持っていたけど係の人がいて

「多くの人にサインをしてもらうため出来れば1冊に…」

と、言われたからな。
というか、列を見る限り20人ぐらいの男女が常時いた。あまりご苦労をかける訳にもいかん。
その日は晴れていて気温も上がっていた。
会場は外だし「田森」氏は既に還暦迎えている訳だし、去年も軽い脳梗塞で入院していた経緯がある。
過度の負担をかけるのは忍びなかった。

サインの流れとしては
まず、係員から紙とペンを貸してもらい。そこでローマ字で書いてほしい名前を記入。
本を未購入の人は、そこで本を取る。(会計は別で行う)
並んで、順番が回ってきたら田森氏に本にサインしてもらい、一言二言言って握手。
その場から離れ、会計に向かう。
サインは本のみで色紙等はNG。
という感じだ。

髭人は会場に着いてから

「あ…ポポロ原作本にサインしてもらえば良かったか?」

と、家にある原作本の事を考えたが、
今、思えば今回は「金の月のマヤ」のイベント。
あまりポポロ熱を上げるのは、失礼にあたるだろう。
持っていかなくて正解だった。


並んでいる方はポポロファンと見える20代以上の方ばかり。
見ていたらいろんな人がいるもんだわ。

・プレゼントを持って来た方
・自らのポポロ愛を急に熱く語りだす方
・ポポロのおかげでこの仕事をやってますとお礼を言う方。

様々である。

・プレゼント
「色紙に描かれたものでポポロの絵」
「普通につまらない物ですかというような品物」
変わったものでは
「ポポローグの夢幻魔王イドのマスコット」
「マヤのバルーンアート」
を作っていた方もいた。手が込んでいらっしゃる。

感心していたわ。髭人は何かやったのかって?
俺にあげられるものなんてないわ。絵は下手クソだし、手先は不器用。
得意のゲームのレビューでも書いて渡せばいいのかい?(いらねぇぇぇぇぇ!!)

・ポポロ愛を語っていた方
感情のゲージが高まってしまったんだろうなって思う。
個人的にはサイン会では避けるべきだとは思うけどね。
まだまだ待っている人もいるんだし、あまりやりすぎると「ウゼェ」って思われかねない。
アピールするかどうかは難しいところだよね。

・ポポロのおかげで○○の仕事やってますとお礼を言った方
軽く聞いてたら

田森氏「そういう方、多くいるんだよ!」

と、田森氏に悪意はないだろうが言われた方はちょっと辛いわな。
『何だ。俺もその多くの影響を受けた人の一人か…』
ってな感じで。



順番は回り、自分が後3番目ぐらいで

係員「2分ぐらい小休止を」

って言って田森氏は汗を拭いていた。サインを連続となるとやっぱり大変だよね。
休みが終わり、順番が回る。
それで、初めのうちはただ並んでいたんだけどいざ自分の番になると胸が高鳴るのを感じた。

「どうぞ」

目の前にいるのが「田森 庸介」氏
印象を率直に言うのなら『人の好さそうなオッサン』とか『心優しそうなオッサン』『ポポロの雰囲気にあった良い人』という所か?
ちなみに、髭人は何の特徴もないしょ~もないオッサンだがな。

で、サインしてもらう事になるのだが

「Higejin」

ってしようかと一瞬、思った。
ここで使えるし、以前「髭人」という名前で質問を送って答えてもらったこともある…
が、

『覚えている訳ねぇよな』

と、本名にした。それに他の理由もあるのだがブログ上では明かせん。
で、書いてもらい握手

「お体をいたわりながら頑張ってください。応援してます」

と、短くいってその場を離れた。
あまりくどい感じは出したくなかった。アピールもしなくていい。その他大勢でいい。印象皆無で構わない。
サインをいただき、「田森」氏ご本人にちょっとだけでも直接応援しているという事さえできれば…それで髭人は満足である。


握手の感覚は柔らかく温かい感じがした。

『この手からポポロやマヤが生まれたんだな~』

感慨深く思いつつ、会計で本を買い髭人はその場を後にした。



帰りの電車内、まだ本を読み切ってなかったので、田森氏のサイン入りの第1巻を開き、悦に浸りつつ読み、帰りました。


PS)思ったのだが、ちょっと残念なサイン会だったんじゃないかってね。
   集まった人の数が少ないとかではなく、その層。
   上記で書いたけどパッと見、男女20代以上しかいなかった。
   あくまで「金の月のマヤ」は児童書である。(主人公の『マヤ』は小学4年生の女の子)

   女児「田森さん、こんにちは。『金の月のマヤ』とっても面白かったです。続きを書いてください」

   ってな感じなのを待っていたんじゃないかなって…
   だって、20代以上ってそれってみんな「ポポロつながり」だしな。
   純粋に「マヤ」が好きって人がどれだけいたのだろうか?
   (まぁ、公式の売り方も「ポポロコンビ」とかって言っていたけど)
   まぁ、まだ「マヤ」も浸透してないしな。これからシリーズを続けていくようなことになれば
   どんどん大きくなんじゃなかろうか?

PS2)暑い中、「田森」氏もそうですが、偕成社の皆さん、本当にお疲れ様でした。
    サイン会は5月3日のみですが親子フェスタ自体は5日までですから、後2日間頑張ってください。

PS3)(5月5日追記)→のブックマーク欄の田森氏のHP「タモタモの部屋」でサイン会について触れられているな。
    手紙出された方はお返事をもらって羨ましいな~。
    イカンイカン!髭人はあくまで「その他大勢」の立場を崩してはならん!
    私は控えめな現状で満足せねばならんのだ!うん!
    と…自分に言い聞かせて我慢するッ!


    ってな所で髭人は田森氏を応援したしますよ~。

つまらなければ押すんじゃない。

  ブログ王     くる天 人気ブログランキング     PVランキング   ブログランキング   ホームページランキングRank Now!   ブログランキング【ブログの惑星】  ホビー人気ブログランキング   人気WebRanking

  「ポイント・マイル」ブログランキング参加中  髭を剃るとT字カミソリに詰まる - にほんブログ村