highdy の気まぐれブログ

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ひとり旅の覚書き(航空宇宙博物館)

2024年07月05日 | 旅行


かかみがはら航空宇宙博物館
 今回の目的は我が国の
航空機の開発・製造の歴史や技術及び、日本の宇宙開発の技術・歴史を紹介する博物館で学ぶためです。いまさらそんなことを知って何になるの? と言わればおしまいなのですが、深く突っ込まないでください。

各務原市は、岐阜県の南部に位置する大学や研究機関も多い自然豊かな街です。中山道鵜沼宿や河渡の渡しなど歴史ある街でもあり、名古屋近郊のベッドタウンとしても人気があり、近年は人口も増えているとか。とりわけ有名なのが、戦前からの航空機産業だと思います。
 各務原市は「かかみがはらし」が正しい読み方だそうで、
highdy は間違って覚えていたようで「かがみはらし」だと思っていました。博物館の名前をじっくり見て気づき、慌ててこれまでの投稿済み記事を訂正しました。茨城県の方が「訛るな! いばらぎじゃないんだよ!」と怒られるのを思い出しました。



 旅行の2日目はホテルを8時50分に出て
かかみがはら航空宇宙博物館には9時15分に到着。途中、カーナビが車1台がやっと通れるような細い道を案内し、不安でしたがどうもそれが近道だったようです。施設周辺はしっかり大きな道路が整備されていました。
小雨のため車内で開館待ちする5台の車がすでにありましたが、日曜日なので子ども連れのグループです。
会場内も圧倒的に子ども連れが多く、若いご夫婦または祖父母が孫を連れての見学のようです。一部に学生や観光客の団体もありましたが、highdy のような高齢者が一人で見学する姿は見当たりませんでした。騒がしいの振り返ると、例によってC国の若い女性のカップルが盛んに写真のポーズをとっていました。
 地元の方にとっては雨の日に限らず、子供たちを安全に遊ばせるには恰(格)好の場所のようで、highdy 同様年間パスポートを所有されている方も多いようです。子どもは保護者同伴なら無料。大人の入場料もリーズナブル(安い!)で、教育活動で入館する場合は、生徒・学生も申請により入館料を免除になります。
子どもも大人も、航空機などの簡易シュミレーターで操縦士になったつもりで楽しむこともできます。

テレビで何気なく見ている機体も現物を見ると迫力があります。


所狭しと古いものから新しいものまで並ぶ航空機の数々

 歩いていると学生時代に設計や製図に使った機械式計算器・計算尺・烏口(からすぐち:鉛筆書きの上を墨でなぞる墨入れ用具)・T定規・ネコ(用紙押さえ)などの展示に懐かしく感動しました。

懐かしい設計・製図用具と図面の色(青焼き、当時はアンモニア現像)

 highdy が社会人となったとき、ドラフター(当時としては最高級の製図機)は与えてもらえましたが、電卓は入社数年後までなく、いまの100円ショップで買えるレベルが1万円程度でした。平方根や立方根は機械式計算器でガラガラ・チーンと計算し、べき乗やべき乗根は計算尺で求めていました。
小さな数百㎥の貯槽の容量計算に関し、計算機で計算した消防署職員から申請書類の「小数点以下3桁目の数字(つまり、何リットルレベルの話)が違う」と言われ、計算尺で計算した highdy は、「意味のないことだ、課長を呼べ!」と喧嘩をしたことがあります。もちろん、課長は平身低頭で誤ってくれましたが・・・。

楽しみながら知識の取得に
 学生や興味のある方にとってはとても勉強になります。
例えば、飛行機・ヘリコプター・ジェット機・ロケットの揚力
(浮力)推力(前進)はどのようにして得られるのか、その原理をはじめロケットエンジンの種類・燃料(固体・液体・イオンなど)、帆布を翼にした複葉機から戦時中~現在までの戦闘機、各種国産機・救難水上艇、宇宙船の進化を含めて航空機や人工衛星・ISSInternational Space Station:国際宇宙ステーション)の歴史に至るまで、幅広く学ぶことができます。


H-Ⅱロケットの説明パネル


ロケットの説明パネルの傍には一部の実物大模型も


ISSの一部である日本の実験室"希望”の船内実物模型

 また、これらの設計・製造に関わっていた多くの偉人や忘れていた技術内容もリマインドさせてもらい学ぶことができます。
いろいろのブースで説明文・説明ビデオ・シアターのすべての番組を視聴していては、とても1日では回り切れません。
 肉眼でも観測できるISS、中でも我が国の国際宇宙ステーション”きぼう”の実物模型も大変素晴らしいです。はやぶさが小惑星「イトカワ」から、はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」からそれぞれ持ち帰った試料と功績についても、惑星の模型・試料の写真・実行記録などの展示があります。
技術系の方は、何時間いても飽きないでしょうね。


半世紀前にロッキード事件で有名になった機種の一つ

年内にもう1,2回は・・・
 「明治村」も「かかみがはら航空宇宙博物館」も年内には、もう1,2回は訪れます。
もし、同行をご希望の方がおられましたら、メールやメッセージでお知らせください。交通費は一切いただきませんが、入場料
(明治村:2500円、博物館:800円但し60歳以上は500円)や宿代はご負担ください。原則として1泊~2泊です。オプションとして、日本モンキーセンター日本モンキーパーク故玩館の他、犬山城周辺観光を加えることも可能です。
オプションに関しては、highdy は一部すでに 行っているので必ずしも同行動にはならないことをご了承ください。


お詫びと訂正(2024.7.5 18:00)
 コメントにご指摘いただきましたように、日本モンキーセンター(動物園)で日本モンキーパーク(遊園地)は、愛知県犬山市にあ り隣接していますが別物(昔は共通入場券でしたが、現在はそれぞれに必要)です。
動物園をご紹介したつもりが間違っていましたので、訂正してお詫び申し上げます。





本日もご来訪いただきありがとうございました。

 
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
highdyさんへ (遅生)
2024-07-05 15:10:10
生き生きと館内を見学し、どんどん知識、情報を自分のものにしていくhighdyさんの姿が目に浮かびます。
それにしても、すごい行動力ですね。
そのもとになっているのは、あくなき探求心と向上心だと思います。
ブロガーのお手本ですね。
私も多少の探求心はあるのですが、暑さで萎えてしまいます(^^;

ps.日本モンキーパークはどこにでもある遊園地です。日本モンキーセンターでは?
返信する
行ってみたいんですが (うばゆり3)
2024-07-05 16:44:49
こんにちは。

1泊、2泊がネックです。

でもね、こういう記事は宇宙好きにはワクワクします。
で、「かかみがはら」なんですね(;^_^A 
覚えたつもりでも、つい、かがみはらと言ってしまってます。

車でないと不便なようで・・・・
でもメモメモです。いずれ!叶いますように!!
返信する
何でも興味のあるうちは・・・ (highdy)
2024-07-05 18:11:03
遅生 さん

他人を喜ばすのがお得意なようで、身に余るお褒めのお言葉に恐縮します。
誰でも、何かに興味があるうちは、まだ進歩の余地があります。食べること、
遊ぶことに意欲があるうちは、身体も頭もそれなりに元気なものです。
ところで、「日本モンキーセンター」はご指摘の通りです。早速、記事の方も
訂正させていただきました。ご指摘をありがとうございました。
返信する
経験から・・・ (highdy)
2024-07-05 18:25:21
うばゆり3 さん

多分、ペットや介護などで家を空けられない理由があるのでしょうネ。
地名・人名の読み方は難しいですね、人名の場合は大変に失礼になるので注意が
必要です。
約10年間山口~埼玉間を一気走りしていた経験から、ノンストップで走って
もこの辺りから自宅まで5時間かかるので、どうしても宿泊が必要になります。
いずれの施設も公共交通機関はありますが、やはり車でないと不便だと思います。
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