事の顛末一部始終
タイトルは大袈裟ですが、一応事の成り行きを概説します。
① 5月10日
暫く洗車をしなかったので、朝食をしながら紫陽花との ” 相互協力協定!” で2台の洗車を計画、初めに紫陽花車の洗車・拭き取りを完了、2台目のhighdy 車を洗浄する際、右手にシャワーヘッド、左手に洗車ブラシを持って、小型3段脚立の1段目に足をかけ体重移動した瞬間、足を踏み外すと同時に体のバランスが崩れ転倒。コンクリート面なので咄嗟に体を丸め頭を打たないような体勢にしたつもり! 結果、仙骨部と思われる部分を強打、上から脚立が降ってきた形です。
(足を踏み外したのは、冬用靴下を履いてもいいように、長靴のサイズを大き目に選択していて、素足で履くと指先が先端まで届いていないため。)
外傷は後で気づいたのですが、右ひざ内側に脚立の金物が突き刺さったのか、小さな刺し傷が残った程度で出血も殆どなく、傷の周りに打撲と思われるアザが少し残っている程度でした。
② 暫くは何事もなく
腰部分が少し痛むくらいで、紫陽花は大変心配していて医者に行くように言っていましたが、何も問題なく普通に作業を継続でき、拭き取りも完了。
後片づけをして食堂で2人でコーヒータイムを楽しみました。飲み終わって椅子から立つと、腰より下の部分に何となく違和感があり、紫陽花の薦めもあり、和室に移動して横になりました。約10分経過後に準備してあったブログの投稿をしようと、立ち上がった途端、痛くて足に力は入らないし全く歩けない状態でした。
highdy は、これまで大きな「ギックリ腰」を4度経験しており症状は非常によく似ていますが、明らかにギックリ腰とは全く違うものです。
③ 自己診断
先ずは(ヤブ医者より確かな)自己診断で「骨折はしていない、していてもヒビ割れ程度」、外部から触っても「打身で痛む部分は何処も無し」です。
この状態では医者は何もできません。痛みを止めるための注射または服用薬のみです。しばらくの様子見で治らない場合は神経系の問題が残ります。(時として、神経がひび割れ部に挟まれていると、痛みはとれません。)
複雑骨折の場合でも、総体的な形状が保たれていれば、手術も必要はなく痛みを緩和する措置のみです。従い、救急車を呼ぶ必要もありません。
④ 先ずは絶対安静!
そこで暫く寝ていることを決断、 やっとの思いで階段をよじ登り、二階寝室のベッドへ。
二階には寝室の他に書斎や納戸、温水の出る洗面台やシャワートイレがあります。また、我が家には、非常に備えて車椅子とベッドが用意してあります。
(どちらも紫陽花が骨折した時には大活躍でした。通常ベッドは紫陽花が利用し、どちらか体調の悪い人が利用する約束にしてあります。)
ベッドに横になったものの、寝返りもできず初日の夜は大変でした。痛くて力が入らないため、両手に杖を持ってトイレまで歩くのがやっと、無理な力を使って健康な肩まで痛くなってしまいました。昼食も夕食も紫陽花がベッド傍までサービスしてくれました。洗顔・歯磨きにも紫陽花の安全確保の見張りが付き、ベッドでは足湯バケツに湯を貯め、足を洗ってくれたので入浴した気分です。
⑤ 5月11日朝、再診断
テレビを見る代わりに、蔵書から「人体解剖図」(坂井建雄・橋本尚詞 著 誠美堂出版)を出して痛みの研究と再診断です。
ネット上では「誤診の無い迷医」、「無資格の偽(にせ)医師」などと名乗っていますが、素人は手遅れになって困る場合もあり要注意です。
ヒトの脊柱は頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨(尾椎)からなり、それぞれの脊髄に頸神経(8対)・胸(きょう)神経(12対)・腰(よう)神経(5対)・仙骨神経(5対)・尾骨神経(1対)という31対の末梢神経が繋がっています。
症状からして、仙骨神経部に関するもので殿部、大腿後部、下腿や足の皮膚や筋に影響が出ます。
人体解剖図(誠美堂出版)より
衝撃により所定の組織内での位置がずれたのかも? 組織が復活して正常な位置に戻れば、神経への圧迫もなくなり痛みもなくなると推定されます。
いずれにしても医者は何も手の施しようもありません。痛みの緩和だけです
⑥ 天井を向いたままスマホを触るだけ
上記のような状態で、もただ寝ているだけです。先ずは安静第一。たまにキリッと仙骨の内部辺りで痛みを感じるものの、1本杖で何とか歩けます。
夕方になると、なんとか杖無しで壁に手を添えて痛みも殆どなく歩けそうです。杖を持ったまま片足ずつ屈伸をしてみると、昨日のように痛みとともに力抜けることなさそうです。この辺りが highdy マジック と言われる所以で、医者も驚く奇跡的な自然治癒力です。つまり、エンパワーメントの活用です。
ただ、腰掛け状態を長時間保てない(座っていると腰が痛くなる)状態なので、ベッドで天井を向いたままスマホを触る程度です。心の健康な方はそれで治ります。そうでない方は、3倍も4倍もの時間がかかります。(多くの方は自分の心は健康だと思っておられるようですが、実はそうでない方が殆どです。寝ていても何かしら余分な心配をしています。)
⑦ 夜中に寝返りができました!
こうなればシメたもの、治ったも同然! お蔭で熟睡できました。完治が加速されます。3日目(5月12日)の朝がきて、見張り付でゆっくりと階段を慎重に降り、杖無しで廊下が歩けました。
椅子掛けで朝食を済ませた後、普通に歩けそうなので、少しだけ腰に違和感は残っていますが、このまま用心していれば大丈夫そうです。余り動き回らない範囲ながら、メダカの学校に登校、自分で餌をやりました。
そして、約80個の採卵。孵化室を見ると、2日寝ている間に予定通りに10匹以上の針子が誕生、幼児教室へ移動しました。(タイトル写真参照)
皆様に御礼申し上げます。
沢山の皆様から、メール・メッセージ・コメントでお見舞い・応援を頂き大変嬉しく思います。ありがとうございました。
取り急ぎ、この場を借りて御礼申し上げます。直ぐに返信できなくて、申し訳ございません。
結局、痛み止めも飲まず、医者にも行かず、治ったと言っても良いレベルです。念のため週末までは、積極的な活動を控えてのんびり過ごします。
ブログも長時間座ったままではよくないので、少しだけ気楽に進めたいと考えています。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
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