我が家のヒラタケ
一昨日、紫陽花 が庭の花の手入れをしようとして、椿の根元に大きく成長した「ヒラタケ」見つけ、大喜びで2階に居る highdy を呼びました。実はすぐ近くのキャラの樹の下にはシイタケの原木もあり、どちらも元の菌床はご近所の方からいただいたものです。
何にでも興味を示し、すぐ首を突っ込む highdy ですが、別にキノコの研究を始めたわけでも、本格的栽培を計画しているわけでもありません!
一昨日、紫陽花 が庭の花の手入れをしようとして、椿の根元に大きく成長した「ヒラタケ」見つけ、大喜びで2階に居る highdy を呼びました。実はすぐ近くのキャラの樹の下にはシイタケの原木もあり、どちらも元の菌床はご近所の方からいただいたものです。
何にでも興味を示し、すぐ首を突っ込む highdy ですが、別にキノコの研究を始めたわけでも、本格的栽培を計画しているわけでもありません!
眼鏡で大きさが大体わかりますね。
昨日 highdy が午前中に出かける際にふと見ると、さらに大きくなっていて慌てて収穫してもらいました。
ひと晩でこんなに成長! そして結構肉厚です!
キノコ類は成長の早いものが多く、販売する場合は注意をしないと傘が開きすぎて商品価値が落ちることもあるほどです。
若い頃、シイタケの周年栽培システムを設計したことは以前にも書きましたが、シイタケに関する多少知識はあってもヒラタケは全く知識がなく、自然に放置しておいただけなのに立派に成長してくれました。
ヒラタケは「今昔物語」にも記述が登場することから、シイタケの鎌倉時代に比べれば平安時代にはすでに食されていたようです。
キノコの旨味成分
世間では「香りシイタケ、味しめじ」とよく言われますが、正しくは「香り松茸、味しめじ」のことで、物事にはそれぞれ長所があるという例えに使われます。しかし、前者の表現は慣用句としては間違っていても、内容は事実そのものです。
キノコの美味しさ表現としては、「香り・味・食感(テクスチャ)」が良く使われますが、確かに松茸やシイタケは独特の香りが「売り」でしょう。そして味に関してはしめじに軍配が上がるかも。但し、一般に市販されている人工栽培の「ブナシメジ」のことではなく、天然の「本しめじ」のことで何処でも手軽に手に入るものではありません。
ただ、人それぞれに好みもありますので、一概には言えませんね。
食品分野において三大旨味成分と言えば、「グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸」で、それぞれの代表的食品としては昆布・かつお節・キノコが挙げられます。
シイタケにはグルタミン酸・グアニル酸、本しめじにはグルタミン酸、ヒラタケにはグアニル酸など、総じてキノコ類にはグルタミン酸・グアニル酸・一部にはイノシン酸を含むものが多く、特にキノコは胞子がある傘で子孫を残すため、傘のほうに栄養や旨味が集まりやすいことが知られています。
早速試食しました!
メニューに悩みましたが2人で相談の結果、厚底の平鍋でバター焼きにし、出汁醤油と美味しい醤油を少々たらし、とろけるチーズを載せてみました。
香りは特にありませんが、味と食感は大変満足のいくものでした。食物繊維の他に栄養価的にもやカリウムや葉酸なども多く含み、体内の減塩化にも効果が期待できます。
あまりに美味しかったので、きょうはキノコご飯を予定していますが、2人家族ですから他にももう一品作れそうです。
寒い師走の季節、思わぬ自然のプレゼントに感謝です! 来年も期待できるかな?
あまりに美味しかったので、きょうはキノコご飯を予定していますが、2人家族ですから他にももう一品作れそうです。
寒い師走の季節、思わぬ自然のプレゼントに感謝です! 来年も期待できるかな?
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