OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

稽首

2010年02月12日 | 書道・筆文字
稽首とかいて、けいしゅ、と読む。羲之頓首頓首(ぎしとんしゅとんしゅ)などの王羲之の尺讀も伝えられているが、頓首と同じように、地にうちつけるほどのもっとも重い拝礼を稽首という。金文での稽の字は、今は別の字になる「旨」+「頁」をあてた。
この周公キという名称がつけられている青銅器にこの「稽首」がでてくる。
この「稽」を今日の甲骨・金文ワークショップで書いた人がいた。それがとってもチャーミング。この字の目の位置が上とくっついて表情あり。その魅力に感じた人に拍手。

そのワークショップは朝10時から夜8時半となってしまった。滋賀や浜松からの参加者もいて、そのサークルのパワー恐るべし。本物志向だし。
コメント
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