
香記は絵のように書き、観る。
のだそうである。秋桜さんその場でお見事な筆である。
前々回で紹介の通り、高幡不動で、落語「きゃらの下駄」を一席、圓窓さんで笑う。六二万石の仙台藩のお殿様と豆腐屋の水がとりなす縁。
その流れで「伽羅香」と書いて「めいぼくこう」と読ませる香席である。
香木は三つ。試香あり、本香四炉を聞く。
刻々と変化する香。
イメージは無限である。
香を当てるゲームではない、豊かな一時をもてるかだ。
一時一時を楽しみつくす禅の精神であるのだそうだ。
隣から受け、隣に香を送る時、三つ指ついて「本香一炉でございます」とか言うのが似合わないので、いつもだんだん小声になる私である。
香記は、落語の豆腐屋の女房を思わせたコメントをした方に香元から送られた。
一幅の絵のごとくの香記はきっと大事に家に飾られることだろう。
「香、満ちました」
のだそうである。秋桜さんその場でお見事な筆である。
前々回で紹介の通り、高幡不動で、落語「きゃらの下駄」を一席、圓窓さんで笑う。六二万石の仙台藩のお殿様と豆腐屋の水がとりなす縁。
その流れで「伽羅香」と書いて「めいぼくこう」と読ませる香席である。
香木は三つ。試香あり、本香四炉を聞く。
刻々と変化する香。
イメージは無限である。
香を当てるゲームではない、豊かな一時をもてるかだ。
一時一時を楽しみつくす禅の精神であるのだそうだ。
隣から受け、隣に香を送る時、三つ指ついて「本香一炉でございます」とか言うのが似合わないので、いつもだんだん小声になる私である。
香記は、落語の豆腐屋の女房を思わせたコメントをした方に香元から送られた。
一幅の絵のごとくの香記はきっと大事に家に飾られることだろう。
「香、満ちました」
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