帯状疱疹と言う病名を最近よく聞きますが、詳しくは知りませんでした‥<(_ _*)>
2022.5.3付毎日新聞「ご近所のお医者さん」コーナーの、かわもと医院長 河本英恵(大阪市旭区)さんのお話を紹介します。
この病気は体の半分、つまり右側か左側の一部に針で刺されたようなピリピリとした痛み、鉛筆の芯でつつかれたようなチクチクとした
痛みが出現してから数日後に、痛みを感じた部分の近くの皮膚に赤い発疹が出てきます。痛みの症状から始まるため、腰痛や肩こり、寝
違え、筋肉痛と思い、湿布を貼って様子を見る場合が多いようですが、はがした時に皮膚が赤くなっていることに気付き、湿布でかぶれ
ましたと皮膚科を受診し帯状疱疹と診断されることが度々あります。顔半分から頭髪内に発疹が出来ることもあって、四谷怪談のお岩さ
んは帯状疱疹だったという説があります。
この病気は子どもの時に感染した水ぼうそうのウイルスが原因で発症します。水ぼうそうは治った後もウイルスが体の神経に潜んでいて、
免疫力が低下した時例えばストレス、睡眠不足、過労、不摂生などによって、ウイルスが神経を伝わって皮膚に到着し、赤いブツブツや
腫れなどの皮疹が出現します。その期間が数日かかるため、まず痛みから始まるのです。
治療開始が遅くなればなるほど神経の損傷がひどくなるため、皮疹が治った後も痛みが続きやすくなります。3ヶ月以上痛みが持続する
場合は、帯状疱疹後神経痛と言います。数年に及び痛みに悩まされる場合もあります。
普段感じることのない痛みが出た時は、早めに医療機関を受診しましょう。抗ウイルス剤などの治療を早期に始めることで帯状疱疹後神
経痛が出現しにくくなります。
帯状疱疹にかからないようにするためには、全ての病気に言えることですが、日ごろから体調を整え、バランスの良い食事をとり、免疫
力を低下させないことが大切です。
また、50歳以上の方は、帯状疱疹の予防接種が出来るようになりました。
2022.5.3付毎日新聞「ご近所のお医者さん」コーナーの、かわもと医院長 河本英恵(大阪市旭区)さんのお話を紹介します。
この病気は体の半分、つまり右側か左側の一部に針で刺されたようなピリピリとした痛み、鉛筆の芯でつつかれたようなチクチクとした
痛みが出現してから数日後に、痛みを感じた部分の近くの皮膚に赤い発疹が出てきます。痛みの症状から始まるため、腰痛や肩こり、寝
違え、筋肉痛と思い、湿布を貼って様子を見る場合が多いようですが、はがした時に皮膚が赤くなっていることに気付き、湿布でかぶれ
ましたと皮膚科を受診し帯状疱疹と診断されることが度々あります。顔半分から頭髪内に発疹が出来ることもあって、四谷怪談のお岩さ
んは帯状疱疹だったという説があります。
この病気は子どもの時に感染した水ぼうそうのウイルスが原因で発症します。水ぼうそうは治った後もウイルスが体の神経に潜んでいて、
免疫力が低下した時例えばストレス、睡眠不足、過労、不摂生などによって、ウイルスが神経を伝わって皮膚に到着し、赤いブツブツや
腫れなどの皮疹が出現します。その期間が数日かかるため、まず痛みから始まるのです。
治療開始が遅くなればなるほど神経の損傷がひどくなるため、皮疹が治った後も痛みが続きやすくなります。3ヶ月以上痛みが持続する
場合は、帯状疱疹後神経痛と言います。数年に及び痛みに悩まされる場合もあります。
普段感じることのない痛みが出た時は、早めに医療機関を受診しましょう。抗ウイルス剤などの治療を早期に始めることで帯状疱疹後神
経痛が出現しにくくなります。
帯状疱疹にかからないようにするためには、全ての病気に言えることですが、日ごろから体調を整え、バランスの良い食事をとり、免疫
力を低下させないことが大切です。
また、50歳以上の方は、帯状疱疹の予防接種が出来るようになりました。