Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

Generation(ジェネレーション)…

2007年01月08日 | 豆話
朝日新聞のコラムにロスト・ジェネレーションという特集が組まれておりまして…、あまり新聞は読まない方なのですが興味を持ったので読んいます。

昨日の6回目の特集には、なんと…ホリエモンとオン・ザ・エッジ(後のライブドア)を立ち上げ、当時のホリエモンの彼女であった言われている有馬さんが登場していました。

ホリエモンの本にも彼女の事が書いてありまして…当時起業家であった有馬さんの父親から600万円を借り起業したという事が書かれてありました…。

一般的に現在の労働人口を世代別に現すと…、


ここ数年で続々と定年する今の日本経済を支えている言われている、『団塊の世代

団塊の世代を親に持つ1964年~1974年生まれの『ジェネレーションX

それ以降の世代である『ジェネレーションY

そしてこのジェネレーションXとジェネレーションYの現在25歳~35歳の世代を『ロスト・ジェネレーション』というそうでありまして…

そもそもはアメリカの第一次大戦で悲惨な現実を目の当たりにし、従来の価値観に幻滅しいきる意味を見失った若者世代を指すそうなのですが…、日本の場合は90年代のバブル崩壊後からの10年間、就職氷河期と呼ばれ、正社員になれないまま不安定な生活を余儀なくされた世代を指すそうなのです。


僕もちょうど年齢的にこの『ロスト・ジェネレーション』に入りまして…大学卒業後アメリカに渡ったのも、そもそもはこの就職難という事が一番の理由にありました。

このまま就職するよりも英語でも話せるようになって自分の価値を高めてから就職した方が良いのではないか?と思ったからです。

そして一旦は無事アメリカにてですが就職したものの…アメリカに渡ったのが災いしたのか?独立心が強くなってしまったようで…今日は団塊の世代である父の力を借り、零細企業ですが…立ち上げ、なんとか食べていけているような状況でやっています。

しかし同時にこのロスト・ジェネレーション世代は起業家が沢山出ている世代でもあるそうなのです。

この世代というのは戦後の第二次ベビーブームの世代でもあり、激化した競争社会の中で生きていくことを余儀なくされた世代で、この点から見ても独立するという野心を抱く人が多々出てきたという事もあるのではないでしょうか?

プラス、インターネットの普及というのがこのバブル崩壊後すぐにやってきたので…IT系で独立するにはちょうど良いタイミングでもあったのではないか?と思います。

いずれにしてもこの『団塊の世代』が退いていく中、次に経済の中心に立って頑張って行かなくてはならないのは、ジェネレーションX世代であり、ロスト・ジェネレーション世代でもあるのではないか?と思います。

今の経済を支えているのが『団塊の世代』であるならば、僕らの世代が今すべき事は、経済活動から退いていくこの世代の人々からの知識を吸収し、いち早く世代交代する事ではないでしょうか?僕も今年は色々団塊の世代である父から学ぶ事が多々出てきそうな気がしています。




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