大型船舶の製造はとても大掛かりで、良く日本の神戸などにある工場などもTVで見る事がありますが…これはポンコツとなって廃船する際の解体もまた難しいのです。
先日CBSドキュメントを見ていますと…バングラディッシュにあるこの船の解体現場に関する特集をやっていたのですが…これがとても悲惨なお話なのです…。
そもそも世界には4つの主要船舶解体国がありまして…バングラディッシュのほかには、インド、中国そしてパキスタンが挙げられるそうですが…これらの国は全て貧富の差が激しい国でして…もちろんこの解体作業に従事する方は貧困に苦しむ人々なのです。
実際どうやって船を解体するのか?と言いますと…
単純に海外からの船舶を自国の砂浜まで運び、そこで人海戦術によって手作業で砂浜の上で解体されるのです。そして何トンもの鉄の塊を人の手によって運び、鉄としてリサイクルされ再度販売されていくわけですが…。
このような大型船舶には、アスベストや有害物質が積まれている事が多く、使い道のないこのような汚染物質は海の上に放置されているわけです…。もちろん国際条約によって、船を廃棄する際は、これら有害物質を除去してから解体国に出す事が義務付けられているようではあるのですが、船の所有権というのはとても複雑な場合が多く、分からない内にこれら有害物質と一緒に解体されてしまう事が多いそうなのです。
又、大型船舶を保有する経済国で、これらの船を解体しようとすると、とてもコストが掛かる事であり、保有者としては、お金を支払わなければならないのですが、逆にこれら発展途上国にて行なう場合は、リサイクルの対価としてのお金を貰う事ができるそうなのです。
ちなみに僕が見たバングラディッシュでは、解体作業員の日給が1日US$1ドルでした。
ここにも民主主義原理の縮図を見た気がします…。
写真は、Google Earthで見たインドの船の墓場…
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又、大型船舶を保有する経済国で、これらの船を解体しようとすると、とてもコストが掛かる事であり、保有者としては、お金を支払わなければならないのですが、逆にこれら発展途上国にて行なう場合は、リサイクルの対価としてのお金を貰う事ができるそうなのです。
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