ひまひま広場

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ひまひまが、見たこと感じたことをのせていきます。(ネタバレしています)

ノーカントリー ★★★★

2008年03月17日 02時11分56秒 | これ見たよ!(映画)
ノーカントリー ★★★★    日比谷スカラ座にて

             
          ハビエル・バルデムさんのサイン入りでした。
     
     監督 ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
     出演 トミー・リー・ジョーンズ
         ハビエル・バルデム
         ジョシュ・ブローリン

行ってきましたよ~コーエン兄弟の新作を見に!!


驚いた!!
何に驚いたかって、この映画には全く音楽というものが使われていないのです。(音楽だけでなく、セリフも極力少ないんですよ!こんな映画初めてです!)

ある男モスは、とある事件現場から、お金を持ち逃げしたのがいけなかった・・・
そんなモスを追いかけ始めたのが殺し屋シガー・・・
このシガーは殺す!殺す!!どんどん殺す!!!(ただ、彼には殺すためのルールがあるのですが・・・)

そして、そんな殺し屋シガーを捕まえようとするのが保安官エド・・・
彼はシガーを捕まえられるのか

最初からいきなりの殺すシーンです。(こういうのが苦手な方はだめかも・・・)
この殺し屋がとにかく気味悪いの・・・(シガーの髪型も殺す武器も・・・)

序盤から終盤までは凄い緊張感がありますが、それなのにあのラスト!!
あのラストで見ている私たちにどういうことか考えてね!と投げかけているんですよね~ う~んコーエン兄弟はやはりタダモノではなかった!(あのラストに「な・なに?」と思われる方もいるんだろうな~)

作品のなかで好きだったのは、「人生は来るものは止められない」というセリフと、終盤での交通事故で、善良な子供たちがシガーと関わることによってすーっと悪人になってしまうというエピソードで妙に納得しました。

あっぱれ!コーエン兄弟!!
コメント
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