腑抜けども、悲しみの愛を見せろ ★★★

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ　★★★　　　　　DVDにて視聴

　　　　　監督　吉田　大八
　　　　　出演　佐藤　江梨子
　　　　　　　　　佐津川　愛美
　　　　　　　　　永作　博美
　　　　　　　　　永瀬　正敏

　　　　　２００７年　　　日本


北陸の山間部の小さな集落。交通事故で亡くなった両親の葬式の日に、女優になるために上京している長女澄伽が帰ってきて長男・宍道、嫁・待子、妹・清深は戸惑うのだった。


何だか、どこからかそっと覗かれているようなブラックなコメディで、それがまたのんびりとした田舎で起こるために一層恐く思えた。

こんな自己中な役をよくサトエリは引き受けたね～（あの扇風機の前で、封筒を破っている顔は、とても見られないほど恐かったわ）（笑）

しかし、単なる恐い話ではなくこんな中にも兄弟の愛情なんかも描かれ、ちょっと口で説明しづらい作品でした。

そんな中で、天然役の永作さんは存在感もあり面白かった。

★３つの評価ですが、限りなく★４つに近いものでした。