今回は結構真面目に書いてます。はっきり言って長文です。しかも興味の無い方にはとてもつまらない内容です
ただし、ジャッキーママだけは何があっても最後まで我慢して読むこと
ジャッキーママのブログを愛読されてる方は是非そちらから読んでこっちに戻ってきてください
さてさて本日はワン友のジャッキーママと
ツタンカーメン展に行ってきました
場所は・・・
この銅像があって
今話題の
こんなツリーが見える所です
余裕こいて横浜でランチした後12時30分くらいに着いてみると
前売り券を持っていても整理券をもらって入場しなくてはいけないらしい・・・
結局1時間ちょっと時間をつぶしてやっと入場
ひーママが大学で考古学を専攻するきっかけとなった
エジプトの中では最も大好きな時代の世界へ突入です
新王国時代、第18王朝・・・今から約3500年前の世界です。
ひーママはこの時代がエジプト王朝の中では最も富んでいたと考えています。
ちなみにこの頃の日本は
縄文時代です
今やCTスキャンやDNA鑑定に基づき ツタンカーメンの健康状態・死因・死亡年齢
そして今までわからなかったツタンカーメンの実母のミイラも確定され(名前はわからず)
はっきりとした家系図が作成されるまでになりました
今回の展示ではツタンカーメンの血筋であるアメンヘテプ2世・3世・4世や
そしてトトメス4世の王墓からの副葬品やその治世下からの発掘品も多数展示されていました
その中でも驚きだったのはツタンカーメンの祖父(爺さん)アメンヘテプ3世の王妃ティイの
実の両親であるイウヤとチュウヤ(ツタンカーメンからすると曽祖父母)
の墓からの副葬品が多い事に驚きました
話は逸れますが このイウヤとチュウヤは平民だったと言われています
その平民の娘が王の妃となったことで父イウヤは軍司令官となり
母チュウヤは神々の女神官にまでなったといわれています
そしてまたまた話は逸れますがツタンカーメンには2人の子供がいたんですよ。
ただ残念ながら早産で生まれ亡くなっております。
しかしミイラとなって保存され父のツタンカーメンの墓の宝庫内部から発見されています
2人とも女の子でした。
今回は子供の木棺の外棺と内棺も展示されていました。
とてもとても小さな棺で胸が痛みました
我が国と風土・気候が違うのは当たり前ですが、それにしても
約3000年以上経過した今でも色褪せていない遺物たちには
いつ出会ってもため息しか出ません。
美しい・すばらしいの言葉しかありません。
そして金・銀・ガラス・そして様々な石たち・・・まさに富める国エジプトの象徴です
展示品合計122点、約1時間強の見学でありましたが
ひーママにとっては至福の時でありました
1922年英国人考古学者のハワード・カーターによって発見されたツタンカーメンの王墓
撲殺や毒殺説など死亡原因がはっきりとしない時代が長く続ていましたが、
今では科学的根拠に基づき死因がわかっています
彼の墓からは130点の杖と棒が発見されています
そしてこの中の何本かは使用した痕跡が残っていたそうです
ツタンカーメンの父アクエンアテン(アメンヘテプ4世)と母(名前不明)は
両親ともが同じである実の兄弟でした
この近親婚が関係しているかどうかはわかりませんが
ツタンカーメンは生まれながらにして内反足で足が悪く
血液が足の先まで流れにくいことから起こる骨の病気を患っていました
そして馬かもしくは戦車から落ちるという不慮の事故により足を骨折し
それによって塞栓症引き起こした可能性があり
また同時にマラリアも患い、衰弱し死に至ったというのがツタンカーメンの『死』の真相です
彼は9歳で即位し、亡くなる19歳まで幸せだったのでしょうか。
彼の墓の埋葬品の多くからは足が悪いながらも
狩りなどをするアウトドア派だったことがわかっています
今回展示品には腹違いの姉で妻となったアンケセナーメンがツタンカーメンに
花を贈ったり、ツタンカーメンがアンケセナーメンの手に水を注ぐ場面などが
描かれている厨子や小型のゲーム盤と駒そしてサイコロがありました。
もしかしたら生前2人は仲良くゲームをしたりして楽しい時間を過ごしていたのかもしれませんね
エジプト王の中では最も知名度のあるツタンカーメン。
彼の棺には花束が納められていました。これはアンケセナーメンが納めた物かはわかりませんが
短い人生ではあったけど、最愛の奥さんと一緒に幸せな人生だったのだとひーママは信じたい
さてさて これ以上書いても誰も読んでくれないと思うので
ツタンカーメンに対するひーママの熱ーーーーい感想はこれくらいにしておきます。
そして今回購入したグッズは・・・・
左からホルスの眼のキーリング
これは万物照覧の眼と称され保護と安全のシンボルで、エジプト人は『りょうこうな状態にあるもの』という意味でウジャトと呼び、人身保護の護符としていました
その隣はアンクのネックレスで生命的な象徴とされています。またエジプトではアンクの力を
信じる者は一度だけ生き返る事が出来ると信じられているとか・・・
そのまた隣はスカラベのキーリング。いわゆるふんころがし君です。
古代エジプトではその習性が太陽神ケプリと似ていることから同一視され、再生や復活の象徴として崇拝されていました。
そして最後は・・・・キューピーファラオのストラップ。
これに関してはその場の勢いで買ってしまったとしか言いようがない
ここまで書いて家族は何をしてるのかと見てみたら・・・・
何か急に現実に引き戻されるわーーーーーーー
ここまで真面目に読んでくださった方々・・・
忍耐強くよくここまで読んでくださりありがとうございました
名乗り出ていただければ先着1名様にもれなくキューピーファラオ差しあげます
あぁー今日中にアップできて良かった