愛媛新聞 地軸より
「検索の自由」が旗印という。インターネット検索大手グーグルが、
中国政府のネット検閲に異議を唱えた。
政府関与が疑われるサイバー攻撃を受けたと主張し、中国からの撤退を
ちらつかせる。天安門事件の写真、台湾に関する情報の一部などが、
中国国内では見られないことになっている。国家統制にあらがう自由の旗手
―そんな構図から、米欧の各国政府はグーグル擁護の発言を繰り返す。
表現の自由と通信の秘密は、市民社会の最も基本のルールである。
健全な言論のためには検閲などもってのほか。大国としての懐の深さが
中国に求められるのは言うまでもない。
が、地球上の全情報のデータベース化を掲げるグーグルの存在感も、
もはや中国並みだ。検索結果の序列化、除外の作業を一手に引き受け、
扱う情報量は国家の域を超える。
とはいえ、4年前の中国進出以来、検閲に強力してきたのはグーグル自身だ。
グーグル検索で出てこなければ、存在しないことになる―そんな恐怖心は
「グーグル八分」という言葉を生んだ。
情報の管理と統制をめぐる対立の構図は「権力対権力」にも見えてくる。
むしろ国家権力の弱体化とみるべきか。
中国への歩み寄りを進める米欧各国は、一私企業を介した批判しか
できなくなった。ただ、グーグルが撤退したからといって、中国の
検閲がなくなるわけではない。(愛媛新聞より)
なんだか、ちょっと怖い話(^^;
よく理解してるわけではないけど、グーグルの中国撤退は
知る権利に対する中国政府の検閲に反対を表明したこと。
その点はよい行いとされるのかも・・?
でも、グーグルの検索に載らない事柄は、この世にないことにされる・・って
怖くない。私たちの知る権利はグーグルに左右されることになるのだ。
映画の世界のように、一企業が民衆を操る・・てことも可能なのだ・・。
怖い怖い――話でした。
「検索の自由」が旗印という。インターネット検索大手グーグルが、
中国政府のネット検閲に異議を唱えた。
政府関与が疑われるサイバー攻撃を受けたと主張し、中国からの撤退を
ちらつかせる。天安門事件の写真、台湾に関する情報の一部などが、
中国国内では見られないことになっている。国家統制にあらがう自由の旗手
―そんな構図から、米欧の各国政府はグーグル擁護の発言を繰り返す。
表現の自由と通信の秘密は、市民社会の最も基本のルールである。
健全な言論のためには検閲などもってのほか。大国としての懐の深さが
中国に求められるのは言うまでもない。
が、地球上の全情報のデータベース化を掲げるグーグルの存在感も、
もはや中国並みだ。検索結果の序列化、除外の作業を一手に引き受け、
扱う情報量は国家の域を超える。
とはいえ、4年前の中国進出以来、検閲に強力してきたのはグーグル自身だ。
グーグル検索で出てこなければ、存在しないことになる―そんな恐怖心は
「グーグル八分」という言葉を生んだ。
情報の管理と統制をめぐる対立の構図は「権力対権力」にも見えてくる。
むしろ国家権力の弱体化とみるべきか。
中国への歩み寄りを進める米欧各国は、一私企業を介した批判しか
できなくなった。ただ、グーグルが撤退したからといって、中国の
検閲がなくなるわけではない。(愛媛新聞より)
なんだか、ちょっと怖い話(^^;
よく理解してるわけではないけど、グーグルの中国撤退は
知る権利に対する中国政府の検閲に反対を表明したこと。
その点はよい行いとされるのかも・・?
でも、グーグルの検索に載らない事柄は、この世にないことにされる・・って
怖くない。私たちの知る権利はグーグルに左右されることになるのだ。
映画の世界のように、一企業が民衆を操る・・てことも可能なのだ・・。
怖い怖い――話でした。