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自然エネルギーは、あてになる!

2014-01-03 18:10:33 | WWFマガジンより
 ~「脱炭素社会」に向けたWWFのシナリオ

WWFジャパンは、これから先の日本が持続可能なエネルギー社会を実現していくにあたって、

風力や太陽光、地熱やバイオマスといった自然エネルギーからの供給を100%にすることを目指して、

将来への道筋を描いた報告書『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案』を2011年から2013年にかけて、

順次、発表しました。WWFジャパンがこの提案をまとめた意図、そしてその内容についてご紹介します。

進む温暖化の影響が明らかに

 9月27日、スウェーデンのストックホルムでIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による第5次評価報告書の

第1作業部会報告書が発表されました。IPCCとは、世界気象機関と国連環境計画によって1988年に設立された

国連の組織で、気候変動に関わる科学・技術的および社会・経済的知見をまとめて発表しています。

 今回の報告書は、人の手によって引き起こされた温暖化がいっそう進んでいる現状を示すものなりました。

特に、温暖化が人間活動によって引き起こされている可能性は「95%以上」と記され、人間活動が20世紀半ば以降に

観測された温暖化の主な要因であった可能性が極めて高いとされました。

また、今後の気候変動の予測もいくつかのシナリオとして示しました。それによると、大気中のCO₂濃度が最も

上昇するシナリオの場合、世界の平均気温は1986~2005年と比べ今世紀末に2.6~4.8度上昇する可能性が高いことがわかりました。

また、海水温の上昇と氷の融解も進み、今世紀半ばには、夏場の北極海の海氷がほぼ消滅する可能性が指摘されています。

 温暖化の深刻な悪影響を防ぐには、世界の気温上昇を産業革命前に比べ「2度未満」に抑える必要がありますが、

そのためには、CO₂を大量に排出する石炭や石油など化石燃料に依存した世界エネルギー供給のしくみを、

再生可能な自然エネルギーからの供給へと大幅に転換しなくてはなりません。



地球の仲間 みんなで行こう。人と一緒に、未来の地球へ

                                 WWFマガジンより

 ほんとに大変なことなのでしょう。

立派な教育を受け、たくさんの国民から支持されて代表になった政治家の皆さんが決断できないのは

でも、今こそ戦後一度の戦禍に巻き込まれることなく平和を維持してきた知恵と努力を

世界の平和と人類、動植物のために使って、自然エネルギーからの供給を決断して欲しいとせつに願います。

孫たちに託す未来が平和で幸せな世界になっていることを・・

                            2014年