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自然エネルギーは、あてになる②

2014-01-08 18:37:15 | WWFマガジンより
技術的には十分可能

 しかし、現実的にそれが可能なのかと疑う声は少なくありません。

そこでWWFインターナショナルは、気候・エネルギーに関する世界有数のコンサルタント企業であるエコフィスに、

2050年までに世界全体のエネルギーを全て自然エネルギーで供給できるか否かの検証を依頼。

エコフィスは、既存の技術のみを活用することで、2050年までに世界のエネルギー需要の95%を自然エネルギーで供給可能と結論づけました。

WWFインターナショナルはこれを基に、残る5%は今後の新技術の伸びに十分期待できると判断。

エコフィスのシナリオを更に確実に実現するための10の提案など加えた報告書を、2011年2月3日に公表しました。

震災後の日本では

 この報告書が発表されてから間もなく、日本では東日本大震災に伴う原発の事故が発生。

長年、原子力を基幹エネルギーに据えた政策を推進してきた日本政府にも、今後のエネルギー供給源を再考する動きが見られ始めました。

そこでWWFジャパンは、日本でも「自然エネルギー100%」が達成できるか独自に検証することにしました。

㈱システム技術研究所にシミュレーションを委託し、その結果を受けて、2050年までに日本のエネルギー需要を100%自然エネルギーで賄うことは可能だと結論。

目指すべき方向性と施策をまとめた報告書『脱炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案』を発表しました。

 報告書は「省エネルギー編」「100%自然エネルギー編」「費用算定編」「電力系統編」の4つの分冊から成ります。

エネルギー政策に関する政府の議論の動きをにらみつつ、タイムリーな分析結果を発表することで、WWFの主張するポイントを

今後の政策に少しでも取り入れてもらいやすくするため、2011年7月から2013年9月にかけて順次公表されました。

                         WWFマガジンより



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