長い1日

昨日5時半前に、息子は出発した。
私は家で見送り、実家に住む息子の奥さんが途中駅から一緒に羽田まで行った。

前日も準備でバタバタし、私にアップルウォッチをプレゼントしてくれると言いながら
一緒に買いに行く時間はなかった。

家から羽田まで、そして通常より2時間長くなっているフライト時間、全部で18時間ほどで
ヒースローに着いたとLINEがきた。
その後ホテルにチェックインし、3週間ほど滞在するホテルの写真が送られてきた。

それまでの時間の長かったこと。

夫が亡くなった時、葬儀のこと、相続のこと、自分の病気の事、夫の母が認知症であること
たくさんの課題があり、寂しさを紛らわすことができた。
息子は入社2年目で法人営業部にいて、毎日帰りが遅かった。
一人で食事することが多かったが、土日は息子がいた。

いずれ家から出ていくことはわかっていたし、望んでもいることだったが
ここ2年はコロナのため在宅勤務で、小さい頃のように一緒に過ごす時間が多かった。
それは普通ではないことだが、そこから一気に遠くに行ってしまった。

想像していたよりも、寂しい1日だった。

今朝、そろそろ寝るころの息子とLINEのやりとりで
初日だからじゃない？　と軽く言われ、
なるほどと納得し、少し心が軽くなった。

数学グループの会長からは、今年度のニュースレターの計画を立てるように連絡があり
教授への原稿依頼もしなければならない。
パソコンレッスンのグループからは来月の日程について調整があり
ピアノの発表会まで2か月を切り、、、、

いつもの私の生活が続いている。


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