いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

ベスト縫い終わりました

2009年10月26日 | 手作り

昨日朝の雨に濡れて寒そうに咲いていた帰り咲きのバラです

 

 

 

ベストがボタンホールを残して

やっと縫い終わりました

裾は千鳥掛けで縫いますが

荒い針目です

 

見返しの裾は少し控えてアイロンで折り目を着け

奥まつりにします

 

ざっと裁ってあった裏地を切り直します

 

 

裏地は立てまつりにします

此の様な裏地のつけ方は

横浜の高級仕立ての方に習った付け方で

表地の上等な物は、裏地が痛んだ時に

裏地を外して付け直し、着続けるのだと言う事でした

裏地と表地の境には飾りのブレードを付けるのですが

私用の場合は飾りは省いています

今では通用しない仕立てですが

良い生地で丁寧な仕立ての服は体型が変わらない限り

20年は着たそうです

 

スタンドに比べて大分豊かな仕立てなので

モデルさん並に後ろで洗濯はさみの

お世話になって居る画像です

ダーツの先の皺が寸法の違いを物語っています

 

今日はこれからサントリー美術館の

「美しの和紙」の展覧会に行ってきます

 

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