迷役者・チビチビ軍団

　保育園の保育発表会があった。チビ太郎は芝居もどきの「大きなかぶ」と歌「おつかいアリさん」「まつぼっくり」、チビ子は劇「オズの魔法使い」と歌「はじめの一歩」「指文字あいうえお」、合奏「にんげんっていいな」と盛りだくさんの内容！・・・寒い園のホールの中で地べたにマット敷いて、お尻の痛いこと（涙）。

　しっかし、なんですな。うちのチビチビ軍団は誰に似たのか本番に強いというか、舞台度胸があるというか・・・。年長のチビ子は言うにあらず、チビ太郎もこれがまたエライ目立ちようで・・・。
　前々から先生に「チビ太郎くん、ものすごい大きい声で歌ってくれるしね～。盛り上げてくれるのよ～（笑）。」とは聞いていたので不吉（？）な予感はあったのだが、幕が上がるなり舞台袖から満面の笑みで手を振り飛び跳ね、出番が来るとものすごい勢いで登場して客席の笑いを買い、でかい声で歌い、思いっきり歌詞を間違い、これまたでかい声で「間違えた～！」・・・これで周りの笑いをとらない訳がない。私もおかしくてお腹が痛くなるほど笑ってしまった。
　友達のお母さん方からは「さすがチビ太郎、期待に応えてくれるなぁ（爆）。」という絶賛（？？）まで頂いたのだが、担任の先生曰く「今日はいつもより大人しかったわ～。緊張してたん？」と言われ、地面にめり込むほど衝撃を受けた。どんな騒ぎで練習してたんやろか・・・（汗）。

　チビ子は「オズ」ではドロシー役を頂き、家でも真面目に台詞の練習をしていた。その甲斐あって、なかなか落ち着いて堂々としたドロシーを演じていたのだった。噛む事もなく、間違える事もなく、あわてる事もなく、芝居も歌も木琴演奏も着実にこなしていた。さすが長女！しっかりしておりま。

　二人とも人前で何かパフォーマンスをすることには抵抗がないようで、これは将来楽しみだったりして（笑）。私も大概舞台好きだが、この二人も同じようにきっと出たがりの素人エンターテイナァ道を突き進んで行く事だろう。
　ふっふっふ・・・。楽しみだなぁ・・・。（悪魔のような母？）