丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

インフルエンザあれこれ

2009年10月19日 | 医療・介護・健康
 新型インフルエンザの勢いがとまらない。まったく困ったものだ。チビ子の通う小学校も入れ替わり立ち替わりで学級閉鎖になっているし、職場の近くの小学校は学校閉鎖になっている。大阪は春にインフルエンザの洗礼を受けている分、今回は結構冷静に対処しているような気はする。もっとも「心配するのに飽きた」んじゃないかという話もあるが(笑)。

 チビ子がこの土曜日に熱を出した。来たか、来たか~?! と思ったが、三十七度前後から上には上がらない。前日の晩に首が痛いとか足が痛いとか言っていたので、「これは上がるぞ」と覚悟していたのだが。結局日曜日の朝には平熱に戻り、いつも通り外で遊んでいた。もうちょっとゆっくりしていてもいいような気もするが、しんどくなければ子供はウロチョロしますわな。
 今朝も平熱。頭痛なし。関節痛なし。少々咳が出るみたいなので、マスクを持たしてとりあえず学校へ向かった。
 ま、これはこれで良かったとして……。

 新型インフルエンザの予防接種が始まったらしい。もっとも優先順位の上位である医療従事者からだが……。
 この優先順位ってどうやって決めたのだろうか。ナニがおかしいって、医療従事者には福祉関係者は含まれないのだ。何故ヘルパーさん達が含まれないのか???
 勿論医者も看護師も大切だが、病人、それも極めて体力のない病人に一番長く緊密に接するのは間違いなくヘルパーさん達だ。
 どこの訪問看護事務所や病院でもインフルエンザ対策のマニュアルがあって、恐らく「家族内で感染者が出た場合は本人が罹患していなくても一週間業務を休む」というような規則があるはずだ。
 しかし、小さな事務所などはこういうマニュアルがあっても結局ヘルパーさんが出勤するというケースがあるらしい。人手不足から急なシフト調整が出来ないのだ。
 こういう状況があるというのに、なんでヘルパーが優先順位の上位に入っていないのか? 療法士はいいよ。一回リハビリ休んだからって、生命に直接関わる事はまだ少ないから。でもヘルパーさんは違う。ヘルパーさんがこなければご飯もろくに食べられない利用者がどれだけたくさんいる事か。これは病人の生存権に関わるんじゃないの?
 厚生労働省ももう少し医療福祉の現場をちゃんと見てほしいものだ。

 とにかく愚痴っていても始まらない訳で。インフルエンザに罹らないために、しっかりウガイと手洗いをするしかないって事ですな。




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