♪噂に聞こえた凄いヤツ~
キック アタック 電光パンチ!
生まれ変わった不死身の身体~♪
すみません。いきなり歌ってしまいました。ちょうど私がチビ子くらいの頃でしょうか。日曜日の七時から(世界名作劇場の前)に放映されていた「新造人間キャシャーン」、好きだったんですよ。内容はさっぱり覚えていませんが、白い全身タイツのお兄さんが素手で巨大な悪ロボットを叩き割るアニメ。ロボットの犬とかロボットの白鳥とか、子供心をくすぐりました。その映画化(?)という事で、テレビでする時は観ようと思っていたわけです。で、観ました。
感想ですか?う~ん、感想ねぇ。「キャシャーン」ではなく「CASSHERN」なのですね。内容に関しては、単純に「好き」「嫌い」の二者択一ならば、「嫌い」ではない・・・くらいでしょうか。アニメのように「アンドロ軍団倒すため」闘うという訳ではなく、禅問答のように「生死」「戦う意義」「憎しみの連鎖」などを戦いながら語るというような、非常に紀里谷さんの価値観や哲学を表に出した作品なのでした。ちょっとガンダムチックですな(笑)。・・・お主、同世代だな(笑)?
ただ、こういう内容って特に目新しいこともなく、SF好きの早熟な中学生でも同じような発想はするんですよね。それを小説やマンガといった手法をとるか、お金使って映画にしちゃうか・・・。
ま、そんな訳であえて内容については批評せず、低~い次元の感想を(笑)書くとしましょう。
キャシャーンのボディ・スーツがごわごわしている!これはいただけません。キャシャーンと言えば、恥ずかしい純白の全身タイツがお約束ではありませんか。あんなごつごつした背骨が浮き出ていて、指紋のような細かい溝がいっぱいついているようなモノはあきまへん。しなやかな肉体に貼りつく、こっぱずかしい全身タイツにしてください(笑)。それもダンサー体型が前提です!
そういえば、あの時代のアニメの代表作「ガッチャマン」も全身タイツ系でしたね。あれも好きだったなぁ。・・・私って、子供の頃からダンサー尻のタイツ好きなのかも?
キャシャーンの決まり文句といえば、「キャシャーンがやらねば誰がやる!」という、ナレーションですが、冒頭のナレーションは恐らくアニメのナレーションをしていらっしゃった方(納谷吾郎さんでしょうか?)だったように思います。でも「キャシャーンがやらねば誰がやる!」はなかったんですよね。これもやって欲しかったなぁ。
ついでにもう一つ。フレンダーが普通の犬でした。せめて青いアイボにでもしてください。
こんな文句を書いているうちに、恐ろしい想像がムクムクと湧き上がってきました。
「キャシャーンがやらねば誰がやる!」
「私がやる!ぬは、ぬは、ぬは、ぬはははは!!ストレッチマン参上!!」
・・・申し訳ありません。判らない方はNHKの子供番組「ストレッチマン」http://www.nhk.or.jp/sman/hp/を検索してみてください。絶対笑えます。
ちなみに、土曜日の「親と子のテレビスクール」にもレポーターとしても出てますよ。「エイゴリアン」のマイケルと一緒に『こっぱずかしいオヤジコンビ』で・・・。NHKのセンスって、時々怖いです(笑)。